醤油麹の効果・効能は？デメリットはある？使い方のおすすめも紹介！

発酵食品は整腸作用が強く、他の発酵食品でも腸に関する栄養や効能が多く話題となりますが、醤油麹にも腸内環境を整える酵素が含まれています。便秘がちになると肌荒れやストレスの元となり、大腸がんなどの深刻な病気の元にもなり得ます。

腸内を整えることで美容効果もより期待できますが、腸内には免疫細胞の7割が存在していると言われていることから、免疫力の向上も期待できます。

中には腸内環境を整えるため、朝ごはんとして醤油麹を少しずつご飯に乗せて毎日食べている人もいますが、とてもおすすめの習慣です。朝食に食べることで、より整腸効果が期待できるため、便秘に悩んでいる場合はぜひ試してみてください。

醤油麹はダイエットにも効果的で、ビタミンB群やナイアシン、ミネラル類が嬉しい効果を発揮してくれます。ダイエット中は栄養バランスが偏りがちになりますが、栄養バランスをうまく摂ることで運動のパフォーマンスが大きく変わるため、摂取することが不可欠です。

ビタミンB群は、疲労回復効果のほか糖質や脂質、たんぱく質などの体を作るのに欠かせない栄養素をエネルギーに変える働きがあります。特にビタミンB1、B2は糖質と脂質をエネルギーに変える働きを持っていますが、他の食べ物からは、余分な脂質や糖質も一緒に摂取してしまいます。

その点醤油麹の醤油には、脂質が含まれておらず、他の美容成分や免疫機能を向上させてくれる成分が豊富です。また、ミネラル類は臓器をスムーズに動かして基礎代謝を上げる効能があるため、激しい運動をしなくてもダイエット効果が期待できます。（※15）

醤油麹に含まれるGABAは、血圧が上がるのを抑制する働きがあり、高血圧予防には最適と言われています。一見すると醤油麹は塩分が高く高血圧には不向きに感じますが、醤油麹にはうまみ成分も含まれており、少量をかけただけでも美味しく食べられるのもメリットです。

また、塩分量を見ても濃い口醤油の塩分量はおおよそ15％程度なのに対して、醤油麹は9％とかなり抑えられた塩分量になっています。大さじ1杯の醤油と醤油麹を使っても1gの塩分の差が出ることから結果的に高血圧の予防に効果的です。

また、便秘になることでも、ストレスになり血圧が上昇しやすくなります。醤油麹は血圧の上昇を抑制し整腸作用があるうえ、ストレスの緩和にも役立つため、高血圧予防には嬉しい存在です。（※16）

醤油麹の使い方は、具体的にはどのようにしたら良いでしょうか。塩麹と違い、仕上げや料理にかけるなどの使い方から味つけが濃すぎるようになる心配も少ないのも、醤油麹のメリットといえます。ここでは醤油麹の使い方を紹介するので、参考にしてください。

ここまで醤油麹を使うことで健康への効果や効能、美容にに関わる成分などを紹介してきましたが、醤油麹を使うことで、起こり得るデメリットも知っておく必要があります。正しく使えば健康に大きな効果が得られるため、食べ方の量や使い方を守って美味しく食べましょう。