ぶり大根のカロリー・糖質は高い?太る?ダイエット向きの食べ方・レシピも紹介!
【管理栄養士監修】ぶり大根のカロリー・糖質を知っていますか?ダイエット向きなのでしょうか?今回は、ぶり大根(1人前・1切れ)のカロリー・糖質を他のぶり料理と比較し、カロリー・糖質オフのレシピも紹介します。ぶり大根のカロリーを消費するのに必要な運動量や、ダイエット中の太りにくい食べ方も紹介するので、参考にしてくださいね。
目次
②脂肪を燃焼する
ぶり大根は脂質が高くなりがちではありますが、ダイエットにも効果的な成分が含まれています。
・ヒスチジン
・DHA
・EPA
・タウリン
ぶりに含まれるヒスチジンと呼ばれる成分は脂肪を燃焼する効果もあります。また、食欲を抑制する効果も得られるため、食べ過ぎてしまう場合はぶり大根がおすすめです。また、DHAやEPAは糖質を摂りすぎることで増える血中の中性脂肪を減少させる働きがあるため、中性脂肪が気になるならぶり大根は食べたほうが良いと言えます。
タウリンも血中コレステロールを下げる効果があり、代謝機能が向上するため結果的にダイエットにつながります。(※8、9、10)
③悪玉コレステロールの減少
ぶりは脂質が高いことを紹介しましたが不飽和脂肪酸が豊富に含まれています。
・EPA
・DHA
脂質であるためたくさん摂りすぎるのは避けた方が良いですが、不飽和脂肪酸は悪玉コレステロールを減少させ動脈硬化や心筋梗塞などの病気を防いでくれます。(※11、12)
④骨粗鬆症の予防
ぶり大根に含まれる成分には骨粗鬆症の予防に役立つ栄養も含まれています。
・ビタミンD
カルシウムだけでは骨粗鬆症は防ぐことはできませんが、ビタミンDはカルシウムが骨に吸着するのを助ける役割があり、年齢を重ねると心配になる骨折のリスクを下げてくれます。(※13、14)
ぶり大根のダイエット中の太りにくい食べ方は?
ダイエット中に適した、ぶり大根の食べ方はどのような方法があるでしょうか。できるだけ脂質や糖質を抑えて効率的に脂肪を燃焼させるために、以下で紹介する方法を参考にして我慢せず美味しくいただきましょう。(※15)
①ぶりを少なく・大根を多めにする
ぶり大根を作るときや食べるときには、ぶりを少なく大根を多めにすることで、カロリーを抑えられるので試してみてください。大根は水分が多く大根そのものの消化酵素が働くことで、お腹も満足するうえダイエットにつながります。
②みりん・砂糖の量を減らす
ぶり大根に限ったことではありませんが、和食には砂糖やみりんが多く使われており、現代の食生活の中ではカロリーオーバーや糖質の取りすぎになることがあります。砂糖やみりんの量を減らした作り方や、蜂蜜を使うことでカロリーが抑えられぶりの照りも綺麗につくので試してみてください。
伊達友美
管理栄養士
また、出汁を濃いめにして旨みを多くする工夫をすれば、糖分や塩分を控えめにすることもできるでしょう。
ぶり大根のカロリー・糖質オフレシピを紹介!
ここでは、ぶり大根のカロリーと糖質を抑えたレシピを紹介します。ぶり大根のカロリーはぶりから、糖質は調味料からのものである、ということを念頭に置いて以下のレシピを参考に作ってみてください。
ぶり大根の材料
(1人前:約246kcal)
・ぶりの切り身:小2枚/206kcal
・大根:50g/8kcal
・醤油:大さじ1.5/15kcal
・醤油麹:大さじ1.5
・酒:大さじ1/16kcal
・ラカントなどの低カロリーの甘味料:大さじ0.3/0kcal
・水:50cc
・生姜:小さじ半分程度/0kcal