生クリームのカロリー・糖質は?ダイエット向きのカロリーオフにする方法など紹介!
【管理栄養士監修】生クリームのカロリー・糖質量を知っていますか?今回は、生クリーム(200ml)のカロリー・糖質量を〈動物性・植物性・混合〉や、他の甘味料と比較しながら紹介します。生クリームのダイエット向きのカロリーオフな食べ方にくわえ、ヘルシー代用レシピも紹介するので、参考にしてくださいね。
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- 生クリームのカロリー・糖質量は?
- 生クリーム(200ml)のカロリー・糖質量
- 生クリームと甘味類200gあたりのカロリー・糖質を比較
- 生クリームを使ったお菓子のカロリー・糖質量は?
- 生クリームの栄養価は?
- 植物性クリーム(ホイップクリーム)の栄養価
- 動物性生クリームの栄養価
- 生クリームをカロリーオフにする方法は?【ダイエット向き】
- ①植物性の低脂肪タイプを選ぶ
- ②牛乳などを混ぜて生クリームの量を減らす
- ③豆乳クリームで代用する
- 生クリームを代用して作るカロリーオフなレシピ
- ①豆乳クリームバスチー(1081kcal)
- ②豆腐生チョコタルト(671kcal)
- ③スフレチーズケーキ(1101kcal)
- 生クリームはカロリーオフできる
生クリームのカロリー・糖質量は?
生クリームはその甘さが魅力ですが、食べると「太るのではないか」と気にされる方も多くいるはずです。実際、生クリームに含まれるカロリーや糖質量はどのくらいあるのでしょうか。
生クリーム(200ml)のカロリー・糖質量
カロリー | 糖質 | 炭水化物 | タンパク質 | 脂質 | |
ホイップクリーム(植物性) | 802kcal | 25.8g | 25.8g | 12.6g | 72.2g |
生クリーム(動物性) | 824kcal | 5.4g | 5.4g | 3.8g | 86g |
コンパウンドクリーム(混合) | 818kcal | 6g | 6g | 8.8g | 84.2g |
生クリームは、生乳から分離した乳脂肪分だけを原料としたもので、乳脂肪分を18%以上としたものと定められています。一方で、ホイップクリームは、乳脂肪分以外にも、添加物や植物性脂肪を加えたものや、植物性脂肪のみのクリームも指します。
以上のようなことが、糖質はホイップクリームの方が高く、逆に脂質は生クリームの方が高くなる理由です。
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています(※1)
生クリームと甘味類200gあたりのカロリー・糖質を比較
カロリー | 糖質 | |
生クリーム | 824kcal | 5.4g |
砂糖 | 768kcal | 198.6g |
異性化液糖 | 552kcal | 150g |
ショ糖 | 526kcal | 135.8g |
はちみつ | 606kcal | 163.8g |
コンデンスミルク | 664kcal | 112g |
生クリームは他の甘味類に比べて、カロリーや糖質はどうなのかを比較してみましょう。生クリームは上記で紹介した通り、カロリーが824kcal、糖質が5.4gです。カロリーは他の甘味料と比較すると、高めですが、糖質の低さは大きな特長といえるでしょう。糖質が気になる人にも安心です。
生クリームを使ったお菓子のカロリー・糖質量は?
カロリー | 糖質 | |
大福 | 235kcal | 50.3g |
どら焼き | 284kcal | 55.4g |
シフォンケーキ | 290kcal | 32.7g |
ワッフル | 256kcal | 35.3g |
生クリームを使ったお菓子のカロリーは、250から300kcal程度となっています。厚生労働省によれば、1日あたりの間食のカロリーは200kcal程度が標準とされているので、生クリームを使ったお菓子はやや高カロリーと言えるでしょう。
また、糖質は1日当たりの標準が300g程度です。大福やどら焼きといった生クリームを使ったお菓子を食べるだけで、1日の糖質目安の結構な割合を摂取することとなります。
生クリームの栄養価は?
生クリームには、具体的にどんな栄養価が含まれているのでしょうか。植物性クリーム(ホイップクリーム)と動物性生クリーム、それぞれについて紹介します。
植物性クリーム(ホイップクリーム)の栄養価
植物性クリーム(ホイップクリーム)に特に多く含まれている栄養価には、以下のようなものがあります。
・ナトリウム
・リン
・カリウム
・カルシウム
・ビタミンA
・コレステロール
動物性生クリームの栄養価
動物性生クリームに含まれている栄養価も、基本的には植物性クリームと同じで、以下のようなものがあります。
・ナトリウム
・リン
・カリウム
・カルシウム
・ビタミンA
・コレステロール
植物性クリームの方が特に多い栄養は、ナトリウムです。100g当たりの含有量は、動物性生クリームの倍以上あります。ナトリウムには、カリウムとのバランスを保ちながら、筋肉や神経を正常に保つ効果が期待されます。