ぶどう(1房・1粒)のカロリー・糖質量は?ダイエット効果ある?食べ方・レシピのおすすめも紹介!
【管理栄養士監修】ぶどうのカロリー・糖質量を知っていますか?今回は、ぶどう(1房・1粒)のカロリー・糖質量を他の果物や品種別に比較しながら紹介します。ぶどうのダイエット効果にくわえ、食べ過ぎなど食べ方の注意点も紹介するので、参考にしてくださいね。
目次
緑の皮を持つマスカットは、ブドウの中でも特に香りが良いことで知られています。巨峰と比較すると1粒当たりのカロリーは約半分で、1房の差は70kcalにもなります。カロリーを抑えたいなら、巨峰よりもマスカットを選びましょう。
③ナイアガラ
重量 | カロリー | |
ナイアガラ1房 | 250g | 148kcal |
ナイアガラ1粒 | 5g | 3kcal |
ナイアガラは、アメリカ生まれのマスカットの一種です。糖度が高くしっかりとした甘みを愉しめるのが特徴ですが、マスカットの一種なのでカロリーなどは控えめです。実が皮から離れやすく、食べやすいのも特徴です。
④種無しぶどう(デラウェア)
重量 | カロリー | |
種無しぶどう1房 | 150g | 89kcal |
種無しぶどう1粒 | 2g | 1.2kcal |
デラウェアもしっかりした甘さが特徴ですが、小粒でカロリーが低めの品種となっています。1房当たりのカロリーも他の品種に比べると低めであり、粒の数が多くて満足感もあるのでダイエット時にぶどうが食べたい時におすすめです。
ぶどうのダイエット効果は?向いてる?
ぶどうはダイエットに効果がある栄養素を含むとも言われています。一体どういった成分がダイエットに効果的なのでしょうか?
①血糖値の上昇を抑える
ぶどうの皮が赤いのは、アントシアニンという成分が含まれているからです。アントシアニンはインシュリンの働きを助け、血糖値の上昇を抑える効果が期待できます。血糖値が急激に上がると脂肪が蓄えられやすくなるので、ダイエット中の方も血糖値を意識しておく事は重要です。アントシニン皮付近に多く含まれているため、ブドウは皮ごと頂きましょう。
また、ブドウにも含まれる食物繊維にも、糖分の吸収・血糖値の上昇を抑制させる働きがあります。加えて、食物繊維には、便秘解消にもつながるので、こちらにも高いダイエット効果が望めます。(※2、3)
熊橋麻実
管理栄養士
ぶどうに含まれるアントシアニンはポリフェノールの一種です。血糖の上昇を抑制する以外にも、視力回復や肝機能調整、血圧降下などの強い抗酸化作用が知られています。
②むくみ解消
カリウムには、体内のナトリウム量を調節してくれる働きがあります。ラーメンなど塩分が高めの食事が好きな方や、むくみが気になる方に積極的に摂取してほしい成分です。
むくみは、体内にナトリウムが増えすぎた結果、浸透圧の関係で余計に水分を蓄えてしまう事で起こります。カリウムにより、体内のナトリウム量が調節されれば、余分な水分も体外に排出されるので、むくみ解消・防止の効果が期待できます。むくみやすい妊婦さんなどにおすすめですね。(※4)
ぶどうのヘルシーなダイエット向きレシピは?
ここからは、ぶどうを使用したヘルシーなダイエットレシピを紹介します。
①ぶどうヨーグルト(68kcal・6.3g)
いつものヨーグルトでは少し物足りないと感じたら、生のぶどうをトッピングしてみてはいかがでしょうか?ヨーグルトの酸味とぶどうの甘さは良く合いますし、カロリーも68kcalとヘルシーに愉しめます。朝食の一品にもおすすめです。