塩焼きそばのカロリー・糖質は高い?太る?ダイエット向きの食べ方なども紹介!
【管理栄養士監修】塩焼きそばのカロリー・糖質を知っていますか?今回は、塩焼きそばのカロリー・糖質をソース焼きそばと比較しながら、塩焼きそばのカロリーを消費するのに必要な運動量も紹介します。ダイエット向きの太りにくい食べ方やカロリーオフする方法・レシピも紹介するので、参考にしてくださいね。
目次
焼きそばには約30gほど豚肉が入っています。この豚肉にはバラ肉などが使われることが多いですが、バラ肉は脂質が高くカロリーも高いです。そのためロースやももなど脂の少ない部位の豚肉に変更したり、サラダチキンやイカ・エビなどのシーフードに変更すれば、カロリーオフで太りにくい焼きそばを作ることができます。
小林花菜
管理栄養士
塩焼きそばの場合、風味付けにごま油を入れることがあります。ごま油にはカロリーや脂質が多く含まれているため、目分量ではなく計量するなど使用量に気をつけましょう。
③野菜でかさ増しして麺・肉の量を減らす
塩焼きそばの場合、糖質が高いのは麺、カロリーが高いのは肉です。そのため麺と肉の量を減らして、野菜を増やすことで満腹感は変わらず、カロリーオフにすることができます。また野菜に含まれる食物繊維によって、血糖値が上がりにくくなり、太りにくくなる効果が期待できます。他にも食物繊維には、便秘の改善効果も見込め、デトックスになるため痩せやすい体になります。(※9)
④中華麺の油は落としてから使う
蒸した中華麺から焼きそばを作れば気づきますが、焼きそば用の中華麺にはほぐれやすくするため、油がかなり使われています。この油も焼きそばのカロリーを高くし、太りやすいものにしている原因の一つなので、お湯で洗い流すことでカロリーオフにできます。野菜や肉を炒める時には、オリーブオイルなどヘルシーな油を少量使い、炒めるようにしましょう。
塩焼きそばの太りにくい食べ方は?
塩焼きそばをカロリーオフさせる方法を紹介しましたが、今度は食べ方の工夫で、太りにくくする方法について紹介します。
①夜に食べない
夜遅くに食事をすると太るといいますが、それにはきちんとした理由があります。細胞内にあるタンパク質の一種のBMAL-1には、余ったエネルギーを脂肪に変え、体内に蓄えようとする働きがあります。BMAL-1は体内時計により増減しますが、22時から翌2時までがBMAL-1のもっとも分泌される時間帯です。
BMAL-1の量が多いと、細胞内に脂肪を溜め込み、太りやすくなります。一方、BMAL-1の分泌がもっとも少ないのは14時頃です。日中の方がカロリー消費量も多いので、高カロリーなものは昼に食べると太りにくくなります。塩焼きそばも他の食べ物と同様で、BMAL-1が多い時間帯の夜を避け、昼に食べましょう。(※10)
②よく噛んでゆっくり食べる
人は噛むことで脳内にある満腹中枢が刺激され、満腹を感じます。ただしそれには若干の時差があるので、早食いしてしまうと体は満腹なのにそれを感じられず、食べ過ぎが起こります。これが、よく噛んでゆっくり食べることがダイエットに効果的な理由の一つです。
近年、よく噛んでゆっくり食べることで、食後の消費エネルギーが高まることがわかりました。それは噛む回数が多ければ多いほど、内臓に流れる血流量が増えるためです。よく噛んでゆっくり食べる人は体脂肪率が低いといったデータもあります。この二つの理由から、ダイエットするなら、よく噛んでゆっくり食べましょう。(※11)
塩焼きそばのカロリーオフなレシピのおすすめ
中華麺をしらたきに変えたり、肉を使わずカロリーオフになるよう、工夫を凝らした塩焼きそばのレシピを紹介します。ダイエット中の方は参考にして、ダイエットを乗り切りましょう。
①しらたきで塩焼きそば風
しらたきを焼きそばの麺の代わりにし、肉と野菜とともに炒めるレシピです。野菜のシャキシャキ感を残せば、食べ応えが感じられ、満腹感が得られやすくなります。鶏がらスープの素とオイスターソースが味に深みを出しています。しらたきは腹持ちもいいので、おすすめです。