缶コーヒーのカフェイン含有量ランキングTOP11!多い・少ない商品を一覧で紹介!
【管理栄養士監修】缶コーヒーのカフェイン量はどれくらいか知っていますか?多い、少ないどっちでしょうか?今回は、缶コーヒーのカフェインの含有量ランキングTOP11を比較して紹介します。カフェインレスの缶コーヒー商品や、カフェインを摂取する際の注意点も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
- 缶コーヒーのカフェイン量ってどれくらい?多い?少ない?
- 缶コーヒーのカフェインの含有量ランキングTOP11
- ⑪サントリーボス 無糖ブラック 185g (74mg)
- ⑩伊藤園Wcoffee ブラック 缶 165g (83mg)
- ⑨キリン ファイア ブラック 185g(91mg)
- ⑧ダイドーブレンド ザ・ブラック 185g(94mg)
- ⑦ポッカサッポロ アロマックス 鮮やかな香りプレミアムブラック 170g(95mg)
- ⑥キリン ファイア エクストリームブレンド 185g(107mg)
- ⑤アサヒ飲料 ワンダモーニングショット 185g (111mg)
- ④サントリー プレミアムボス 185g (130mg)
- ③ダイドーブレンド コク深微糖 世界一のバリスタ監修 185g (148mg)
- ②伊藤園 TULLY'S COFFEE BARISTA’S ESPRESSO 缶 180g (155mg)
- ①ダイドーブレンド ダイドーブレンドコーヒー オリジナル 185g(159mg)
- カフェインレスの缶コーヒーはある?
- ①アサヒ飲料 ワンダ グリーンカフェ 185g(115円)
- ②コカ・コーラ ジョージア ヨーロピアン デカフェブラック 290ml(140円)
- 缶コーヒーのカフェインを取る際の注意点は?
- ①寝る前に飲むと眠れなくなる
- ②継続的な過剰摂取は避ける
- ③妊婦・授乳中の人や幼児は特に摂取量を控える
- 缶コーヒーのカフェインは摂取量に注意!
この商品は、カフェインレスコーヒーでありながらコーヒーの深いコクと香りをしっかりと感じることができます。ブラジル産カフェインレス豆100%を深煎り焙煎し、エスプレッソ抽出を採用することでコーヒーらしい味わいが実現されています。
就寝前にコーヒーを味わいたい方や、カフェインの摂取量が気になる妊娠中の方にもおすすめですが、残念ながらこちらの商品も現在は生産されていません。
缶コーヒーのカフェインを取る際の注意点は?
缶コーヒーには色々な種類があり、カフェイン含有量にも違いがありますが、そもそもカフェインは心身にどのような影響をもたらすのでしょうか。ここでは、缶コーヒーのカフェインを取る際の注意点について解説します。
①寝る前に飲むと眠れなくなる
カフェインには交感神経を刺激して脳を興奮させる作用があるため、寝る前にコーヒーを飲むと眠れなくなることがあります。交感神経が優位になり、心身をリラックスさせて眠気を誘う副交感神経の働きが抑制されてしまうのです。
交感神経の刺激による不眠を避けるためには、寝る5時間前からはコーヒーや緑茶などカフェインを含むものを飲むのは避けたほうがいいでしょう。
②継続的な過剰摂取は避ける
成人の男女の1日におけるカフェインの摂取量の目安は以下の通りです。なお、カフェインの過剰摂取が続くと心身に以下のような症状が現れることがあります。
【摂取量の目安】
・成人(男性・女性):400mg
【過剰摂取による症状】
・心拍数や呼吸数の増加
・下痢や吐き気
・嘔吐
・手足の震え
・不安や緊張
・頭痛やめまい
カフェインは適量であれば、交感神経が優位になり覚醒作用が働いて疲れが取れたりパフォーマンスが向上したりといったメリットもあります。しかし、過剰摂取が続くと心身に悪影響が出ることがあります。カフェインはコーヒー以外にも紅茶や緑茶にも含まれることから、缶コーヒーを摂取する場合は、1日2〜3杯の摂取を目安にするとよいでしょう。
③妊婦・授乳中の人や幼児は特に摂取量を控える
カナダ保健省は妊婦・授乳中の人や幼児に対しても1日のカフェイン摂取量の目安を定めています。
・妊婦・授乳中の人、妊娠を予定している人:300mg
・4歳〜6歳:45mg
・7歳〜9歳:62.5mg
・10歳〜12歳:85mg
・13歳以上:体重1kgあたり2.5mg
妊婦・授乳中の人や妊娠を予定している女性や幼児は心身にカフェインの影響を受けやすいため、健康な成人よりも摂取量の目安が低くなっています。特に妊婦は、カフェインを過剰に摂取することにより、出生児が低体重になったり将来の健康リスクが高くなったりする可能性があるため十分に注意する必要があります。(※1)
川目ゆか
管理栄養士
妊婦や乳幼児はカフェイン代謝に時間がかかり、長時間体内に留まります。カフェインは血管を収縮させる作用があるため、胎盤に流れる血液の量を減少させる可能性があります。
缶コーヒーのカフェインは摂取量に注意!
カフェインを摂取すると交感神経が刺激されて不眠につながるほか、継続的な過剰摂取は心身への悪影響が懸念されます。また、甘い缶コーヒーは砂糖の過剰摂取による影響も心配です。缶コーヒーに含まれるカフェイン含有量や砂糖の量を意識し、摂取量には注意しましょう。
川目ゆか
管理栄養士
カフェインは、精神を鎮静させる作用を持つアデノシンという物質と化学構造が似ています。体内においてアデノシンが作用発揮するために結合しなければならない場所に、カフェインが結合します。その結果、アデノシンが受容体に結合できなくなることで働きが阻害され、神経が興奮します。