牛すじは低カロリー・高タンパク質でダイエット効果あり!栄養価やヘルシーな食べ方も紹介!
【管理栄養士監修】牛すじのカロリー・糖質やタンパク質の量を知っていますか?今回は牛すじ(100g・おでん串1本)のカロリー・糖質量を他の部位と比較しながら紹介します。牛すじの栄養価やダイエット効果にくわえ、よりヘルシーな食べ方も紹介するので、参考にしてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
牛すじのカロリー・糖質は?
牛すじは柔らかい食感や白っぽい色から高カロリーなイメージが強いですが、実は低カロリーの食材です。牛すじの100gのカロリーと糖質を見てみましょう。
※1日の摂取量は成人男性の目安です
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています
牛すじ(100g)のカロリー・糖質量
カロリー | 糖質 | 脂質 | タンパク質 | |
牛すじ(100g) | 155kcal | 0g | 4.9g | 28.3g |
牛すじ串1本(おでん) | 42kcal | 0g | 1.2g | 7.2g |
茹でた牛すじは100gあたり155kcal、糖質は0gと低カロリー低糖質の食材です。おでんの牛すじは、おでんのだしも低カロリーですが、煮込むことで脂肪などが溶け出し、約30gで42kcalと低くなります。脂質も100gで4.9g、串1本で1.2gと低脂質で、タンパク質は100gで28.3g、串で7.2gと高タンパクです。
※1日の摂取量は成人男性の目安です
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています(※1)
牛すじのカロリー・脂質・タンパク質を他の部位と比較
カロリー | 脂質 | タンパク質 | |
牛すじ | 155kcal | 4.9g | 28.3g |
バラ肉 | 371kcal | 32.9g | 14.4g |
サーロイン | 136kcal | 4.4g | 22g |
ハラミ | 321kcal | 14.8g | 14.8g |
他の部位と比べてみてみると、サーロインの次に牛すじのカロリーと脂質が低いです。タンパク質を比べると牛すじが1番多くなっています。低カロリー、低脂質でいてタンパク質を豊富に含んでいるのでダイエットをしている方にぴったりです。
牛すじの栄養価や効果は?
牛すじは低カロリー、低糖質とダイエット向きの食材です。他にはどのような栄養や効果があるのでしょうか。
①コラーゲン
牛すじにはコラーゲンが4980mgも含まれています。コラーゲンはタンパク質の一種であり、身体をつくっているタンパク質のうち30%をしめています。人間の皮膚の約70%がコラーゲンでできていて、肌のハリや弾力、みずみずしさを保つ働きがあります。
さらに、コラーゲンは身体のあらゆる組織に存在していて、骨の内側の柔軟性を保つことや細胞同士に酸素や栄養を供給し老廃物を排出させる働きを助けています。コラーゲンは美容だけでなく健康にも欠かせない成分です。
いしいひとみ
管理栄養士
牛すじに含まれているコラーゲンは、ビタミンCと一緒に摂ることによって体への吸収率もアップします⑅︎◡̈︎* そのため牛すじの料理を食べるときには、ビタミンC豊富な野菜やフルーツと一緒に食べるとよいでしょう♪
②ビタミンB12
牛すじにはビタミンB12も豊富に含まれています。ビタミンB12は水溶性のビタミンB群の一種で、血液中の赤血球と結合し酸素を運ぶヘモグロビンの合成を助けています。ビタミンB12が不足すると、貧血が起こりやすくなります。また、睡眠の質が落ちてしまいます。ビタミンB12は葉酸と働くため、昆布など海草と摂ると効果的です。(※2)
いしいひとみ
管理栄養士
また、牛すじには保湿成分である、エラスチンが豊富に含まれています! これには、保湿成分のみならず、肌の弾力に関わる性質があって、皮膚や靭帯などの収縮性が必要な部分の形成に欠くことができないです。