生クリームのカロリー・糖質は?ダイエット向きのカロリーオフにする方法など紹介!

【管理栄養士監修】生クリームのカロリー・糖質量を知っていますか?今回は、生クリーム(200ml)のカロリー・糖質量を〈動物性・植物性・混合〉や、他の甘味料と比較しながら紹介します。生クリームのダイエット向きのカロリーオフな食べ方にくわえ、ヘルシー代用レシピも紹介するので、参考にしてくださいね。

(このページにはPRリンクが含まれています)
専門家監修 |管理栄養士・栄養士 一瀬 ゆかり
Ameba
管理栄養士、食生活アドバイザー。保育園給食の献立作成・調理を始め、食育サイトHAPIKU(ハピク)での栄養相談、食の悩みを抱える家庭への出張料理、企業内での野菜の食育セミナー、...
Ameba
管理栄養士、食生活アドバイザー。保育園給食の献立作成・調理を始め、食育サイトHAPIKU(ハピク)での栄養相談、食の悩みを抱える家庭への出張料理、企業内での野菜の食育セミナー、料理教室の開催などの活動をしています。 「食べて健康、食べて笑顔」をモットーに、わかりやすい情報をお届けします。 ブログでは、料理や健康について更新しています。

目次

  1. 生クリームのカロリー・糖質量は?
  2. 生クリーム(200ml)のカロリー・糖質量
  3. 生クリームと甘味類200gあたりのカロリー・糖質を比較
  4. 生クリームを使ったお菓子のカロリー・糖質量は?
  5. 生クリームの栄養価は?
  6. 植物性クリーム(ホイップクリーム)の栄養価
  7. 動物性生クリームの栄養価
  8. 生クリームをカロリーオフにする方法は?【ダイエット向き】
  9. ①植物性の低脂肪タイプを選ぶ
  10. ②牛乳などを混ぜて生クリームの量を減らす
  11. ③豆乳クリームで代用する
  12. 生クリームを代用して作るカロリーオフなレシピ
  13. ①豆乳クリームバスチー(1081kcal)
  14. ②豆腐生チョコタルト(671kcal)
  15. ③スフレチーズケーキ(1101kcal)
  16. 生クリームはカロリーオフできる

生クリームのカロリー・糖質量は?

生クリームはその甘さが魅力ですが、食べると「太るのではないか」と気にされる方も多くいるはずです。実際、生クリームに含まれるカロリーや糖質量はどのくらいあるのでしょうか。

生クリーム(200ml)のカロリー・糖質量

カロリー 糖質 炭水化物 タンパク質 脂質
ホイップクリーム(植物性) 802kcal 25.8g 25.8g 12.6g 72.2g
生クリーム(動物性) 824kcal 5.4g 5.4g 3.8g 86g
コンパウンドクリーム(混合) 818kcal 6g 6g 8.8g 84.2g

生クリームは、生乳から分離した乳脂肪分だけを原料としたもので、乳脂肪分を18%以上としたものと定められています。一方で、ホイップクリームは、乳脂肪分以外にも、添加物や植物性脂肪を加えたものや、植物性脂肪のみのクリームも指します。

以上のようなことが、糖質はホイップクリームの方が高く、逆に脂質は生クリームの方が高くなる理由です。

※含有量は日本食品標準成分表を参照しています(※1)

生クリームと甘味類200gあたりのカロリー・糖質を比較

カロリー 糖質
生クリーム 824kcal 5.4g
砂糖 768kcal 198.6g
異性化液糖 552kcal 150g
ショ糖 526kcal 135.8g
はちみつ 606kcal 163.8g
コンデンスミルク 664kcal 112g

生クリームは他の甘味類に比べて、カロリーや糖質はどうなのかを比較してみましょう。生クリームは上記で紹介した通り、カロリーが824kcal、糖質が5.4gです。カロリーは他の甘味料と比較すると、高めですが、糖質の低さは大きな特長といえるでしょう。糖質が気になる人にも安心です。

生クリームを使ったお菓子のカロリー・糖質量は?

カロリー 糖質
大福 235kcal 50.3g
どら焼き 284kcal 55.4g
シフォンケーキ 290kcal 32.7g
ワッフル 256kcal 35.3g

生クリームを使ったお菓子のカロリーは、250から300kcal程度となっています。厚生労働省によれば、1日あたりの間食のカロリーは200kcal程度が標準とされているので、生クリームを使ったお菓子はやや高カロリーと言えるでしょう。

また、糖質は1日当たりの標準が300g程度です。大福やどら焼きといった生クリームを使ったお菓子を食べるだけで、1日の糖質目安の結構な割合を摂取することとなります。

生クリームの栄養価は?

生クリームには、具体的にどんな栄養価が含まれているのでしょうか。植物性クリーム(ホイップクリーム)と動物性生クリーム、それぞれについて紹介します。

植物性クリーム(ホイップクリーム)の栄養価

植物性クリーム(ホイップクリーム)に特に多く含まれている栄養価には、以下のようなものがあります。

・ナトリウム
・リン
・カリウム
・カルシウム
・ビタミンA
・コレステロール

動物性生クリームの栄養価

動物性生クリームに含まれている栄養価も、基本的には植物性クリームと同じで、以下のようなものがあります。

・ナトリウム
・リン
・カリウム
・カルシウム
・ビタミンA
・コレステロール

植物性クリームの方が特に多い栄養は、ナトリウムです。100g当たりの含有量は、動物性生クリームの倍以上あります。ナトリウムには、カリウムとのバランスを保ちながら、筋肉や神経を正常に保つ効果が期待されます。

関連する記事