ポッカレモンは体に悪いって本当?理由は?添加物や栄養成分・効能なども紹介!
【管理栄養士監修】ポッカレモンは体に悪いと言われますが本当でしょうか?今回は、ポッカレモンが体に悪いと言われた理由や、添加物は含まれているのかどうかも紹介します。ポッカレモンの栄養成分・効能のほか、使い道・活用レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
ポッカレモンの添加物は厚生労働省が定めた基準値にのっとり添加されています。しかし、それでも添加物が気になるなら、添加物が含まれていないポッカレモンも販売されているので、そちらを購入するのがおすすめです。レモンも有機レモンを使用している部分も安心と言えます。
反対に、酸味料や保存料などの添加物を加えて使いやすくしたポッカレモンプッシュもあるので、長期的に保存したい場合はそちらを選ぶとよいでしょう。
ポッカレモンの栄養成分や効能は?
出典: @Gyozakai_u
ポッカレモンに含まれている栄養成分や効果を説明します。レモンは体に良いとわかっていても、日常的に丸ごと食べることはありません。ビタミンCやクエン酸が豊富に含まれているポッカレモンはレモンの栄養を手軽に摂れる調味料なので、上手に取り入れましょう。
①ビタミンC
ビタミンCは風邪予防に効果的な栄養として知られており、主に冬に食べた方が良いイメージがあるかもしれません。しかし、美肌効果や紫外線からのバリア機能も高める効果があるので夏でも積極的に摂取するのがおすすめです。水溶性の成分であり、普段の料理では摂取したつもりでもそれほど多くは摂れていないことが多いです。
ポッカレモンはレモンの成分をそのまま摂取できるのでビタミンCが不足していると感じたら取り入れてみると良いでしょう。また、摂取し過ぎた場合でも、排出される過程で大腸で善玉菌を増やしたり便を柔らかくしたりする嬉しい効果もあります。
さらに貧血気味で鉄分が不足している場合にも、ビタミンCと一緒に鉄分を摂取するとキレート効果で効率的に鉄分を体内に取り込めます。(※1)
②クエン酸
クエン酸は疲労回復や筋肉痛の抑制など、運動に関する効果が注目されています。また、ダイエットにも効果的で、クエン酸回路と呼ばれる炭水化物、脂質、タンパク質の三大栄養素の代謝の過程でクエン酸は着火剤のような役割を果たしています。夏バテにも効果的なので夏には積極的に摂りたい栄養です。
さらにクエン酸は、石鹸かすなどのアルカリ性の汚れ落としにも効果的で掃除にも使えます。古くて調理に使えなくなったポッカレモンがあったら、お風呂場やキッチンの掃除に使用してみましょう。化学薬品ではないので、小さな子供がいても安心して使えます。(※2)
③カリウム
カリウムはむくみに効くとされ、塩分のとりすぎや高血圧が気になるときのほか、ダイエット中にもおすすめです。むくみは放置しておくとそのままセルライトとして蓄積されていき、簡単には落ちなくなっていくのでこまめに落としていくのが最善です。現代の食事は味付けが濃く塩分を知らず知らずのうちに過剰摂取していることがあります。
カリウムはナトリウムが腎臓で再吸収されるのを抑制して尿と一緒に排出する働きがあるので、塩分の摂り過ぎが気になる時には意識的に取り入れてみましょう。(※3)
ポッカレモンの使い道・活用レシピ
ポッカレモンを購入しても使いきれずにいる時は、料理に積極的に使っていきましょう。少しだけでもさっぱりとした味わいで料理を美味しくできるので、ポッカレモンはおすすめの調味料と言えます。いくつか紹介するので参考にしてください。
①ドレッシング
市販のドレッシングは塩分が多くなりがちですが、ポッカレモンを使用したドレッシングは塩コショウを好みで入れられるため、塩分を控えて作ることもできます。カリウムの効果もあり、高血圧やむくみが気になる場合にも効果的なおすすめのレシピです。