ハヤトウリの栄養価や効果・効能は?皮にも豊富?注意点や食べ方も紹介!
ハヤトウリの栄養価が豊富だと知っていますか?今回は、ハヤトウリの栄養価と効果・効能を、成分が取れるおすすめの食べ方とともに紹介します。〈嘔吐・アレルギー〉などハヤトウリを食べる際の注意点も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
①皮ごと食べる
ハヤトウリは若い実であれば皮ごと食べることができるので、柔らかい若い実が手に入ったときは皮ごと食べるのがおすすめです。ハヤトウリの皮や皮の周りにも栄養が含まれているので、皮ごと食べることで栄養成分を逃さず食べられます。
また、ハヤトウリのアクは強く、皮をむくときに手荒れする人もいます。若い実であれば悪も少ないですが、アク抜きをするときに手荒れしやすい人は皮をむかずに塩もみなどで悪処理をするのが適しています。
②生で食べる
ハヤトウリの栄養成分を逃さずに食べるには、生のまま調理するのがおすすめです。ハヤトウリに含まれているビタミンCは水に溶けやすい水溶性ビタミンで、茹でると栄養が流れてしまいます。また、加熱によって牛なれる部分もあるので、栄養成分をしっかりとりたいときは生のまま調理しましょう。
(*ハヤトウリの食べ方について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
ハヤトウリを食べる際の注意点は?
ハヤトウリは栄養豊富な野菜で、体にもよい効能がありますが、食べるときは注意も必要です。ここでは、ハヤトウリを食べるときに気をつけたい注意点を紹介します。
①ウリアレルギーによる嘔吐・吐き気
ハヤトウリはウリ科の植物なので、ウリアレルギーの人は嘔吐や吐き気などのアレルギー症状を引き起こすことがあります。アレルギー症状がひどくなるとめまいや頭痛、下痢などの症状が出ることもあるため、ひどいときは病院へ行き医師の診断を仰ぎましょう。(※7)
②成分「ククルビタシン」による食中毒
ハヤトウリに含まれているククルビタシンは、ステロイドの一種で苦みの原因になる成分です。野菜が低温状態にさらされたり、窒素が多い肥料を与えたりするとククルビタシンが増え、野菜に苦みが増します。ハヤトウリのほか、きゅうりやスイカ、ズッキーニなどのウリ科の植物に含まれていて、人によってはククルビタシンに拒否反応が起こり食中毒を起こす可能性もあります。
嘔吐や下痢などの症状が起きることもあるため、ハヤトウリを食べて気分が悪いと感じたら、ただちに食べるのをやめるのが無難です。食中毒のような症状が出たときは、病院へ行って医師に診てもらうようにしましょう。(※8)
ハヤトウリの栄養が取れる人気レシピ
ハヤトウリは生のまま食べると水溶性ビタミンが失われにくくなります。また、水に溶けだしたビタミンも摂取できるスープも、栄養を逃さずに食べたいときにおすすめです。ここでは、ハヤトウリの栄養がとれるレシピを紹介します。
①ハヤトウリのハーブマリネ
ハヤトウリにハーブの香りがついたサラダのレシピです。皮をむいて塩やオリーブオイル、ハーブと和えるだけの簡単なレシピで、難しいアク抜きもないので手軽に作れます。