ハヤトウリの栄養価や効果・効能は?皮にも豊富?注意点や食べ方も紹介!

ハヤトウリの栄養価が豊富だと知っていますか?今回は、ハヤトウリの栄養価と効果・効能を、成分が取れるおすすめの食べ方とともに紹介します。〈嘔吐・アレルギー〉などハヤトウリを食べる際の注意点も紹介するので参考にしてみてくださいね。

(このページにはPRリンクが含まれています)

目次

  1. ハヤトウリとは?
  2. ハヤトウリの栄養価や効果・効能は?
  3. ①カリウム
  4. ②食物繊維
  5. ③ビタミンC
  6. ハヤトウリの栄養成分が取れる食べ方は?
  7. ①皮ごと食べる
  8. ②生で食べる
  9. ハヤトウリを食べる際の注意点は?
  10. ①ウリアレルギーによる嘔吐・吐き気
  11. ②成分「ククルビタシン」による食中毒
  12. ハヤトウリの栄養が取れる人気レシピ
  13. ①ハヤトウリのハーブマリネ
  14. ②ハヤトウリの紅白なま酢
  15. ③ハヤトウリのエスニックスープ
  16. ハヤトウリの栄養が豊富

ハヤトウリとは?

ハヤトウリは南米原産の秋に旬を迎えるウリ科の植物で、産地のひとつである鹿児島県の薩摩隼人にちなんで、ハヤトウリと呼ばれています。やや苦みやえぐみがありますが、アク抜きすればシャキシャキした食感やくせのない味わいで美味しく食べられます。ここではハヤトウリに含まれる栄養や、栄養をしっかり取れる食べ方を紹介します。

ハヤトウリの栄養価や効果・効能は?

カロリー20kcal
水分94g
タンパク質0.6g
糖質3.8g
脂質0.1g

※1日の摂取量は成人男性の目安です。
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています(※1)

ハヤトウリはウリ科の植物なので、水分が多くカロリーは低い野菜です。ハヤトウリにはいろいろな栄養が含まれていますが、具体的にどのような栄養が含まれているのでしょうか。ここでは、ハヤトウリに含まれている栄養を、健康に及ぼす効果や効能とあわせて紹介します。(※2)

①カリウム

含有量(100g) 1日の摂取量の目安 1日の摂取量に占める割合
170mg 2500mg 7%

カリウムはハヤトウリと同じウリ科の野菜によく含まれている栄養素で、ハヤトウリにも100gあたり170mgのカリウムが含まれています。カリウムは、主に体内のナトリウム濃度を調整し、細胞内の浸透圧のバランスを整える栄養素です。そのため、カリウムを摂取すると塩分の取りすぎによる高血圧の予防効果が期待できます。

また、余分な水分を排出させる効能もあり、むくみや水太り対策にも効果的です。カリウムは汗とともに流れてしまうことが多いので、たくさん汗をかく夏はカリウムを含む食品でカリウム不足を補うようにしましょう。(※3)

②食物繊維

含有量(100g) 1日の摂取量の目安 1日の摂取量に占める割合
1.2g 20g 6%

ハヤトウリには食物繊維も豊富に含まれているので、便秘対策に効果的です。食物繊維は体内で水分を含んで膨らむので、満腹感を刺激し、食べすぎの予防にも役立ちます。また、便の体積が増えることで腸の動きを刺激する働きもあります。

腸の蠕動運動が食物繊維で刺激されると、便秘の予防につながり、体内に余分な老廃物がたまるのを防ぐのでダイエットにもおすすめの栄養素です。(※4)

③ビタミンC

含有量(100g) 1日の摂取量の目安 1日の摂取量に占める割合
11mg 100mg 11%

ビタミンCは抗酸化力が高く、アンチエイジングに役立つ栄養素で、ハヤトウリにも豊富に含まれています。水溶性ビタミンなので、尿から排出されやすく、こまめに食事からとる必要があります。ビタミンCは活性酸素の働きを抑える効能があり、日焼け後のシミ予防効果や、老化予防にも効果的です。

また、ビタミンCは不足すると免疫力が低下し、風邪をひきやすくなったり疲れやだるさを感じやすくなったりします。ビタミンCは加熱で損失することも知られていますが、すべての栄養がなくなるわけではありません。スープなどにすれば、水分に溶けだしたビタミンCも摂取できるので、いろいろな食べ方でビタミンCを取り入れた食事を心がけましょう。(※5、6)

ハヤトウリの栄養成分が取れる食べ方は?

ハヤトウリには様々な栄養素が含まれているとわかりましたが、栄養を効果的に摂取するにはどのような食べ方がよいのでしょうか。ここでは、ハヤトウリの栄養成分がとれる食べ方を2種類紹介します。

関連する記事