たこは低カロリー・低糖質!高タンパク質でダイエット効果も?ヘルシーな食べ方やレシピも紹介!
【管理栄養士監修】たこのカロリー・糖質量を知っていますか?たこはダイエットに向いている食材でしょうか。今回は、たこ(100g・10g)のカロリー・糖質量を他のと比較しながら紹介します。たこのダイエット効果にくわえ、食べ過ぎなど食べ方の注意点も紹介するので、参考にしてくださいね。
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たこのカロリー・糖質量は?【写真】
ダイエットのためにカロリーや、糖質を抑えている方も少なくないでしょう。たこは低カロリー・低糖質でダイエットに向いているといわれていますが、実際はどうなのでしょうか。他の魚介類と比べて紹介します。
たこ(100g・10g)のカロリー・糖質量
カロリー | 糖質 | |
たこ(100g) | 76kcal | 0.1g |
たこ(30g) | 22.8kcal | 0.03g |
たこ(10g) | 7.6kcal | 0.01g |
たこのカロリーは100g中76kcalと、ほかの食品と比べても低カロリーな方で、糖質がほぼ含まれていないため、糖質制限中の方にもおすすめです。ちなみに、タコの刺身1切れは約30gで、たこ焼きひとつに入っているたこは約10gです。
※1日の摂取量は成人男性の目安です
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています(※1)
たこのカロリー・糖質・タンパク質を他の魚介類と比較
(100g) | カロリー | 糖質 | タンパク質 |
タコ | 76kcal | 0.1g | 16.4g |
イカ | 88kcal | 0.2g | 18.1g |
マグロ | 125kcal | 0.1g | 26.4g |
サーモン | 132kcal | 0.1g | 22g |
イワシ | 217kcal | 0.7g | 13.9g |
ホタテ | 72kcal | 1.5g | 13.5g |
たこのカロリー・糖質・タンパク質を他の魚介類と比較してみると、比較的カロリーが低い方であることが分かります。サーモンやイワシなどの魚類は脂質が多いため、カロリーも高いですが、タンパク質も豊富に含んでいます。糖質は、他の魚介類と同様にたこも低いです。
たんぱく質を多くとりたい方には、サーモンやマグロなどの魚類がおすすめですが、カロリーと脂質を控えたいダイエット中の方などにはタコはおすすめできる魚介類だといえます。
たこのダイエット効果は?向いてる?
たこは低カロリー・低糖質であることが分かりました。その点だけ見ると、ダイエットに向いている食品だといえますが、他の栄養素はどのようなものが含まれているのでしょうか。栄養素の効能とともに紹介します。
①タンパク質|筋肉・身体の構成
タンパク質は筋肉や皮膚、髪の毛や爪などを作る生きていくうえで必要不可欠です。筋トレなどをして筋肉増加を目指している人は特に積極的に摂りたい栄養素です。筋肉が付くと、基礎代謝が上がり何もしていなくても消費するカロリーが高くなります。
年齢とともに筋肉が落ち、同時に基礎代謝も落ちて太りやすい体になっていってしまいます。そのため、筋肉の元となるたんぱく質をしっかりと取り、筋肉を維持しましょう。(※2)
②ビタミンB群|基礎代謝の向上
タコにはビタミンB群が豊富に含まれており、その中でもビタミンB1とビタミンB2がダイエットには効果的です。先ほども紹介したように、基礎代謝はダイエットに大きく影響しています。糖質の代謝にはビタミンB1が必要で、脂質の代謝にはビタミンB2が必要となります。
この2つのビタミンB群によって、糖質と脂質の代謝を促進し基礎代謝を上げ、結果的に太りにくい体にしてくれます。(※3、4)
渡辺愛理
管理栄養士
糖質制限をしがちな現代のダイエットですが、逆に足りなくなると痩せずらくなります。
③タウリン|コレステロールの減少効果
たこは、水溶性のアミノ酸の一種であるタウリンを多く含んでいます。タウリンは、血中のコレステロールを減少させたり、血圧の上昇を抑えるなど生活習慣病の予防に効果がある栄養素です。また、栄養ドリンクに含まれているほど疲労回復にも効果があります。他にも、肝臓や目の健康維持にも効果を発揮するため、薬にもよく含まれています。(※5)