ケチャップのカロリー・糖質や塩分は?高い?栄養価やヘルシーに自作する方法も紹介!
【管理栄養士監修】ケチャップのカロリー・糖質量を知っていますか?今回は、ケチャップ(100g・大さじ・小さじ)のカロリー・糖質量を〈他の調味料〉〈トマト製品〉と比較しながら紹介します。リコピンなどケチャップの栄養価やカロリー・糖質や塩分をオフする方法も紹介するので、参考にしてくださいね。
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ケチャップのカロリー・糖質量は?
ケチャップのカロリー・糖質量はどれぐらいなのか分量別に、また、他の調味料大さじ(18g)とトマト製品(100g)などととも比較しました。
※本記事のカロリー・糖質量などは日本食品標準成分表を情報源にしています
ケチャップ(100g・大さじ・小さじ)のカロリー・糖質量
カロリー | 糖質 | 脂質 | 塩分 | |
ケチャップ(100g) | 121kcal | 27.6g | 0.2g | 1200mg |
ケチャップ(大さじ:18g) | 22kcal | 5g | 0g | 220mg |
ケチャップ(小さじ:6g) | 7kcal | 1.7 | 0g | 72mg |
ケチャップのカロリー・糖質量などを100g・大さじ・小さじでそれぞれ比較しました。ケチャップには脂質はほとんど含まれていませんが、原材料はトマトのみではなく、加工段階で様々な調味料も加わるため、ケチャップのカロリー・糖質は低いわけではありません。塩分も多いため、たくさん使うとむくみや高血圧に繋がるので注意が必要です。
ケチャップのカロリー・糖質量を他の調味料と比較
カロリー | 糖質 | 脂質 | 塩分 | |
ケチャップ | 22kcal | 5.0g | 0g | 220mg |
マヨネーズ | 31kcal | 2.4g | 13.7g | 130mg |
マスタード | 31kcal | 2.4g | 1.9g | 220mg |
ウスターソース | 21kcal | 4.9g | 0g | 590mg |
お好み焼きソース | 26kcal | 6.1g | 0g | 400mg |
醤油 | 14kcal | 1.4g | 0g | 1000mg |
味噌 | 35kcal | 3.9g | 1.1g | 880mg |
ケチャップとその他の調味料のカロリー・糖質量を大さじ1杯(18g)あたりで比較してみました。こうして比較すると、原材料で油を使用するマヨネーズは、カロリーや脂質が高くなっており、塩分は醤油やウスターソースなど調味に使うものが高くなっていることがわかります。
ケチャップ自体のカロリーは、他の調味料と比べて高いわけではないですが、糖質においてははケチャップが一番高くなっています。ウスターソースもカロリー・糖質が高いですが、ケチャップの方が普段からよく使う調味料なので、糖質制限などしている場合、使用量・頻度に注意が必要です。
ケチャップとトマト製品のカロリー・糖質を比較
カロリー | 糖質 | 脂質 | 塩分 | |
ケチャップ | 121kcal | 27.6g | 0.2g | 1200mg |
トマトジュース | 17kcal | 4.0g | 0.1g | 120mg |
トマトピューレ | 41kcal | 9.9g | 0.1g | 19mg |
トマトホール缶 | 20kcal | 4.4g | 0.1g | 4mg |
トマト | 3kcal | 4.7g | 0.1g | 3mg |
ドライトマト | 292kcal | 67.3g | 2.1g | 120mg |
ケチャップとトマトを使用した製品のカロリー・糖質量などを100gあたりで比較してみました。こうして比較すると、ドライトマトは水分・成分が凝縮されることで、グラム当たりのカロリー・糖質が高くなっているため例外として、ケチャップはその他のトマト製品に比べてダントツでカロリーや糖質が高いことが分かります。
原材料にトマト以外の食材を使用しているのが、原因となっているようです。また、同じようにパスタやトマト料理に使うトマト缶やトマトピューレなどと比べて、塩分量は10倍以上となっているので味付けに使うときは塩分に気をつけましょう。
永倉沙織
管理栄養士
ケチャップは様々な調味料で加工されているため、カロリーも塩分も高めになります。料理への使い方や食べ方を工夫して、食事に美味しく取り入れましょう。
ケチャップはダイエット・糖質制限中に使って良い?
ケチャップはダイエットや糖質制限中に使ってもいいのか詳しく説明します。
低カロリーだが糖質は高めなので注意
ケチャップ自体のカロリーは他の調味料と比較してもそこまで高いわけではなく、ホットドッグなどにかける分量なら10g程度なのでカロリーを気にするほどではありません。ですが、ナポリタンやケチャップライスなどに使う量は大さじ2~8程度に増えるため、その分カロリーや糖質量は上がってしまうためダイエットなら注意が必要です。
永倉沙織
管理栄養士
ケチャップなどの調味料を多く使う料理はなるべく使用頻度を減らしましょう。料理に少し「かける」「ディップする」など、ちょっと加えるだけでも料理の味が引き立ちます。