醤油のカロリー・糖質や塩分量は?ダイエット・糖質制限中に使っても良い?

【管理栄養士監修】醤油のカロリー・糖質量を知っていますか?今回は、醤油(100g・大さじ・小さじ)のカロリー・糖質量をあまくち・減塩など〈種類別〉や他の調味料と比較しながら紹介します。醤油のダイエット・糖質制限中の食べ方・注意点も紹介するので、参考にしてくださいね。

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専門家監修 |管理栄養士・栄養士 竹本友里恵
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管理栄養士の国家資格を取得後、病院に勤務し献立作成や調理に携わる。現在はエンジニアとして働きながら、栄養サポートや栄養系メディアの記事監修など行っています。...
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管理栄養士の国家資格を取得後、病院に勤務し献立作成や調理に携わる。現在はエンジニアとして働きながら、栄養サポートや栄養系メディアの記事監修など行っています。最近はスポーツ栄養にも興味あり。趣味はフラワーゼリーなどのお菓子作りや写真です。幼少期から高校まで過度な野菜嫌いと偏食だった経験があり、食事によって身体の調子が良くなる事を体感したことから管理栄養士を目指す。正しい知識を学び、楽しい人生を送りましょう!よろしくお願いします。

目次

  1. 醤油のカロリー・糖質量は?【種類別】
  2. 醤油(100g・大さじ・小さじ)のカロリー・糖質量
  3. 醤油のカロリー・糖質量を【種類別】に比較
  4. 醤油のカロリー・糖質量を他の調味料と比較
  5. 醤油のカロリー・糖質を他のソース系の調味料と比較
  6. 醤油のカロリー・糖質を料理に使う調味料と比較
  7. 醤油の栄養価や効能は?
  8. 原料が大豆のため栄養も豊富
  9. 醤油のダイエット・糖質制限向きの使い方は?
  10. カロリー・糖質はそこまで気にする必要はない
  11. 塩分濃度に要注意
  12. 醤油は塩分に気をつけよう

醤油には、どんな栄養価が含まれているのでしょうか?それらに期待出来る効能と併せて見ていきましょう。

原料が大豆のため栄養も豊富

■リン:歯や骨の状態を健康に保つ
■マグネシウム:骨折しにくくなる
■ビタミンB6:皮膚や粘膜の健康維持に役立つ
■フラノン:コレステロールを下げる
■ペクチン:免疫力向上、整腸作用

醤油は大豆から作られており、さまざまな栄養が含まれています。醤油はそれほど使用量が多くありませんが、上記の様な栄養素を摂取できます。ビタミンB6はタンパク質からエネルギーを作り出す成分で、タンパク質摂取量が多い人ほど必要になる成分です。

また、マグネシウムには骨に弾力を与えてくれるので、摂取すると骨折しにくくなるとされています。リンも歯や骨にかかわる成分なので、両方で骨への良い効果が期待できます。フラノンは、醤油の香り成分でコレステロールを下げる働きがあります。抗酸化作用を持ち、血を綺麗にする効果も期待できる成分です。(※2、3、4、5) 

竹本友里恵

管理栄養士

減塩醤油は通常の醤油より塩分相当量が20%以上減らしてあるものです。製造の工程途中で塩分を取り除いてるため、塩分量が少なくなります。50%以上減らしたものは味が少し薄く感じでしまうかもしれないですが、わさびや柚子胡椒、一味など香辛料やスパイスなどのアクセントを加えて、塩分摂取を控えるようにしましょう。

醤油のダイエット・糖質制限向きの使い方は?

醤油のカロリーや糖質値などを紹介しましたが、ダイエット・糖質制限向けの使い方はあるのでしょうか?

カロリー・糖質はそこまで気にする必要はない

本醸造醤油のカロリーは、大さじ1杯で14kcal、糖質量は1.4g程となっています。冷ややっこやフライにかける時はこれだけあれば余る位なので、カロリーや糖質量はそれほど気にする事は無いでしょう。

また、数値は少なめですが、甘口醤油は本醸造と比較するとカロリー・糖質量は少し高めです。少しでも摂取量を抑えたいといった場合には、甘口は避けるのがおすすめです。

塩分濃度に要注意

カロリーや糖質量よりも、醤油をつける時は塩分濃度に注意しましょう。本醸造醤油は大さじ1杯当たり2.6gと、塩分量は決して少なくありません。

1日の塩分摂取量の目安は10g以下とされていますが、高血圧の方なら6g以下に抑える事が推奨されている様です。塩分は多くの料理に含まれており、意識していないとすぐ目安摂取量を超えてしまいます。塩分濃度が心配な方は、減塩タイプを選んで購入しましょう。

(*醤油の塩分濃度について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

醤油の塩分濃度・量は?大さじ・小さじ1杯だと?計算方法も紹介!

醤油は塩分に気をつけよう

醤油の100g当たりのカロリーや糖質量は特別低い訳ではありませんが、使用量が少ないのでそれほど気にする必要はありません。ただ、塩分濃度は他の調味料と比較しても高めなので、かけ過ぎには注意しましょう。

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