味噌ラーメンのカロリーを塩・醤油などと比較!ダイエット向きの食べ方も紹介!
【管理栄養士監修】味噌ラーメンのカロリー・糖質量を知っていますか?今回は味噌ラーメンのカロリー・糖質量を塩・醤油・豚骨ラーメンや他の麺類と比較しながら紹介します。味噌ラーメンのカロリーを消費する為必要な運動量やダイエット向きのヘルシーな食べ方も紹介するので参考にしてくださいね。
目次
味噌ラーメンがダイエットの敵と見られる理由として、カロリーが高いこと、糖質量が多いこと、塩分が多く含まれていること、栄養バランスが悪いことなどが挙げられます。そこで味噌ラーメンの食べ方を工夫して、ダイエット向きの食べ方にするポイントを紹介します。
①スープを飲まない
味噌ラーメンのスープは脂質を多く含んでいるので、スープを残すと100kcal以上カロリー摂取を抑えることが出来ます。
またスープに含まれる塩分を控えることで、むくみや高血圧の予防にも繋がります。味噌ラーメン1杯をスープまで飲み干すと、その1食だけで1日に摂取すると望ましいとされている塩分摂取量を超えてしまいます(男性1日当たり8.0g未満、女性1日当たり7.0g未満)。スープは控えめに愉しむと良いでしょう。
②野菜を多めにし麺を減らす
味噌ラーメンの麺の量を1/2~2/3程度にし、もやしなどの野菜を多めにトッピングすると良いでしょう。もやしのカロリーと糖質は100g当たり14kcal、1.3gで低カロリー・低糖質です。
野菜に含まれる食物繊維が血糖値の急上昇を抑え、体内に吸収されにくくする効果も期待できます。また野菜はカリウム豊富な食材ですので、摂りすぎてしまった塩分の排出にも役立ちます。
味噌ラーメンの麺を半分にしてもやしを加えた味噌ラーメンのカロリー・糖質量は422kcal、50.8gであり、食べごたえを増やし満足感を上げながら、カロリー・糖質を大幅にカットすることが出来ます。(※2)
③たんぱく質豊富な具材をトッピングする
味噌ラーメンの具材に注目すると、たんぱく源となる具材は焼豚1枚のみというのもよくある事です。野菜とともにたんぱく質豊富な具材を加えると、味噌ラーメンの栄養バランスは格段に上がります。たんぱく質は筋肉を維持し基礎代謝が向上する効果が期待できるので、毎食欠かすことなく摂りたい栄養素です。ゆで卵や蒸し鶏などをトッピングすると良いでしょう。(※3)
④食べる時間帯を考える
食べる時間帯を考えて、味噌ラーメンを愉しむ方法もあります。脂肪の合成には体内遺伝子が作るBMAL1と呼ばれるたんぱく質の働きが大きく関係していると言われています。BMAL1の働きは20時以降から深夜がピークとされているので、夕食に味噌ラーメンを食べる事は控えたほうが良いでしょう。
比較的脂肪の合成がされづらく、活動量の多い時間である昼食がおすすめの時間帯です。その後の夕食では低脂肪・低糖質の食事を心がけると尚良いでしょう。お酒を飲んだ後の締めのラーメンは時間栄養学においても、ダイエットの観点からもおすすめしません。(※4)
(*ダイエット中の太りにくいラーメンの食べ方について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
味噌ラーメンをカロリーオフして食べよう
ラーメンの中でもカロリー・糖質ともに高めの味噌ラーメンですが、麺を減らして野菜や茹で卵などの具材を増やし、スープは残すなど工夫次第でダイエット向きのメニューにすることが出来ます。我慢しすぎずに味噌ラーメンを愉しみましょう。