冷凍ミックスベジタブルの栄養価は高い？低い？生野菜と比較して紹介！

冷凍ミックスベジタブルは、手軽に野菜がとれて日持ちする食材ですが、冷凍ミックスベジタブルには栄養がなさそうなイメージもあるかもしれません。そこでここからは、冷凍ミックスベジタブルと生野菜の栄養価の違いについて、詳しく説明します。

はじめに、冷凍ミックスベジタブルと生野菜の栄養価の違いについて紹介します。冷凍ミックスベジタブルと生野菜との違いを理解して、上手に使い分けましょう。

※含有量は日本食品標準成分表を参照しています（※1）

上記の数値はブロッコリーの値なので、冷凍ミックスベジタブルの野菜の種類によって含有量は変わります。生野菜と比較すると、冷凍ミックスベジタブルは冷凍によって栄養価が落ちるように感じるかもしれませんが、上の表から分かる通り栄養価はほぼ変わりません。

なお、βカロテンやビタミンB1、ビタミンB2に関しては冷凍ブロッコリーにおける含有量が不明ですが、冷凍することで若干減るとのデータがあります。

冷凍ミックスベジタブルの栄養価は、どうして生野菜と大きく変わらないのでしょうか。ここからは、冷凍ミックスベジタブルの栄養価が比較的高い理由について説明します。

旬の時期の野菜はおいしいだけではなく、栄養価も1年の中で1番高いと言われています。この旬の野菜を加工し、多少の栄養の流出があったとしても高い栄養価を保つことができます。そのため、季節外れの野菜を食べるよりは、旬の野菜を加工した冷凍ミックスベジタブルの方が栄養価も高いということがあるかもしれません。

野菜は収穫された後にも呼吸をしたり、野菜自体の水分が蒸発したりすることにより、栄養価が低下してしまいます。しかし、冷凍ミックスベジタブルは新鮮な旬の野菜をすぐに加工することで鮮度のいい状態を保つことができるため、栄養価も保つことができます。