サラミのカロリー・糖質は高い?太る?ダイエット向きな食べ方を紹介!
【管理栄養士監修】サラミのカロリー・糖質は高くて太るのでしょうか?それとも糖質制限やダイエット向きなのでしょうか?今回は、サラミ(1切れ・100g)のカロリー・糖質を<カルパス・ビーフジャーキー・生ハム>など他のおつまみと比較しつつ紹介します。サラミのカロリーを消費するのに必要な運動量や、ダイエット中の太りにくい食べ方やレシピのおすすめも紹介するので、参考にしてくださいね。
目次
③脂肪を燃焼する効果がある
サラミには肉類に多く含まれているL-カルニチンというアミノ酸の一種の栄養素が入っています。ダイエット中にカロリーが高いと思い肉類の摂取を減らしてしまうと、L-カルニチンが不足してしまい有酸素運動をしても脂肪は燃焼されにくくなります。
L-カルニチンは脂質の代謝の役割がありますが野菜や豆類、卵にはほとんど含まれていないためサラミを食べて脂肪を燃焼する効果をアップさせると良いでしょう。(※7、8)
④塩分過多には注意が必要
サラミに含まれる塩分量は100g当たり3.6gですが、WHO(世界保健機構)が設定している1日の塩分摂取量の目標は5gですから、サラミに含まれる塩分が多いことがわかります。
塩分を摂取しすぎるとタンパク質の分解を促すためにエネルギーを必要として、失われたエネルギーを補給しようと食欲が増してしまいます。つまり塩分過多で食欲が増進してしまうので、ダイエット中の方は塩分の多いサラミの食べすぎには注意が必要です。
竹内寿美恵
管理栄養士
塩分は多いサラミは食べすぎてしまうとむくみの原因になることも考えられますので、アルコールのつまみにする方も多いですが、カリウムの多い野菜と一緒に食べるなどしてむくみの対策も大切です。
サラミのダイエット中の食べ方は?
サラミが高カロリーであってもダイエットに向いている理由がいくつもわかりました。ではさらにダイエット中にどのようにサラミを食べるとよいか、そして気を付けるポイントも紹介しますのでぜひ参考にしてみてください。
①お酒を飲み過ぎない
サラミはビールやワイン、ハイボールとも相性がよいためお酒のおつまみとして食べることが多いでしょう。しかしウーロン茶やほうじ茶が0kcalであるのに比べてビールは350mlで140kcal、ワインはグラス1杯125mlで91kcalと非常に高カロリーな飲み物です。お酒を飲みながらサラミを食べることは、どちらも高カロリーであるため注意が必要だといえます。(※9)
②炙って余分な脂を落とす
サラミのカロリーが高い要因は脂質にあるため、網などを使ってサラミを火で炙り余分な脂を落とすことでカロリーダウンを行う方法です。すごく簡単に脂質を抑えられる方法なので、ぜひ試してみてください。ただしフライパンなどで油を引いて焼くと、余計に脂質が増えるので気をつけましょう。
③サラダと一緒に食べる
サラミには食物繊維が含まれていません。食物繊維は便秘を解消したり糖の吸収を穏やかにしたり、食べすぎや肥満をおさえる効果があります。野菜や海藻、豆類にはこの食物繊維が多く含まれているためサラダと一緒にサラミを食べることをおすすめします。(※10)
竹内寿美恵
管理栄養士
サラダと一緒に食べることでサラミの塩分や香りでドレッシングを少なくする事もできるのでアクセントとして有効です。
サラミの糖質制限・ダイエット向きレシピ
サラミがダイエットに向いている理由やおすすめの食べ方がわかりましたが、ここでは具体的なレシピを紹介します。簡単に出来るレシピもありますので手軽に作って、ダイエット中もサラミを楽しんでください。
豆腐と納豆のグラタン
材料を合わせてトースターで焼くだけで作ることができる手軽な一品です。豆腐と納豆で食物繊維も摂取できて、ダイエットにはおすすめの料理です。カリカリの食パンと柔らかい豆腐と、溶けるチーズという触感の違いも楽しめます。