ラムネは太る・太らないは食べ方次第?取りすぎのデメリットも紹介!
【管理栄養士監修】ラムネは太る・太らないどっちでしょうか?小腹が空いたときにラムネを食べる人も多いでしょう。今回は、ラムネの糖質・カロリーやダイエット効果からラムネは太るのかどうか紹介します。ラムネを取りすぎ・食べ過ぎるデメリットも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
伊達友美
管理栄養士
また太りやすくなる食べ方としては、一度に数粒を口に入れることが問題です。1粒づつ口に入れて、ゆっくり溶かし味わって食べる食べ方がおすすめです。
②夜中に食べている
夜中に食事を取るのは体に悪く、比較的低カロリーなラムネも夜中に食べるのは太るリスクが大きいです。特に夜中の10時~2時の間は、BMAL1と呼ばれるたんぱく質が増加して太りやすくなります。BMAL1は夕方から夜にかけて徐々に増加して脂肪を溜め込もうとするので、ダイエット中の人はBMAL1が1番少ないとされている午後3時頃に食べるのがおすすめです。(※7)
ラムネを食べ過ぎると太る以外のデメリットも?
ラムネの食べ過ぎはインスリンを増加させて、脂肪が体内に蓄積されやすくなって太る可能性があります。ただ、ラムネの食べ過ぎは太る以外にもいくつかのデメリットがあるので、普段からよくラムネを食べる人は以下で紹介するデメリットをよく読んで注意しましょう。
①血糖値が急に上がるため眠気を誘いやすい
ラムネに含まれるブドウ糖は脳のエネルギー源になるので、勉強や仕事での集中力を上げることも可能です。しかし、食べ過ぎれば血糖値が急上昇するので、血糖値を下げるためにインスリンが分泌されます。インスリンによって血糖値が急降下するタイミングで急激な眠気に襲われて、結果的に集中力も下がるので注意が必要です。
②下痢になる
ラムネ特有の爽やかな甘みには、還元パラチノースと呼ばれる甘味料が使用されています。この甘味料は難消化性で胃の中で消化されにくいため、還元パラチノースが含まれるラムネを食べ過ぎると、うまく消化されずに下痢になる可能性があるので注意しましょう。
③糖尿病になる
そもそも糖尿病とは血糖値を下げる働きのあるインスリンが正常に分泌されず、体内のブドウ糖の量が増加する病気を指します。ブドウ糖を多く含むラムネを過剰摂取することで血糖値が上がり、血管や血液に悪影響を及ぼして糖尿病になる可能性があります。(※8)
(*ラムネの食べ過ぎによる危険性について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
ラムネは太りにくいが食べ過ぎに注意!
低カロリーでエネルギー源にもなるラムネはダイエット効果はもちろん、勉強や仕事中に食べても集中力の向上の手助けになるお菓子です。しかし、毎日のように食べていると、太る可能性や集中力の低下といった逆効果を引き起こす可能性もあります。ラムネを食べるときは、量や時間帯に気を付けて効果的に食べましょう。