「朝ごはんはコーヒーだけ」がNGな理由は?効果的な取り入れ方を解説!
【管理栄養士監修】朝ごはんをコーヒーだけだけで済ませていませんか?実はデメリットがあります。今回は、朝ごはんをコーヒーだけにする〈太る・下痢〉などデメリットや、朝にコーヒーと一緒に食べ合わせたい物のおすすめを紹介します。朝にコーヒーを取り入れるメリットも注意点とともに紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
朝にコーヒーを取り入れるメリットや、コーヒーと一緒に摂取してほしいおすすめの食べ物を紹介してきましたが、注意するべき点があります。ここでは、朝にコーヒーを飲む際、どんな点に注意すると良いのか説明します。
①飲み過ぎない
コーヒーを朝に摂取することで健康面やダイエット面で効果がありますが、効果はコーヒーを摂取する量に比例するわけではありません。コーヒーを飲み過ぎることでカフェインの摂取量が過剰となり、胃腸が正常に働かず下痢や腹痛を引き起こしかねません。
平島さゆり
管理栄養士
カフェインには、ミネラルの吸収を阻害する作用があります。食事を3食摂っていても不足しやすい鉄や亜鉛は、さらに吸収されにくくなり、鉄欠乏性貧血や味覚障害、創傷治癒の遅延に繋がる可能性もあります。鉄剤服用中の方はお気をつけくださいね♪
②加糖よりブラックコーヒーを選ぶ
健康面やダイエット面を考えると、糖分の入っていないブラックコーヒーを飲むことがおすすめです。糖分の摂り過ぎは、体重増加や生活習慣病の要因に繋がりかねません。また、糖分の入ったコーヒーを飲むことが習慣化してしまうと砂糖依存症となり、糖質を求める体質になる恐れもあります。
朝ごはんにコーヒーだけは避けよう!
朝にコーヒーを飲むことは健康やダイエットに嬉しい効果をもたらしますが、コーヒーだけの朝ごはんは逆効果です。コーヒーと一緒に食べるものや飲み方に注意しながら、朝ごはんにコーヒーを取り入れてみましょう。
平島さゆり
管理栄養士
暑い地域で栽培されるコーヒーは、ホットでも体を冷やす働きがあります。冷え性の方や体調不良時は、体温を下げてしまい免疫低下の原因にもなってしまいます。ご自身の身体と向き合い、体調や気温などを考慮しながら、上手に取り入れるといいですね♪