かに玉のカロリー・糖質は高い?太る?ダイエット向きの食べ方・レシピを紹介!
【管理栄養士監修】かに玉のカロリー・糖質を知っていますか?ダイエット向きなのでしょうか?今回は、かに玉(一人前)のカロリー・糖質を他の中華料理や、お店や市販商品別に比較して紹介します。かに玉のカロリーを消費するのに必要な運動量や、ダイエット中の太りにくい食べ方も紹介するので、参考にしてくださいね。
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かに玉のカロリー・糖質は高い?太る?
中華料理の中でも人気のかに玉は、簡単に作りやすい市販商品があるほか中華料理店でもよく食べられています。ここでは一般的なかに玉や市販商品を活用した場合のカロリー・糖質量、他の中華料理との比較を紹介します。
かに玉(一人前)のカロリー・糖質
カロリー | 糖質 | 1日のカロリー摂取量に占める割合 | |
かに玉(100g) | 150kcal | 5g | 7% |
かに玉(一人前) | 461kcal | 14g | 21% |
【材料】
・卵:120g/182kcal
・サラダ油:18g/166kcal
・片栗粉:3g/10kcal
・生姜:1.2g/1kcal
・中華出汁:18g/1kcal
・グリーンピース:18g/17kcal
・たけのこ:15g/4kcal
・ネギ:6g/2kcal
・ズワイガニ:40g/26kcal
※1日の摂取量は成人男性の目安です
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています(※1、2、3、4、5、6)
上記はかに玉のカロリー・糖質量と一般的な材料などを示したものです。かに玉は油や砂糖が多く使われている分、カロリーは高くなります。しかし、主だった材料のカロリーはそれほど高くなく、使用している材料の影響で糖質量もそれほど多くはありません。
かに玉(一人前)のカロリーを他の中華料理と比較
100gあたり | カロリー | 糖質 |
かに玉 | 150kcal | 5g |
回鍋肉 | 166kcal | 5g |
エビチリ | 218kcal | 9g |
麻婆豆腐 | 346kcal | 9g |
八宝菜 | 354kcal | 8g |
天津飯 | 472kcal | 67g |
上記の表は、かに玉を他の中華料理と比較したものです。かに玉は、卵を使うものの肉は使わずに、低カロリーな海鮮であるカニを使用しています。その分カロリーを大きく抑えられ、100gあたりのカロリーも他の中華料理よりも低くなっています。(※7、8、9、10、11)
竹内寿美恵
管理栄養士
カロリーは抑えつつ卵のメリットは完全栄養とも言われている豊富な栄養です。ビタミンやアミノ酸もバランスよく含まれているため体重のコントロールをしつつもお肌や健康の維持をしたい方には最適です。
かに玉(一人前)のカロリー・糖質を店舗・市販別に比較
1皿あたり | カロリー | 糖質 |
広東風かに玉(永谷園) | 52kcal | 10g |
ふんわりかに玉の素(味の素) | 52kcal | 11g |
カニ玉(餃子の王将) | 605kcal | 26g |
ふんわり玉子のカニ玉風あんかけ(セブンイレブン) | 302kcal | - |
家庭で作るかに玉の素は、材料として卵などを加える必要があるため、素自体のカロリーはそれほど高くありません。永谷園の広東風かに玉と味の素のふんわりかに玉の素は、いずれも1皿分当たり卵を1.5個使用する上に油も調理に必要になるため、調理後のカロリーは200kcal以上高くなります。
一方餃子の王将やセブンイレブンのかに玉はいずれも調理済みの状態となっています。餃子の王将のカニ玉はセブンイレブンのものに比べて2倍程度のカロリーとなっており、ダイエット中に食べるのであれば一緒に食べるご飯などの量に注意が必要です。
なお、セブンイレブンのかに玉は中に豆腐が入っているのでヘルシーながらも食べごたえもあり、ダイエット中の食事にはぴったりと言えます。(※12、13、14)
かに玉(一人前)のカロリーを消費するのに必要な運動量
運動方法 | 時間 |
ウォーキング | 173分 |
ジョギング | 104分 |
自転車 | 65分 |
ストレッチ | 207分 |
階段登り | 58分 |
掃除機かけ | 136分 |
上記はかに玉1人分に相当する461kcalを消費するために必要な運動量です。どの運動の場合でも消費には比較的長い時間が必要なことが分かります。普段運動する習慣がない場合には消費しきれない可能性もあるので、ダイエット中にかに玉を食べるのであれば、他の食事も含めたカロリー摂取量に注意しましょう。
かに玉の栄養素は?ダイエット向き?
かに玉には以下のような栄養素が含まれています。
・たんぱく質
・ビタミンE
・ビタミンK
・ビタミンB2
かに玉には卵やカニなどの材料が使われますが、これらには筋肉を作るうえで欠かせないたんぱく質が豊富に含まれています。ビタミンEは抗酸化作用が強く、美肌のためにはぜひ摂取したい栄養素であるほか、骨を強化するのには必須の栄養素であるビタミンKも含まれています。
また、タケノコやしいたけなど中に入れる具材を工夫して食物繊維をしっかり摂取すれば便秘解消も期待できるので、便秘がちな場合は具材をたっぷり入れてみましょう。このように筋肉の増量による基礎代謝の増加や、便秘の解消による代謝の向上が期待できるかに玉は、ダイエット向きの料理であることが分かります。(※15、16、17、18、19)