イカの栄養素と効能をタコと比較!タウリンが豊富?肝・イカスミの成分も紹介!
【管理栄養士監修】イカに含まれる栄養素を知っていますか?今回は、イカの栄養成分・効能に加え、身以外にも栄養成分が取れる部分も紹介します。そしてイカの栄養素や効能を、よく対比されるタコと比較してみます。レシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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イカはどんな食材?
イカは、1年を通して食卓に並ぶ食材です。そんなイカの旬の時期やカロリー・糖質について、知っていますか?私たちは普段、何種類かのイカを口にしますが、イカは種類によって旬の時期、カロリー・糖質が違います。まずは、イカの旬と種類、カロリー・糖質について紹介します。
イカの旬と種類
イカの旬を、種類別に見ていきましょう。
以下の種類 | 旬の時期 |
アオリイカ | 5~8月 |
アカイカ | 6~8月 |
コウイカ | 10~4月 |
スルメイカ | 5~9月 |
ホタルイカ | 1~5月 |
ヤリイカ | 1~3月 |
イカは種類によって旬の時期が異なっており、年中食べられることも頷けます。最もポピュラーなのはスルメイカです。ただ、お寿司で食べられているのは、アオリイカといった品種で若干高価になります。
(*イカの種類や旬について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
イカのカロリー・糖質
カロリー | 糖質 | |
アオリイカ | 76kcal | 0.1g |
アカイカ | 89kcal | 0.0g |
コウイカ | 75kcal | 0.3g |
スルメイカ | 83kcal | 0.1g |
ホタルイカ | 84kcal | 0.2g |
100gあたりのカロリー・糖質は、イカの種類によって大きな差はありません。イカは魚介類全体で見るとカロリー・糖質ともに低めなので、カロリー・糖質が気になっているなら、イカを選ぶだけでも賢いチョイスといえるでしょう。
(*イカのカロリーや糖質について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
イカの栄養素と効果・効能【タコと比較】
カロリー | 水分 | タンパク質 | 糖質 | 食物繊維 | 脂質 | |
イカ | 83kcal | 80g | 17.9g | 0.1g | 0g | 0.8g |
タコ | 76kcal | 81g | 16.4g | 0.1g | 0g | 0.7g |
※本記事のカロリー・糖質量などは日本食品標準成分表を情報源にしています。
※本記事のカロリー・糖質量などは基本的に100gあたりの値です。(※1)
それでは次に、イカの栄養素と効果・効能をタコと比較してみましょう。イカとタコはよく足の数が比較されます。では、栄養面で見るとどんな違いがあるのでしょう。よく食べられるスルメイカとマダコで比較してみます。
①タンパク質
含有量(100g) | 1日の必要な摂取量 | 1日の摂取量に占める割合 | |
イカ | 18.1g | 60g | 30% |
タコ | 16.4g | 60g | 27% |
タンパク質は三大栄養素の1つで、血液や筋肉をつくり、さらには酵素の成分になる、非常に重要な栄養素です。100gあたりのタンパク質は、イカの方がやや多くなっています。魚介類なので、どちらも多くのタンパク質を有しているといえます。(※2)