海苔のカロリー・糖質量は高い？ダイエット向き？焼き・味付け・生で比較し紹介！

手巻き寿司やおにぎりでご飯を巻いたり、刻んでちらしたりと色々な使い方が出来る焼きのりですが、カロリーや糖質量はどれほどなのでしょうか？他のおかずとの比較なども行っていきましょう。

※1日の摂取量は成人男性の目安です
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています（※1）

焼き海苔と他のご飯のおかずとのカロリー・糖質量などを、100g当たりで比較していきましょう。焼きのりはカロリーなどが一見高そうに見えますが、1枚当たり重量が3g程しかないので摂取量はかなり低いと考えて良いでしょう。

低いのはカロリーだけでなく、もし一度の食事で焼きのり1枚分を食べたとすると糖質量もかなり少なくなります。また、タンパク質量も1g強摂取できる計算となるので、ダイエット中でも取り入れやすい食材と言えます。

続いて、海苔のカロリー・糖質量などを加工品別に見ていきましょう。意外にも味付け海苔よりも焼きのりの方がカロリーが高くなっていますが、糖質量は味付け海苔の方が半分ほどの量となっていることが分かります。

また、海苔の佃煮や生海苔は水分量が多く、カロリーは控えめ、タンパク質も少なめになっていることが分かります。しかし、生海苔は焼き海苔などと比較してそれほど低くない数値となっているので糖質制限中の方などは注意しましょう。

味付け海苔は、焼き海苔に砂糖、醤油などで味付けしたものです。焼き海苔同様タンパク質が豊富で同程度のカロリーとなっていますが、砂糖や醤油を使用する関係で糖質量がかなり多くなっているのが特徴です。

海苔の佃煮は、生海苔や岩海苔を調味料で煮つけた栄養価の高い食品です。100g当たり23kcalとヘルシーな食品ではありますが、ご飯にたっぷりかけて食べるといった方は少し注意が必要かもしれません。スプーン1杯にするなど、適量を愉しみましょう。

寿司海苔とは、生海苔を乾燥させたものを指します。カロリー・糖質量・タンパク質量と全て焼き海苔と同程度の数値となっているので、寿司海苔の代わりに焼き海苔で代用しても摂取カロリーなどはほぼ変わりません。

生海苔は、乾燥海苔や焼き海苔の原料となるものです。普段あまり食べる機会はありませんが、旬の時期になると愉しめる幻の一品とされている様です。生海苔は、甘く味付けされた味付け海苔よりも倍近い糖質量がありますが、機会があれば試してみたい一品です。