グレープフルーツのカロリー・糖質量は?ダイエット効果ある?食べ方の注意点なども紹介!

【管理栄養士監修】グレープフルーツのカロリー・糖質量を知っていますか?今回は、グレープフルーツ(100g・1個)のカロリー・糖質量を他の果物と比較しながら紹介します。グレープフルーツのダイエット効果にくわえ、食べ過ぎなど食べ方の注意点も紹介するので、参考にしてくださいね。

専門家監修 |管理栄養士・栄養士 鈴木真美
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管理栄養士。一児の母。 社員食堂や学生食堂のメニュー開発等を行うほか、摂食障害を克服した経験から啓発活動を行っています。 そのなかで、心と身体が健康になる食とは、...
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管理栄養士。一児の母。 社員食堂や学生食堂のメニュー開発等を行うほか、摂食障害を克服した経験から啓発活動を行っています。 そのなかで、心と身体が健康になる食とは、単に栄養がつまった食事を摂るだけではないと気付きました。 あたたかい食卓は心と身体をつくります。人と人の心をつなぎ命をつないでいきます。そんな食卓が増えますように。お手伝いしたいと思っています。

目次

  1. グレープフルーツのカロリー・糖質量は高い?
  2. グレープフルーツ(100g・1個)のカロリー・糖質量
  3. グレープフルーツのカロリー・糖質量を他の果物と比較
  4. グレープフルーツのダイエット効果は?向いてる?
  5. ①GI値が低い
  6. ②脂肪の燃焼効果
  7. ③代謝がアップ
  8. グレープフルーツのダイエット向きの食べ方は?
  9. 食べ過ぎない
  10. ジュース・缶詰でなく生で食べる
  11. グレープフルーツのヘルシーなダイエット向きレシピは?
  12. ①トマトとグレープフルーツのサラダ(28kcal・4.2g)
  13. ②グレープフルーツのカプレーゼ(156kcal・7.7g)
  14. ③グレープフルーツとキウイのスムージー(91kcal・17.6g)
  15. グレープフルーツはヘルシーな食材

グレープフルーツのカロリー・糖質量は高い?

生のまま手軽に食べることができるグレープフルーツですが、カロリーと糖質量を気にして食べたことはありますか?グレープフルーツ(100g)と1個(250g)、おなじみの7種類の果物(100g)のカロリー・糖質量をご紹介します。他の果物と比べてどれだけ差があるのかも分かりますよ。

※本記事のカロリー・糖質量などは日本食品標準成分表を情報源にしています。(※1)
※本記事のカロリー・糖質量などは基本的に100gあたりの値です。

グレープフルーツ(100g・1個)のカロリー・糖質量

出典:https://cdn.slism.jp/calorie/foodImages/107062-5.jpg

グレープフルーツ(100g) グレープフルーツ(1個
カロリー 38kcal 95kcal
糖質 9g 22.5g
食物繊維 0.6g 1.5g
炭水化物 9.6g 24.0g
タンパク質 0.9g 2.25g
脂質 0.1g 0.25g

グレープフルーツのカロリー・糖質量を他の果物と比較

果物 カロリー 糖質量
グレープフルーツ 38kcal 9g
バナナ 86kcal 21.4g
スイカ 37kcal 9.5g
ブドウ 59kcal 15.2g
りんご 54kcal 14.6g
パイナップル 51kcal 11.9g
キウイフルーツ 53kcal 11g
みかん 45kcal 11.1g
もも 40kcal 8.9g
いちご 34kcal 7.1g

上記は、バナナやブドウなど100g(可食部)当たりに含まれるカロリーと糖質量を記載したものです。グレープフルーツのカロリーが38kcal、糖質が9gなので、ももと同じ位のカロリー・糖質量であることが分かります。

ももといちご以外の果物はカロリー・糖質量ともにグレープフルーツより高い数値となっており、特にバナナは群を抜いて高くなっています。カロリーや糖質の数値を気にするのならバナナやブドウなどの甘い果物よりグレープフルーツを選ぶと良いでしょう。

グレープフルーツのダイエット効果は?向いてる?

グレープフルーツは皮を剥いて食べる以外にも砂糖をかけたり、ジュースやゼリー、爽やかな酸味がサラダともマッチして様々な料理に使われていますが、ダイエット効果はあるのでしょうか?工夫次第では、グレープフルーツの効果がより発揮されるかもしれません。

①GI値が低い

GI値とはグリセミック・インデックス(Glycemic Index)の略で、その食品が体内で糖に変わり血糖値が上昇するスピードを計ったものです。つまり、この値が低ければ低いほど血糖の上昇が抑えられ、膵臓から出るインスリンの分泌を抑えることができるので肥満予防に効果が期待できます。

グレープフルーツの他に先ほど比較した、ももとみかんもGI値が55以下の低GI食品です。

②脂肪の燃焼効果

柑橘類の皮に多く含まれる香りの成分、ヌートカトンには交感神経を活発させたり、脂肪を燃焼させるタンパク質の分泌を促す効果があることが分かっています。交感神経が活発になると血の巡りが良くなり体温を上昇させて脂肪を燃焼させやすくなるので、ダイエットをしている方には必見の成分です。

③代謝がアップ

柑橘類の皮近くには、香り成分であるリモネンが多く含まれています。このリモネンにはファイトケミカルという、植物にとって有害なものから体を守るために作り出された色素や香りなどの1種です。これにはリラックス効果があり、体温が上がるので基礎代謝も上がります。酸化を防ぎ老化や様々な病気のリスクを低下させる効果も期待できます。

鈴木真美

管理栄養士

グレープフルーツ独特の苦味成分はポリフェノールの一種であるノビレチンや血栓を予防する効果のあるリモノイドで、ガンを抑制する効果があると言われています。

(*グレープフルーツの栄養素・効能やダイエット効果について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

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