クロワッサンのカロリー・糖質は?ダイエット向きのヘルシーな食べ方など紹介!
【管理栄養士監修】クロワッサンのカロリー・糖質量を知っていますか?今回は、クロワッサンのカロリー・糖質量を〈食パン・あんぱん〉などパン類とや〈チョコクロ・ミニクロワッサン〉など【店別の商品】で比較しながら紹介します。クロワッサンのカロリーを消費するのに必要な運動量や、ダイエット向きではない理由やヘルシーな食べ方・レシピも紹介するので、参考にしてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
- クロワッサンのカロリー・糖質量は?
- クロワッサンのカロリー・糖質量
- クロワッサンのカロリーを【店・商品別】で比較
- クロワッサンのカロリー・糖質量を他のパン類と比較
- クロワッサン(1個)のカロリー消費に必要な運動量は?
- クロワッサンがダイエットに向いていない理由は?
- ①バターが多く使われていて脂質が多い
- ②小麦粉が含まれている
- クロワッサンのダイエット向きなヘルシーな食べ方は?
- ①チョコなどデザート系のクロワッサンを避ける
- ②サラダ・肉などで栄養バランスを考える
- ③ビタミンB2 やナイアシンを含む食材と一緒に食べる
- ④夕方以降は避ける
- クロワッサンのヘルシーなアレンジレシピ
- ①ハムとレタスのクロワッサンサンド(285kcal)
- ②ツナマヨネーズのクロワッサンサンド( 317kcal)
- クロワッサンはダイエット中には要注意
クロワッサンのカロリー・糖質量は?
サクサクとした軽い食感が特徴のクロワッサンは、バターの良い香りも楽しめる人気のあるパンの一つです。しかし、ダイエット中なら食べる前にカロリーや栄養成分をチェックしておくことも大事でしょう。
※1日の摂取量は成人男性の目安です
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています(※1)
クロワッサンのカロリー・糖質量
カロリー | 糖質 | 1日のカロリー摂取量に占める割合 | |
クロワッサン(1個:45g) | 202kcal | 18.9g | 9% |
ミニクロワッサン (1個:20g) | 90kcal | 8.8g | 4% |
クロワッサン(100g) | 448kcal | 43.9g | 20% |
クロワッサンはパン生地の間にバターを織り込むようにして作るため、あの独特のサクサクした食感に仕上がります。バターをたっぷり使っているため、カロリーは通常のパンに比較すると高くなっています。
クロワッサンのカロリーを【店・商品別】で比較
カロリー | 糖質 | |
クロワッサン(セブン) | 215kcal | 19.1g |
ミニクロワッサン(ローソン) | 90kcal | - |
チョコクロワッサン(サンマルク) | 255kcal | 40g |
ローソンのミニクロワッサンは、小さい分1個当たりのカロリーは控えめです。サンマルクのチョコクロワッサンはチョコレートが含まれている分、糖質量が多くなっています。クロワッサン自体は糖質量が控えめですが、具材によっては糖質量が大幅に増えるため注意が必要です。
クロワッサンのカロリー・糖質量を他のパン類と比較
100gあたり | カロリー | 糖質 |
クロワッサン | 202kcal | 18.9g |
食パン | 264kcal | 44g |
あんぱん | 270kcal | 45g |
フランスパン | 280kcal | 56g |
ベーグル | 260kcal | 6g |
クロワッサンは他のパンと比較するとバターがたっぷり使われているため、脂質量は多い傾向にあります。一方で糖質量は少ない傾向にあるので、糖質制限ダイエット中にパンが食べたくなった時にもおすすめです。逆にあんぱんのように甘いパンは糖質量が多い傾向にあります。
ただし、クロワッサンは脂質量が多い分、カロリーも高めですから、カロリー制限をする場合には、他の食事のカロリーを控えめにするなどの工夫が必要になります。
(*パンの種類別のカロリーについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
クロワッサン(1個)のカロリー消費に必要な運動量は?
運動方法 | 時間 |
ウォーキング | 76分 |
ジョギング | 46分 |
自転車 | 29分 |
ストレッチ | 91分 |
階段登り | 26分 |
掃除機かけ | 65分 |
45gのクロワッサンのカロリーは202kcalです。ウォーキングのような軽い運動の場合にはクロワッサンのカロリー消費に1時間以上を要します。一方で自転車や階段上りなどのハードな運動であれば、30分以内の運動で摂取した分のカロリーが消費できるでしょう。
クロワッサンがダイエットに向いていない理由は?
ダイエット中でもクロワッサンを食べて良いのか気になる場合もあるでしょう。ここでは、クロワッサンがダイエットに向いていない理由をお伝えします。
①バターが多く使われていて脂質が多い
クロワッサンは、他のパンに比較するとバターを多く使用しているため、脂質も他のパンと比較して多く、カロリーも高いのが特徴です。ダイエットをする上では摂取カロリーを減らすことも大切で、カロリーが高いクロワッサンの食べ過ぎは、ダイエットの妨げになるので注意が必要です。
住吉彩
管理栄養士
クロワッサンは脂質が他のパンに比べて多いですが、脂質が多い変わりに血糖値の急上昇を防ぐことができます。そのため他の具材で脂質を抑えることでダイエット向きの食べ方となりますので参考にしてみてください。
②小麦粉が含まれている
クロワッサンの材料は小麦粉です。小麦粉には粘りや弾力を生み出す「グルテン」と呼ばれるパン作りに欠かせない成分が含まれていますが、この「グルテン」には食欲増進作用があるため、ダイエット中には注意が必要な成分です。
せっかく食事制限をしていても「グルテン」を摂取することで、食欲が増進されて必要以上に食べすぎて食べすぎてしまう可能性もあるでしょう。そのため、ダイエット中は、クロワッサンはできるだけ控えた方が良いと言えます。
クロワッサンのダイエット向きなヘルシーな食べ方は?
クロワッサンは脂質も多くカロリーも高いため、食べ過ぎには注意が必要です。しかし、食べ方の工夫をすることでダイエット向きなヘルシーな食べ方になります。
①チョコなどデザート系のクロワッサンを避ける
クロワッサンの中には、チョコクロワッサンやあんこ入りのクロワッサンなど甘くておいしいクロワッサンがあります。しかし、そのようなデザート系のクロワッサンは糖質量も多いためダイエットには不向きです。ダイエット中は、できればプレーン味のクロワッサンを選んだ方が良いでしょう。
②サラダ・肉などで栄養バランスを考える
効率的にダイエットをするためには、食事の栄養バランスを整えるのがポイントです。クロワッサンを単品で食べると、脂質と糖質に栄養バランスが偏り、タンパク質やビタミン類が不足してしまいます。それらを補うために野菜やハムなどを一緒に食べることで、ダイエット向きな食べ方になります。
住吉彩
管理栄養士
クロワッサンにはバターが多く使われておりカロリーや脂質は高いですが、バターの旨味のおかげで調味料を使わなくても一緒に挟んだ具材をおいしくいただくことができます。しっかりと噛みごたえのある具材を選んで、満腹感もしっかりと感じれるように工夫すると良いですね。
③ビタミンB2 やナイアシンを含む食材と一緒に食べる
クロワッサンは脂質が多く含まれるため、脂質の摂取量が過剰になってしまう可能性があります。そのため、ビタミンB2やナイアシンといった脂質の代謝を促す食材と一緒に食べるのがダイエット中におすすめの食べ方です。
ビタミンB2は卵やチーズに多く含まれ、ナイアシンは魚や豆類に多く含まれます。ダイエット中は、これらの食材をクロワッサンと組み合わせて食べることで脂質が代謝されやすくなります。(※2、3)
④夕方以降は避ける
ダイエットを成功させる上では、夕方以降の食事を控えめにすることがポイントです。夜は寝るだけなので運動量が少なく、夕方以降に摂取したカロリーが消費されづらくなります。カロリーが高めのクロワッサンは、日中に食べた分のカロリーが消費される、朝食や昼食として食べるのがおすすめです。
クロワッサンのヘルシーなアレンジレシピ
クロワッサンはハムなどのタンパク質や、ビタミンB2を含むチーズ類などと一緒に食べるのがダイエット中におすすめの食べ方です。ここでは、クロワッサンのヘルシーなアレンジレシピを紹介します。
①ハムとレタスのクロワッサンサンド(285kcal)
クリームチーズやロースハム、フリルレタスを挟んだクロワッサンサンドは、タンパク質やビタミンB2を一緒に摂取することができます。栄養バランスが整うため、クロワッサン単品で食べるのに比べてヘルシーです。具材を挟むだけなので10分程度で調理できます。
②ツナマヨネーズのクロワッサンサンド( 317kcal)
クロワッサンサンドの具材としては、タンパク質やナイアシンが含まれるツナもおすすめです。具材はツナの缶詰にマヨネーズや塩胡椒を混ぜ合わせるだけなので、手軽に調理することができるでしょう。
クロワッサンはダイエット中には要注意
クロワッサンは、脂質も多く含まれているためダイエット中には要注意のパンです。クロワッサンに限らず、パン類にはグルテンが含まれるため食欲が増進されてしまう可能性があります。ダイエット中にクロワッサンを食べたくなった場合には、他の具材と合わせて栄養バランスを整えたり、プレーンのクロワッサンを選ぶなどの工夫をするのがおすすめです。