きくらげの食べ過ぎるデメリットは?下痢・腹痛に?1日の適量など紹介!
【管理栄養士監修】きくらげを食べ過ぎるとどうなるか知っていますか?今回は、きくらげを食べ過ぎた時の〈下痢・腹痛・アレルギー〉などデメリットと対処法や1日あたりの適量を紹介します。適量食べた場合の栄養成分の効果・効能も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
①乾燥きくらげはしっかり水で戻す
乾燥きくらげを戻すときは、時間がかかりますが水でしっかりと戻すのがおすすめです。お湯をつかって短時間で戻す方法もありますが、この方法を使用するときくらげに含まれるたくさんの栄養素が流れ出てしまいます。水で戻す場合の基本的な時間は6時間です。
②きくらげを生で食べると食中毒になる恐れがある
キノコ類に属するきくらげは、生で食べると食中毒を起こす恐れがあります。食用のキノコ類でも多くの場合、微小な毒が含まれていますがそれらの毒は熱を加えることによって対処できます。きくらげは加熱もしくは湯通ししてから食べるようにしましょう。
きくらげに期待できる栄養成分と効果・効能も紹介!
きくらげの栄養成分は以下のようになります。
・β-グルカン
・ビタミンD
・食物繊維
・ミネラル
きくらげを食べることで得られる栄養成分や効果は非常に多く、適量食べれば健康維持や免疫力の強化、さらにはダイエットを助ける要素も含まれています。とりわけ嬉しい成分の中にβ-グルカンとビタミンD、食物繊維、ミネラルをあげることができます。
β-グルカンにはナチュラルキラー細胞を活性化させる効能があり、その働きは免疫力を向上させることです。またビタミンDにも免疫力アップを促す効果があるのでβ-グルカンとの相乗効果によりさらにその効力を高めることができます。
その他にもビタミンDにはカルシウムの吸収を促進する作用があり、骨の生成にも大きな役割を果たしています。きくらげは鉄分やカルシウム、亜鉛などを含むので、ミネラルの補給にも役立つでしょう。(※3、4、5、6、7)
(*きくらげの栄養素と効能について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
きくらげの食べ過ぎには注意!
健康を意識する人に嬉しいβ-グルカンやビタミンDなどの栄養素を多く含むきくらげを、バランスよく美味しく食べるよう心がけましょう。一度に大量に食べてしまうと、胃痛や腹痛など胃腸に異常を感じる場合もあります。適量を摂取することできくらげのメリットを取り入れ、健康的で美しい体を手に入れましょう。