ロメインレタスの栄養や効能とは?成分が逃さない食べ方は生が一番?
【管理栄養士監修】ロメインレタスに含まれる栄養素やカロリーを知っていますか?今回は、ロメインレタスの栄養成分と効果・効能に加え、栄養をより多く摂れる食べ方も紹介します。ロメインレタスのおすすめレシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
④アンチエイジング
ロメインレタスに含まれるβカロテンには、皮膚のシワやシミの元になる活性酸素を除去する抗酸化作用があり、アンチエイジング効果が期待できると言われています。この抗酸化作用によって、動脈硬化や糖尿病などの生活習慣病を予防する働きも期待できるのが特徴です。
さらに、βカロテンには皮膚や粘膜を健康に保つほか、免疫力を高めて風邪などを防ぐ役割もあります。(※6)
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管理栄養士
他にもロメインレタスにはコラーゲン生成に必要なビタミンCと、シワやシミを予防するビタミンEが同量のレタスと比べて豊富に含まれているのでオススメです。
ロメインレタスの栄養をより摂取できる食べ方は?
ロメインレタスは栄養価の高い野菜ですが、食べ方によっては栄養価が損なわれることがあります。ロメインレタスの栄養を栄養を効率よく摂取するためには、どのように食べたらよいのでしょうか。
①サラダなど生で食べる
ロメインレタスは生でサラダとして食べるだけでなく、炒め物や煮込み料理などに調理をしても食感が残って美味しくなります。しかし、ロメインレタスに含まれるビタミン類や食物繊維は、加熱調理によって栄養素が失われるのが特徴です。そのため、ロメインレタスを加熱せずにサラダなどに使って生で食べると、栄養素の損失を抑えることができます。
②油分と一緒に食べる
ロメインレタスに含まれるビタミンKやビタミンEは、脂溶性ビタミンに分類される栄養素です。この脂溶性ビタミンは油に溶けやすい特性があり、油分とともに食べることで体への吸収率を高めることができます。ただし、脂溶性ビタミンは油で炒めたり揚げたりすると栄養素が流出するため、こうした調理方法は避けましょう。(※7)
ロメインレタスの栄養がとれるレシピ
ロメインレタスの栄養素を効率よく摂取するためには、加熱調理を避けて油分とともに食べることがポイントです。ここからは、ロメインレタスの栄養素を損なわずに美味しく食べられるレシピを3品紹介します。
①ロメインレタスのシーザーサラダ
ロメインレタスの食感を楽しめるサラダです。脂溶性ビタミンの吸収率を良くするために、ドレッシングの材料にマヨネーズなどの油分を使うレシピを選ぶと良いでしょう。ロメインレタスを水に漬けすぎると栄養素が流出するため、軽く水に晒す程度に留めてください。
②ローストチキンのロメインレタス巻き
ロメインレタスでローストチキンを巻いて食べる方法もおすすめです。ロメインレタスをローストチキンの油分とともに摂取すると、脂溶性ビタミンの吸収率がよくなります。ロメインレタスは加熱せず生のまま使うので、栄養素が損失する心配もありません。