イカスミの栄養成分と効能は?タウリンが豊富?味・風味やカロリーまで紹介!
【管理栄養士監修】イカスミに含まれる栄養素には一体何があるのか知っていますか?今回は、イカスミの栄養成分・効能に加え、下痢・腹痛など食べる際の注意点も紹介します。また、簡単で美味しく効率よく栄養の摂れるレシピも紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
イカスミにはビタミンEも多く含んでいます。ビタミンEは若返りのビタミンとして女性には嬉しいビタミンとなっています。ビタミンEには、抗酸化作用があり、細胞膜の成分でもある酸化しやすい不飽和脂肪酸の酸化を防ぎます。ビタミンEは脂溶性ビタミンのため油料理と一緒に食べると効率よく吸収されます。
また、ホルモン分泌の調整もしているので、ホルモンのバランスが大きく変わる更年期にも効果がありそうです。(※3)
柳田ゆい
管理栄養士
血行促進の働きもあるので、血行不良による冷え性や肩こりの改善にも効果的です。 ビタミンA、ビタミンCと一緒に食べることで吸収率が高まり、高い抗酸化作用が期待できます。
イカスミを食べる際の注意点は?
下痢・腹痛になることがある
トロポミオシンという、アレルギーを引き起こす物質がイカスミにはあり、トロポミオシンが体内で抗体を作り、下痢や腹痛などの症状が現れる人もいるそうです。また、イカスミにはドーパという神経伝達物質のもとになるチロシンという物質も含まれ、このチロシンも原因ではないかとも言われていますが、はっきりとはわかっていません。
また、イカスミは生では食べられないため、しっかりと火を通して食べるようにしましょう。火入れがしっかりとされていないと、食中毒の原因にもなります。
イカスミの栄養がとれるレシピのおすすめ
イカスミの栄養が上手にとれ、さらに簡単で美味しいレシピを4つ紹介します。
①イカスミパエリア
イカスミやミニトマトやパプリカの、ビタミンEやビタミンAが、オリーブオイルによって効率よく吸収でき、さらにイカスミに含まれるムコ多糖類の保湿の力により、美容に良い料理になっています。
②イカスミパスタ
恋人に初めて手作りパスタを作るときは、普通のパスタよりイカスミパスタを作ってあげたほうがインパクトがあるのでおすすめです。
③イカスミコロッケ
いつものコロッケに飽きたときは、真っ黒のコロッケを食卓に並べてはいかがでしょうか?ハロウィンのイベントにも活躍しそうですね。