オートミールの腹持ちが悪いは嘘！理由やお腹にたまる食べ方・レシピを紹介！

オートミールは燕麦を脱穀して食べやすく加工したもので、欧米では朝食の定番として親しまれています。最近は、日本でも栄養素や食物繊維が豊富な食材として注目されています。オートミールは腹持ちが悪いといった説がありますが、これは本当なのでしょうか。オートミールの腹持ちがよいかどうかについて解説します。

オートミールが腹持ちがよいと言われるのは、なぜなのでしょうか。オートミールの腹持ちのよさには、主に2つの理由があります。ここでは、オートミールの腹持ちがいいとされる理由を解説します。

オートミールに豊富に含まれる食物繊維は消化が遅いため、食べると長時間空腹感を感じにくくなります。食物繊維には、大腸の細菌環境を整える効果がある水溶性食物繊維と、腸の動きを活発にし排便を促す不溶性食物繊維の2種類があります。オートミールには、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維がバランスよく含まれているのが特徴です。

水に溶ける性質をもつ水溶性食物繊維は、時間をかけて胃腸内を移動しながら消化されるため血糖値の急上昇や急降下が抑えられ、長時間空腹感を感じにくくなります。水に溶けない不溶性食物繊維は胃腸内で水分を取り込んで膨張して便の量を増やす作用があるため、腹持ちをよくする効果が期待できます。（※1）

（＊オートミールの消化時間について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。）

オートミールを水や牛乳でふやかすと水溶性食物繊維が水分を吸収して体積が大きくなり、満腹感を感じやすくなります。オートミールを食べると満腹感が得られることで他の食事の量を抑えることができるため、ダイエット効果も期待できるでしょう。

また、牛乳や豆乳を加えて一晩おいて作るオーバーナイトオーツに調理すれば、朝にはオートミールが水分を多く吸収するため食べやすくなります。長時間水分を吸収したオートミールは少量で満腹感を得ることができるため、ダイエット中の人にもおすすめの調理法です。（※2）

腹持ちがよいとされるオートミールですが、実際は何時間くらい満腹感が持続するのでしょうか。Twitterでの口コミを3つ紹介するので参考にしてみてください。