いくらを食べ過ぎるとどうなる?プリン体で痛風は嘘?他の病気の可能性も解説!
【管理栄養士監修】いくらを食べ過ぎるとどうなるのでしょうか?痛風になるというのは本当でしょうか?今回は、いくらの食べ過ぎによる〈下痢・気持ち悪い・腹痛〉 など病気・悪影響の例を原因とともに紹介します。いくらを適量食べた場合の効果・効能も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
いくら100gあたりのカロリーは272カロリーで、糖質はわずか0.2gと少ないですが、カロリーはたらこなどと比べると多い傾向になります。いくらには赤い色の色素成分であるアスタキサンチンが含まれています。アスタキサンチンには活性酸素を除去する強い抗酸化作用があり、皮膚の美容や、眼精疲労の回復にも効果的です。(※4、5、6)
平島さゆり
管理栄養士
人工イクラと言って、本物そっくりのイクラがありますが、成分が全く違います。ほぼ油と添加物なので、逆に脂肪過多となってしまうことにも…(>_<)。アンチエイジングやEPA、DHAを期待するのであれば、少量でも本物のイクラを選びましょう♪ちなみに、お湯をかけて白くなるのが本物です♪
②血流をよくする
いくらに含まれるDHAと呼ばれるドコサヘキサエン酸は血流を改善し、血液をサラサラにする効果があります。鮭にも多く含まれていて、その卵であるいくらや筋子にも豊富です。DHAは悪玉コレステロールを減らし、生活習慣病の予防にもなります。(※7、8)
③中性脂肪を低下させる
いくらにはDHAの他、EPAと呼ばれるエイコサペンタエン酸が含まれています。EPAやDHAは中性脂肪を下げる効果があり、最近でEPAやDHAの入った健康食品もあります。またDHAは認知症の予防効果や若返り効果なども期待できます。(※9)
(*いくらの栄養成分と効能について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
いくらを食べ過ぎても痛風の危険性低い!
いくらにはプリン体が少なく痛風の危険性は低いという事がわかりました。美味しいだけでなくいくらにはEPAやDHAといった健康によい栄養素も、たくさん含んでいます。ただし、食べすぎは健康上良くないため、適量とバランスの良い食事を心がけましょう。
平島さゆり
管理栄養士
日本人は5色を大切にしてきました。食卓には、赤、黄、緑、青、黒の5色を考慮し色鮮やかにしていれば、一つだけ多く摂りすぎることもなくなり、季節や旬を感じながら、自然と組み合わせも量もいい配分になります♪一汁三菜を心がけましょうね♡