マックポテトが体に悪いと言われる理由は?塩分・油の量?恐ろしすぎる現実を調査!
【管理栄養士監修】マックポテトが体に悪いと言われる理由を知っていますか?どうしてでしょうか?今回は、<油・塩分>などマックポテトが体に悪い理由に加えて、ポテト以外の体に悪いメニューを紹介します。マックの食事をヘルシーに済ますコツも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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マックポテトはやはり体に悪い?
マクドナルドの商品の中でも、サイドメニューのマックポテトは老若男女問わず人気のようです。しかし、揚げ物であるだけに、体に悪いのではないかと考える人もいます。ここではマックポテトの健康への影響について紹介していきます。マクドナルドの商品を上手く組み合わせることで、健康への影響をある程度回避できるので参考にしてください。
マックポテトが体に悪いと言われる理由は?
マクドナルドのマックポテトは人気がある一方で体に悪いと言われますが、なぜなのしょうか。ここでは、マックポテトが体に悪いと言われる具体的な理由を紹介します。
①カロリーが高い
1食あたり | カロリー | 1日のカロリー摂取量に占める割合 |
マックポテトS | 225kcal | 10% |
マックポテトM | 410kcal | 19% |
マックポテトL | 517kcal | 24% |
マックポテトはカロリーが高く、Lサイズのマックポテトともなると、1食分だけで500kcal以上になります。なおマックポテトLサイズのカロリーは以下のような料理と同程度です。
・小さめのカツ丼
・ミートソーススパゲッティ
・焼き魚定食
・板チョコおおよそ2枚弱
マックポテトSは子供用のメニューであるハッピーセットでも適用されるサイズですが、おおよそ130g程度の小盛のご飯1杯に匹敵するカロリーです。ハンバーガーなどのメインと一緒に食べることを考えれば、Sサイズでもかなりのカロリーであることがわかります。
また、一人でLサイズのマックポテトをハンバーガーを一緒に食べる場合は、ハンバーガーの種類によっては一食で1000kcalを超えることもあります。一日の摂取カロリーの目安は成人男性で2200kcalとなっており、一食で半分程度を占めることになるので注意しましょう。(※1)
②油が多く付着している
マックポテトは細く切ったじゃがいもを油で揚げており、油が付着している面積が多くなります。その分脂質が多くなるので、一日に多量に食べるのは避けた方が良いでしょう。また、マクドナルドの油は牛脂とパーム油のブレンドオイルを使用していますが、この二つの油脂はトランス脂肪酸が多く含まれています。
トランス脂肪酸の取り過ぎれは、腸内の悪玉コレステロールを増加させるため、心筋梗塞などの体への悪影響が懸念されています。日本人の食生活はアメリカなどの海外に比べトランス脂肪酸の量が少ないため、それほど問題視されていません。しかし、毎日忙しいなどの理由で何度もマクドナルドで食事をしていればその分トランス脂肪酸の摂取量は多くなります。(※2)
③塩分が多い
1食あたり | 塩分量 | 1日の摂取量に占める割合(男) | 1日の摂取量に占める割合(女) |
マックポテトS | 0.5g | 7% | 8% |
マックポテトM | 0.8g | 11% | 12% |
マックポテトL | 1.1g | 15% | 17% |
マックポテトは塩分が多いことも、体に悪いとされる理由の一つです。上記の表はマックポテトのサイズ別の塩分量ですが、マックポテトLサイズの場合には、単品で一日当たりの塩分摂取量の2割程度を摂取することになります。マックポテトにハンバーガーなどを組み合わせれば、塩分摂取量は大幅に増えてしまうでしょう。
塩分はむくみの原因となり、皮膚の下の脂肪細胞が老廃物と一緒に固まったボコボコしたセルライトとなって体につきます。また、過剰な塩分は高血圧や動脈硬化を引き起こすリスクも高めるので、摂りすぎないようにしましょう。
広口 みどり
管理栄養士
2020年版日本人の食事摂取基準では、成人の塩分摂取目標量(食塩相当量)は、男性7.5g未満、女性6.5g未満と設定されていますが、実際の摂取量は平均で男性11g程度、女性9g程度です。以前よりも減少はしていますが、まだまだ減塩に対する日々の意識が重要です。
④10週間放置しても腐らないことから保存料の多さが疑われている
マクドナルドの都市伝説や噂にはさまざまなものがあります。マクドナルドの商品を実際に10週間放置しても腐らなかったという恐ろしすぎる現実を世界に広めた実験結果があり、使用している保存料の多さが問題となっています。
マクドナルドでは大量生産のためにどうしても作り置きせざるを得ず、さらに長く冷凍保存をしないといけないことからある程度の保存料は必要かもしれません。しかし、健康のためには保存料はなるべく摂取しないに越したことはありません。ただし、この実験結果は中国のマクドナルドのものであり、日本では普通に腐るようです。
(*マクドナルドのカロリーについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)