すあまのカロリー・糖質は高い?太る?ダイエット向きの太りにくい食べ方も紹介!
【管理栄養士監修】すあまのカロリー・糖質を知っていますか?ダイエット向きなのでしょうか?今回は、すあま(1個)のカロリー・糖質を他の和菓子や<セブンイレブン、ヤマザキ、ますや食品>などメーカー別で比較しつつ紹介します。すあまのカロリーを消費するのに必要な運動量や、ダイエット中の太りにくい食べ方も紹介するので、参考にしてくださいね。
目次
すあまの栄養素は?ダイエット効果はある?
すあまは糖質のほかに、どのような栄養素が含まれているのでしょうか。ここでは、すあまの栄養素やダイエット効果についても紹介するので参考にして下さい。
①パントテン酸
すあまの原材料の上新粉に含まれているパントテン酸は、ビタミンB群の一種で、ダイエットに役立つ栄養素です。パントテン酸は、摂取した食物の三大栄養素の代謝を効率的に行い、エネルギーの産生に関わる酵素のサポートをしています。また、パントテン酸は皮膚や粘膜の健康維持にも必要なビタミンなので、ダイエット中の肌荒れ予防にも効果的です。(※3)
②銅
すあまに含まれる銅は、貧血予防に必要な鉄分を体のすみずみまで運ぶ役割をするミネラルです。このため、鉄分を十分に摂っていても銅が不足していると、貧血の原因となることがあります。貧血は体内の酸素の供給量が減って基礎代謝の低下につながるため、不足することなく摂りたい栄養素です。(※4)
③モリブデン
すあまには、モリブデンと呼ばれるミネラルも含まれています。モリブデンは肝臓などに存在して、食事から摂った糖質や脂質の代謝のサポートを行うため、ダイエットにも効果を発揮する栄養素です。また、体内で鉄分の利用を促して造血作用があるので、貧血の予防にも効果的です。(※5)
④炭水化物・タンパク質
上新粉や砂糖から作られるすあまには、多くの炭水化物が含まれています。炭水化物は糖質と食物繊維に分けられ、糖質は脳や体の筋肉などを動かす際に重要なエネルギー源です。糖質制限を行う場合も適正量であれば、体にとって必要な栄養素となります。
また、米粉の一種である上新粉には、植物性のタンパク質が含まれています。タンパク質は筋肉を作る元となり、基礎代謝の向上や維持に効果的でダイエット中には欠かせない栄養素です。ただし、すあまに含まれるタンパク質は動物性食品や豆類よりも吸収率が低いので、牛乳や豆乳を組み合わせると効率よく吸収出来ます。(※6、7)
すあまのダイエット中の太りにくい食べ方は?
すあまは、ダイエット中には敬遠されがちな餅菓子ですが、太りにくくする工夫はあるのでしょうか。ここでは、ダイエット向きの太りにくいすあまの食べ方や注意点を紹介します。
①小さい一口サイズのすあまを選ぶ
ダイエット中にすあまを食べたくなったら、なるべく小さい一口サイズのものを選ぶとカロリーオフにつながります。普通のサイズのすあまを食べる時も、一口大にカットしてから小分けにして食べたり、誰かとシェアしたりするのも良いでしょう。また、一口を小さくしてよく噛んで食べることで満腹中枢が刺激されるため、食べ過ぎの予防にも効果的です。(※8)
②午後3時〜6時に食べる
ダイエット中にすあまを食べたい時は、時間帯にも気をつけると良いでしょう。人間の体は体内遺伝子の働きによって、BMAL1と呼ばれるタンパク質が脂肪を合成しています。
BMAL1は時間によって分泌量が変わるのがポイントで、最も数が少なく脂肪をため込みにくい時間帯は午後3時から6時の間です。夜から深夜にかけてはBMAL1が増加するため、夕食後のデザートよりも昼食後のおやつとして食べることをおすすめします。(※9)
③空腹状態で食べない
糖質が多く含まれているすあまは、空腹状態で食べるのは避けた方が良いでしょう。空腹状態で食べると、急激に血糖値が上がって太りやすくなります。また、脂肪の含まれていないすあまは消化・吸収されやすく、比較的腹持ちの悪い和菓子です。
食物繊維には糖質の吸収を穏やかにして、腹持ちが良くなるといったメリットがあるので、野菜を食べてからすあまを食べることをおすすめします。(※10)