ダイエット中にラーメンを食べたい!太りにくい食べ方や食べてしまった時の対処法も紹介!
【管理栄養士監修】ダイエット中にラーメンが食べたいと思ったことはありませんか?食べたら太りそうですね。今回は、ラーメンが太りやすい理由や、ダイエット中でもOKなラーメンの太りにくい食べ方を紹介します。ダイエット中に食べてしまった場合の対処法も紹介するので参考にしてみてくださいね。
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ダイエット中にラーメンが食べたい…
ラーメンは、子どもから大人まで幅広い世代に人気のある料理です。定番の塩や醤油のほか、豚骨や味噌、シーフードなど様々な味付けのラーメンが販売されています。ラーメンはカロリーが高く食べると太るイメージがありますが、それは本当なのでしょうか。ここからは、ダイエット中にラーメンが食べたくなった場合は、我慢したほうが良いかどうかを解説します。
ラーメンが太りやすいとされる理由は?
ラーメンが太りやすいと言われているのは、なぜなのでしょうか。ラーメンを食べると太る理由について解説します。
①ラーメンのカロリー・糖質が高い
1杯あたり | カロリー | 糖質 |
豚骨ラーメン | 501kcal | 65.4g |
塩ラーメン | 471kcal | 66.3g |
醤油ラーメン | 470kcal | 69.2g |
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています(※1)
上記の表は、1杯あたりのラーメンのカロリーと糖質量をラーメンの種類別に表にしたものです。醤油ラーメンと塩ラーメンのカロリーは同じくらいで、油分の多い豚骨ラーメンは前者よりやや高カロリーです。一方で、糖質量は豚骨ラーメンより醤油ラーメンのほうが高いことが分かります。
白飯茶わん一杯分(150g)のカロリーは252kcal、糖質量は55.2gなので、ラーメンのカロリーは白飯2杯分で糖質量も白飯より15gほど多くなっています。このようにラーメンのカロリーや糖質量が多いのは、ラーメンの材料である中華麺に糖質の多い小麦粉を使用しており、スープにも油分が使われているためです。
このように高カロリーかつ高糖質なラーメンは、太りやすい料理の一つと言えます。
(*ラーメンのカロリーについて詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
②塩分量が多い
ラーメンのスープには一杯あたり6gから9gもの塩分が含まれており、塩分量が多いのが特徴です。日本人の理想的な塩分摂取量は、男性が7.5g未満、女性が6.5g未満であるため、ラーメン一杯のスープを飲み干すと1日分の塩分を摂ることになってしまいます。
塩分を過剰に摂取すると、体内では塩分濃度を維持するために水分量が増加します。その結果むくみが生じ、代謝が悪くなって太りやすくなるでしょう。
③栄養バランスが偏る
ラーメンは、器に中華麺とスープを注ぎ、ネギやメンマ、煮豚などをトッピングして作ります。ラーメンに含まれる栄養素は中華麺の炭水化物とスープの脂質がメインであるため、ラーメン一杯では栄養バランスの整った食事が摂れません。
食事から摂取したエネルギーを消費するためにはタンパク質やビタミンなどの栄養素が不可欠ですが、ラーメンにはこれらが少ないことが、太りやすい理由の一つです。
④よく噛まなくても食べられる
ラーメンなどの麺類はのど越しが良いため、噛まずにすすって食べる方も多いようです。しかし、このような食べ方は噛む回数が少なくなり、早食いに繋がります。早食いをすると、血糖値が急上昇して脂肪を蓄える作用のあるインスリンが増加し、体に脂肪がつきやすくなります。
また、早食いをすると満腹感も感じにくくなり、ラーメンを食べた後に別のものを食べるなどしてカロリー過多になりがちなのも太る原因に繋がるでしょう。
ラーメンのダイエット中の太りにくい食べ方は?
ダイエット中にラーメンを食べる場合は、食べ方に気を付ければ太りにくくなります。ここからは、ダイエット中の太りにくいラーメンの食べ方について解説します。