イカの食べ過ぎはNG?痛風など病気の原因に?1日の摂取量の目安も紹介!

イカを食べ過ぎるとどうなるか知っていますか?健康に悪いのでしょうか?今回は、イカの食べ過ぎによる〈痛風・腹痛・下痢〉 など悪影響・病気の例を原因とともに紹介します。イカの食べ過ぎにならない量の目安も紹介するので、参考にしてみてくださいね。

目次

  1. イカの食べ過ぎは健康に悪い?
  2. イカを食べ過ぎるとどうなる?病気の原因に?
  3. ①プリン体の過剰摂取による痛風
  4. ②トロポミオシンによるアレルギー疾患
  5. ③塩分の過剰摂取
  6. ④消化不良による腹痛・下痢
  7. ⑤体臭がキツくなる
  8. イカを食べ過ぎた人の体験談
  9. イカの食べ過ぎにならない量の目安は?
  10. プリン体の摂取量の観点から100~200g以下に抑える
  11. イカは栄養豊富?適量食べた場合の効果・効能は?
  12. ①タウリン
  13. ②亜鉛
  14. ③ビタミンB12
  15. イカ以外に食べ過ぎ注意な魚介類は?
  16. ①エビ
  17. ②牡蠣
  18. イカは適度な量を食べよう

イカの食べ過ぎは健康に悪い?

生食でも加熱してもおいしいイカは寿司ネタとしても人気があり、イカ焼きは祭りの屋台の定番でもあります。おつまみや駄菓子としてもよく見かけ、日本人の食事と関わりの深い魚介類です。そんなイカですが、食べ過ぎによるデメリットや食べ過ぎで病気になる可能性はあるのでしょうか。

イカを食べ過ぎるとどうなる?病気の原因に?

イカは様々な味付けで楽しめて、お酒を飲みながらつまんでいたらつい食べ過ぎてしまうということもあります。ここではイカの食べ過ぎによるデメリットや、病気の原因になる可能性について紹介します。

①プリン体の過剰摂取による痛風

痛風とは排出できずに体内に溜まった尿酸が結晶となり、関節や皮膚に痛みを引き起こす病気です。主に肝臓より下の下半身に尿酸が溜まりやすく、激痛で歩けなくなるといわれるほどの症状が出ます。イカに多く含まれているプリン体は体内の栄養として使われた後、肝臓で分解されて尿酸になります。

しかし、人体による1日の尿酸の排出量は決まっており過剰に摂取した分は体内に溜まって、いずれ尿酸結晶となってしまうのです。注意しなければいけないのが、ビールとイカの組み合わせです。イカにもプリン体が含まれていますが、ビールにも多くのプリン体が含まれています。

晩酌でビールのつまみとしてイカを食べる方もいますが、プリン体の過剰摂取によって痛風になる可能性があるので、ビールとイカの組み合わせはなるべく控えるようにしましょう。

②トロポミオシンによるアレルギー疾患

イカは高たんぱく質な食材で知られ、トロポミオシンというたんぱく質が含まれています。トロポミオシンはアレルギー疾患を引き起こす物質の一種で、腹痛や下痢、胃痛などの症状が現れます。少量なら問題なくとも、大量に食べるとアレルギー症状が出るという方もいるので注意しましょう。少量でもかゆみや腫れが出た場合は、食べるのをやめるのが得策です。

③塩分の過剰摂取

イカは刺身や加熱して食べるだけでなく、塩辛などの加工食品もあります。イカをそのまま食べる分には問題ありませんが、塩辛やスルメの場合は塩分の過剰摂取に気を付けなければいけません。成人の1日の塩分摂取量は8gが目安とされています。

塩辛は50gで3gの塩分が含まれており、スルメは50gで2gの塩分が含まれていて食べる量としては少なくても塩分過多になる可能性があります。塩辛やスルメ以外にもおかずやつまみを食べることを考えると、すぐに1日の塩分摂取量を超えるでしょう。塩分の過剰摂取は高血圧の原因や胃がんの原因になるため、健康上デメリットしかありません。

④消化不良による腹痛・下痢

刺身や加熱して食べる場合のイカは比較的消化に良い食材ですが、水分を抜いたスルメは消化しにくく消化不良による腹痛、下痢を引き起こします。日本人は元々イカを消化する消化酵素の量が少ないため、刺身でも大量に食べるのはおすすめしません。

消化不良によって胃のむかつきや気持ち悪さを感じることもあるため、胃腸が弱っている時はイカの食べ過ぎに気を付けましょう。

⑤体臭がキツくなる

イカを食べ過ぎるとトリメチルアミンの分解が間に合わず、体臭がキツくなる可能性があり、自分では気付きにくいので注意が必要です。トリメチルアミンとは食べ物が小腸で消化される際に発生する物質のことで、イカをはじめとした魚介類や牛肉は特に発生量が多いとされています。

本来であればトリメチルアミンは肝臓で分解され、体臭にまで影響を及ぼすことはありません。しかし、イカを食べ過ぎるとトリメチルアミンが大量に発生し、肝臓の機能が弱っている場合には分解が追いつかない可能性があります。分解できなかったトリメチルアミンは血液を介して全身へ回り、汗や息に混じって体外へ排出されるため、体臭がキツくなるのです。

イカを食べ過ぎた人の体験談

イカを食べ過ぎると、人によっては腹痛や消化不良による胃のもたれが起こります。特におつまみ用のスルメイカやイカを使用した駄菓子は刺身などに比べて食べやすいため、いつの間にか食べ過ぎてしまうということもあります。自分の胃腸状態も考えながら、あらかじめ食べる量を決めておくなど対策をしましょう。

イカの食べ過ぎにならない量の目安は?

食べ過ぎる健康上良くないイカですが、1日にどれだけ食べても大丈夫なのでしょうか。ここではイカの食べ過ぎにならない目安の摂取量を紹介します。

プリン体の摂取量の観点から100~200g以下に抑える

人体が排出できる尿酸の量には制限があり、尿酸の素となるプリン体も摂りすぎると尿酸結晶が作られる原因になるため摂取量を制限する必要があります。プリン体の1日の摂取量の目安は400㎎以下です。

イカには100gに160~190㎎のプリン体が含まれているため、プリン体の1日の摂取量を上回らないためにもイカは1日に100~200g程度を食べるように留めておくと良いでしょう。

イカは栄養豊富?適量食べた場合の効果・効能は?

食べ過ぎには注意が必要なイカですが、たんぱく質のアミノ酸スコアが高く、適量食べた場合にはイカの栄養素による効果を実感できるはずです。ここではイカの栄養素とその効果・効能を紹介します。

①タウリン

イカにはタウリンというアミノ酸が豊富に含まれ、血中コレステロール値を下げ、血液をサラサラにする効果があります。血中の中性脂肪を分解する働きもあるので、血管の詰まりを防止し動脈硬化や心臓病を予防するのにも重要な栄養素です。また疲労回復の効果も期待できます。(※1)

②亜鉛

イカに含まれる亜鉛は体内酵素を働かせるために必要な成分で、細胞を再生させたり免疫力を上げたりする効果があります。亜鉛は体内に蓄積されない栄養素のため、積極的に取っていきたい成分です。ストレス軽減の効果もあるため、タウリンと合わせてイカは心身の疲労回復に最適な食材です。(※2)

③ビタミンB12

刺身などにして食べるサイズの小さいホタルイカには、ビタミンB12が豊富に含まれています。ビタミンB12はイカの良質なたんぱく質と協力して血管や血液の健康維持に役立ち、貧血予防に効果を発揮しています。睡眠障害を改善するともいわれており、注目の栄養素です。(※3)

(*イカの栄養素と効能について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)

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イカ以外に食べ過ぎ注意な魚介類は?

食べ過ぎると健康を害してしまうイカですが、イカ以外にも食べ過ぎるとデメリットのある食材はあるのでしょうか。ここではイカ以外にも、食べ過ぎに注意が必要な魚介類を紹介します。

①エビ

イカにはプリン体が豊富に含まれていますが、エビにもプリン体が多く含まれているためプリン体の過剰摂取によって痛風になる可能性があります。痛風はかなり痛みを伴う病気です。刺身でイカとエビを一緒に食べる場合は、食べ過ぎに気を付けましょう。

(*エビの栄養素や食べ過ぎるデメリットについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

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②牡蠣

牡蠣にはイカと同じく、亜鉛が含まれています。適量を食べる分には心身の健康に役立ちますが、食べ過ぎると亜鉛の過剰摂取で頭痛やめまい、吐き気などの症状が現れます。またプリン体も含まれており尿酸値が上がりやすく、痛風にならないためにも食べ過ぎないようにしましょう。

(*牡蠣の栄養素や食べ過ぎるデメリットについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

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イカは適度な量を食べよう

今回はイカの食べ過ぎによる病気や健康上のデメリット、イカに含まれる栄養素やその効果。効能について紹介しました。イカは健康維持に効果の高い栄養素が多く含まれているので、適量を食べるようにしましょう。

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