カフェオレ・カフェラテが含むカフェイン量は?摂取を抑える飲み方も紹介!
【管理栄養士監修】カフェオレ・カフェラテに入ってるカフェイン量はどれくらいか知っていますか?今回は、カフェオレ・カフェラテのカフェイン含有量を他の飲み物と比較し、カフェインの効果・メリットなども紹介します。〈妊娠中・妊婦〉などカフェインを摂取する際の注意点や、カフェイン摂取を抑える飲み方も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
シェルファ
管理栄養士
ただし、利尿効果により水分補給にはならないので水分補給目的の場合はカフェインを含まない飲料にしましょう。
③疲労回復効果
カフェインには中枢神経を刺激して興奮させる働きがあるうえ、体内の血管を拡張する働きがあります。その結果、血流が促進され疲労回復効果につながるのです。近年ではサッカーやテニスなど長時間に及ぶスポーツの疲労回復にも、カフェインが有効だとの研究報告もされています。
カフェオレ・カフェラテのカフェインを摂取する際の注意点
カフェインは適量であれば様々な効果を実感できるものの、摂取量によっては健康リスクにつながることが懸念されています。ここでは、カフェオレやカフェラテを飲む際の注意点を2つ紹介します。
①カフェインの過剰摂取を避ける
カフェオレ・カフェラテを飲む際にはカフェインの過剰摂取に気を付けることが大切です。カフェインの摂取量の目安と、過剰摂取すると起きる可能性のある症状は以下の通りです。
【摂取量の目安】
・成人男性/400mg
・成人女性/400mg
【過剰摂取による症状】
・めまい
・心拍数の増加
・興奮
・震え
・不眠症
・下痢
・吐き気
可能であればカフェイン摂取量は、上記の数値を下回る方が健康リスクを軽減できます。カフェオレやカフェラテを飲み過ぎてカフェインを摂り過ぎてしまうと、中枢神経や胃腸に過剰な刺激を与えてしまうことから、上記のような症状が起きる懸念があるのです。
また、チョコレートやコーラなどの嗜好品にもカフェインが含まれているので、これらを食べたり飲んだりする習慣がある場合には総摂取量に注意しましょう。
シェルファ
管理栄養士
個人差はありますが、カフェイン過剰摂取により頭痛が出てしまう場合も、、、。
②妊娠中・授乳中の人や幼児は特に摂取量を控える
妊娠中あるいは授乳中の女性や子供は、1日のカフェイン摂取量の上限が健康な成人より少なくなります。
・妊娠中の女性/200mg
・授乳中の女性/200mg
・子供(4~6歳)/45mg
・子供(7~9歳)/62.5mg
・子供(10~12歳)/85mg
・子供(13~19歳)/(体重÷2.5)mg
妊娠中の女性がカフェインを過剰摂取すると低体重児が生まれやすくなることは、広く知られています。子供にカフェインの過剰摂取がよくないとされるのは、その脳への作用による脳の成長などへの弊害があるからです。
ほかにも、カフェインの利尿作用により脱水症状が起こったり、体内で吸収する前に栄養成分が排出されたりして成長の妨げになるリスクにも気を付ける必要があります。授乳中の女性も母乳を与えることで赤ちゃんがカフェインの過剰摂取を起こすと、成長に悪影響が及ぶと考えられるので注意しましょう。(※1)
カフェオレ・カフェラテのカフェイン摂取を抑える飲み方は?
カフェオレやカフェラテを飲むのは、仕事や勉強の合間などの休息目的の場合も多いでしょう。カフェインの過剰摂取にならなければ、そうした機会を減らす必要はありません。ここではカフェイン摂取量を減らしながら、カフェオレやカフェラテを飲む方法を紹介します。
①カフェインレスな商品を購入する
元々カフェイン量が少ないカフェインレスのカフェオレやカフェラテを選んで飲むことで、過剰摂取を避けることが可能です。近年はカフェインレスのドリップコーヒーやエスプレッソがスティックタイプになったものも市販されているので、自宅でも簡単にカフェオレやカフェラテを楽しめます。粉末状のスティックタイプなど便利な商品も多いので、試してみましょう。
シェルファ
管理栄養士
私はブレンディの「スティックカフェオレ やすらぎカフェインレス」を愛飲しています。個人的にノンカフェインなのにちゃんとおいしいカフェオレが簡単に飲めるのでおすすめです♪