ひやむぎのカロリー・糖質は素麺より高い?太る?ダイエット向きの食べ方も紹介!
【管理栄養士監修】ひやむぎのカロリー・糖質を知っていますか?ダイエット向きなのでしょうか?今回は、ひやむぎ(1束)のカロリー・糖質を<そうめん・そば・うどん・>など他の麺やご飯(1杯)と比較しつつ紹介します。ひやむぎのカロリーを消費するのに必要な運動量や、ダイエット中の太りにくい食べ方も紹介するので、参考にしてくださいね。
目次
ひやむぎ(一人前)を茹でると270gになりカロリーは343kcalとなるので、摂取したカロリーを消費するにはどのくらいの運動量が必要になるのかを紹介します。ひやむぎ1人前を食べると、消費するには思いのほかかなりの運動が必要であるという事が解かりました。
ひやむぎのダイエット中の太りにくい食べ方は?
ひやむぎの栄養価は主には炭水化物で、食べ方によっては太る原因となります。ダイエット中にひやむぎを食べる際には、気をつけたい点がいくつかありますので、注意したい点を紹介しましょう。(※2)
①カロリーの高いおかずはたべない
ひやむぎを食べる際にはネギやミョウガ・生姜といった薬味をたっぷり用意しますが、薬味は殆どカロリー計算に影響を及ぼす程ではありません。ひやむぎはご飯よりカロリーも糖質も高いので、ご飯の時と同様におかずを食べてしまうとカロリー過多となるので、カロリーの高いおかずは食べ過ぎないように気をつけて下さい。
広口 みどり
管理栄養士
ひやむぎのみで食べると、消化が良いのですぐにお腹がすいてしまいます。薬味にわかめなどの海藻を加えたり、高たんぱく、低脂質の鶏肉(皮無し)や肉や卵、豆腐などとうまく組み合わせることで満足感の高い一品になります。
②食べる前に食物繊維を取る
食物繊維を多く含む食品は以下のようなものになります。
・野菜類…セロリ・ふき・アスパラガス・キャベツ・白菜
・豆類…大豆・あずき・うずら豆・枝豆・納豆
・きのこ類…しめじ・しいたけ・えのき・舞茸
・海藻類…わかめ・寒天・ところ天
・芋類…さつまいも・里芋・こんにゃく
太りにくくするためにはひやむぎを食べる前に、食物繊維が豊富に含まれている物を食べる事をおすすめします。食物繊維は消化吸収を緩やかにし、血糖値の急上昇を抑えることでインスリンの分泌を抑えることが出来、脂肪を体にため込むのを防いでくれています。
食物繊維は噛みごたえがあるので、少量でも満腹中枢が刺激されやすく食べ過ぎを防ぐ作用があります。さらに、糖の吸収をおだやかにし、余分な糖質や脂質の吸収を抑えて排出させる働きがあるのでダイエットには効果的なのです。便通を整える作用もあるので、更にダイエット効果が期待出来ます。(※3、4)
広口 みどり
管理栄養士
食物繊維には、不溶性と水溶性があります。どちらにも整腸作用とダイエット効果はありますが、便秘の方により味方してくれるのは水溶性食物繊維。どちらも大切なのでバランスよく摂りましょう。
③温かいつゆで食べる
ひやむぎといえば夏の暑い時期に冷たくして食べますが、太りにくい食べ方としては身体が冷えないように温かくして食べた方が効果的です。冷たい麺は内臓を冷やし代謝を下げてしまうので、太りやすくなってしまいます。
温かいつけ麺にしたり温かいつゆでにゅう麺にし、にら・レンコン・ねぎ・生姜などの身体を温める食材を加え脂肪燃焼効果を上げて、太りにくくしましょう。
ひやむぎのダイエット向けヘルシーレシピ
ひやむぎは調理のアレンジが、とてもしやすい食材です。ダイエット向けにヘルシーレシピでアレンジして、色々な食べ方でひやむぎを楽しんでみましょう。
①きのこ類と生姜でポカポカひやむぎ
代謝を促進してくれ身体をポカポカにしてくれる生姜と、低カロリーでダイエット効果があるきのこ・ヘルシーな肉である鶏肉を使った一品です。きのこ類を増やしてひやむぎを減らすと、更にダイエット効果が期待できます。ネギなどの薬味を添えても良いでしょう。