洋梨のカロリーや栄養価・効能は?ダイエット効果あり?レシピのおすすめも紹介!
【管理栄養士監修】洋梨(ラフランス)のカロリー・糖質や栄養価を知っていますか?ダイエット向きなのでしょうか?今回は、洋梨のカロリー・糖質を<一個・缶詰>の種類別や<なし・りんご・キウイ>など他の果物と比較しつつ紹介します。栄養素の効果・効能や人気レシピも紹介するので、参考にしてくださいね。
目次
④タンニン
タンニンは洋梨に含まれるポリフェノールの一種で、抗がん作用・抗菌作用・抗酸化作用があります。抗酸化作用によって動脈硬化・高血圧・脳血管障害などの生活習慣病の予防する効果のほか、抗菌作用によって有害となる細菌やウイルスなどを殺菌・解毒する効果が期待できる成分です。(※7)
⑤食物繊維・ペクチン
洋梨に含まれるペクチンは水溶性食物繊維の一種で、水に溶けてゼリー状になり、腸の蠕動運動をうながして便秘の改善に働くことからダイエット効果も期待できます。
また水溶性の食物繊維は腸内の有害・有毒物質やコレステロールなどを吸着して体外に排出させる働きがあり、体内での発がん物質の発生も抑制するのが特徴です。ほかにも、血糖値の上昇やコレステロール上昇を抑える働きも期待されています。(※8、9)
洋梨の栄養を効率よくとる食べ方は?
洋梨を食べる際には、出来ることなら洋梨がもつ栄養素を無駄なく摂取したいものです。そこでここでは、どのような食べ方をしたら効率よく栄養素を取り入れることができるかを紹介します。
①皮ごと食べる
前述した通り洋梨の皮には非常にたくさんの栄養素がつまっているので、健康や美容のためには皮ごと食べることがおすすめです。
特に皮には食物繊維が豊富に含まれているので、腸内環境を改善して便秘解消やダイエットに効果が期待できます。ほか、皮に含まれるビタミンは肌組織の働きを活性化させて美肌効果があり、さらに成長などに不可欠なミネラルもたっぷり含まれているのでぜひ皮ごと食べて下さい。
②旬の時期に食べる
旬の果実は旨味が濃くて栄養成分が豊富に含まれているので、成分を効率的に摂取するには洋梨も旬の時期に食べるのがおすすめです。なお、洋梨の旬は種類によって異なりますが、収穫直後は硬くて食べることができないため収穫後2週間~3週間の追熟期間が必要となります。その期間も加味して、最も最適な食べ頃を見極めて下さい。
洋梨の人気レシピのおすすめ
洋梨は品種によって若干の特徴の違いはありますが、どの品種もなめらかな果肉と芳醇な香りが魅力です。ここでは洋梨独特の形状や上品な味わいを活かした、人気のレシピを紹介します。
①洋梨のタルト
洋梨のタルトは人気のスイーツで、缶詰の洋梨で作ることもできます。洋梨は皮を剥くと次第に黒ずんでしまうので、生地に乗せる直前に皮を剥くのがきれいに仕上げるポイントです。
②洋梨のコンポート
洋梨の旨味が凝縮した、洋梨の可愛い形状を活かしたコンポートです。材料のワインは赤ワインでも白ワインのどちらでも構いませんが、赤ワインを使うと赤みがかった仕上がりになります。