ひまわり油とは?危険って本当?健康や美容への効果・効能や使い方を紹介!

ひまわり油はどんな油か知っていますか?オリーブ油・サラダ油と味・価格など違いはあるのでしょうか?今回は、ひまわり油の栄養成分〈リノール酸・オレイン酸〉などオメガ系含め、健康や美容への効果・効能を紹介します。ひまわり油が体に悪い・危険と言われる理由や使い方の注意点も紹介するので参考にしてみてくださいね。

目次

  1. ひまわり油とは?オリーブ油・サラダ油と違う?
  2. ひまわり油の原料と作り方
  3. ひまわり油の味わい・風味の特徴
  4. ひまわり油とオリーブ油・サラダ油の違いを比較
  5. ひまわり油の健康効果・効能と栄養成分は?
  6. ①抗酸化作用・美肌効果
  7. ②髪の保湿
  8. ③ダイエット効果
  9. ④コレステロール値の低下
  10. ⑤便秘解消
  11. ⑥消化促進
  12. ⑦抗炎症作用
  13. ひまわり油は危険・体に悪いとも?理由は?
  14. ①アレルギー症状が出る可能性がある
  15. ②トランス脂肪酸が発生しやすい
  16. ひまわり油の使い方・食べ方は?
  17. ①美容目的での使い方
  18. ②食用・料理への使い方
  19. ひまわり油を使う際の注意点は?
  20. ①揚げ物など加熱する場合は食用のひまわり油を使う
  21. ②使い過ぎない
  22. ③酸化しないように保存する
  23. ひまわり油を使ってみよう

ひまわり油とは?オリーブ油・サラダ油と違う?

ひまわり油は別名をサンフラワーオイルといい、サラダ油の一種で食用だけでなく美容用途にも使われる油です。日本では食用としてはオリーブ油やサラダ油の一種の菜種油が使われることが多いですが、それらとの違いなど、ひまわり油について詳しく紹介します。

ひまわり油の原料と作り方

ひまわり油の原料はキク科に属するひまわりの花の種ですが、これを乾燥させてから焙煎し、圧搾して原油を作ります。これには不純物が含まれるので、取り除くために精製してから濾過し、ひまわり油は作られます。

ひまわり油の味わい・風味の特徴

ひまわり油は無味無臭で熱に強い油で、どんな料理にも使いやすい特徴があります。そのため、マヨネーズやドレッシングなど加工品の原料になったり、お菓子やパン作りなど幅広いメニューに使いやすい油です。ひまわり油にはリノール酸やオレイン酸・ビタミンEといった健康や美容に良い成分を多く含んでいます。

またひまわり油は大きく分けて、オレイン酸を多く含むものと、リノール酸を多く含むものの2種類があります。

ひまわり油とオリーブ油・サラダ油の違いを比較

ひまわり油 オリーブ油
原料 ひまわりの種 オリーブの実
味わい 無味無臭 フルーティーな香り
成分 オレイン酸・リノール酸・ビタミンE オレイン酸・ビタミンE・ビタミンK
用途 パン・お菓子・炒め物・揚げ物 炒め物・ドレッシング
価格・値段 1Lあたり600円 1Lあたり800円

上記はひまわり油とオリーブ油を比較したものです。オリーブ油をひまわり油と比較すると、原料はオリーブの実で、独特のフルーティーな味わいと香りが挙げられます。また、オリーブ油は原料のオリーブの実の品種や製法によって風味が幅広いことも特徴的です。

サラダ油は植物の種を原料とする油のことで、ひまわり油もサラダ油の一種です。他にもとうもろこし油や菜種油・大豆油などがありますが、その中でひまわり油は飽和脂肪酸が少ない特徴があります。

(*サラダ油について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

サラダ油とは?名前の由来や原料は?使い方やキャノーラ油との違いについて紹介!

ひまわり油の健康効果・効能と栄養成分は?

ひまわり油は健康や美容に良い成分を豊富に含んでいると言われています。特にビタミンEについては、植物油の中で最も含有率が高く、食用だけでなく外用にも使われます。ひまわり油には、具体的にどんな効果・効能のある栄養素を含んでいるのか、詳しく見ていきましょう。

①抗酸化作用・美肌効果

ビタミンEには活性酸素を抑制する抗酸化作用があり、老化防止に効果的な成分です。そのため、血管や皮膚の酸化を防ぐ効能があるので、脳梗塞や心筋梗塞などの循環器系の疾患の予防に効果が期待できます。また、肌の老化防止にも効果的な成分です。

他にもひまわり油に多く含まれるオレイン酸は蒸発しにくく保湿力が高いため、加齢や紫外線によって硬くなった肌に直接塗ることで、柔らかくしてくれます。そのため、マッサージオイルや保湿剤として使われることもあります。

②髪の保湿

ひまわり油に含まれるオレイン酸やリノール酸は髪や頭皮を保護し、保湿してくれる成分です。そのため、ひまわり油を少量手に取って乾いた髪に揉み込めば、髪がしっとりします。

③ダイエット効果

ダイエットする人にとって油は大敵と考えられがちですが、油が不足すると代謝が悪くなり、便秘や冷え・むくみなどの原因になります。大切なことは良質な油を摂取することで、飽和脂肪酸やトランス脂肪酸を含む油を避けることです。ひまわり油はオメガ系の中でもオメガ6系と言われる植物系の油で、体内で作ることができないので食事から摂取する必要があります。

取りすぎはもちろん太ってしまいますが、ひまわり油に含まれるオレイン酸には脂肪細胞の増加を抑制し、代謝を上げるので、ダイエットにも効果が期待できます。

④コレステロール値の低下

ひまわり油に含まれるオレイン酸には血液をサラサラにする効能があるので、生活習慣病や動脈硬化などの予防に効果があると言われています。また、オレイン酸には悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やす効能もあり、高血圧予防にもなります。

⑤便秘解消

ひまわり油には脂肪酸の一種であるオレイン酸が含まれ、これには腸を活性化する効能もあり、便秘解消にも効果的と言われています。便秘気味な方は、いつも使う油をひまわり油に変更することで、便秘予防の効果が期待できます。

⑥消化促進

オレイン酸は不飽和脂肪酸の一つで、酸化しにくい脂肪酸です。ひまわり油は油の中では比較的、胃腸に負担がかからない油のため、胃もたれや胃酸過多になりにくく、逆に消化・吸収を助けてくれるでしょう。

⑦抗炎症作用

ひまわり油に含まれるビタミンEには抗炎症作用があるので、肌につければニキビなどの吹き出物や赤み・かゆみを解消し、美肌に導いてくれます。また、打ち身や切り傷にも有効なので、薬の代わりにつけることもできます。

ひまわり油は危険・体に悪いとも?理由は?

ひまわり油は健康や美容にいい成分が含まれている一方、体に悪いといった話もあります。ここではひまわり油のデメリットについて紹介するので、理解した上でひまわり油を使用してください。

①アレルギー症状が出る可能性がある

ひまわり油の中でもリノール酸を豊富に含むものの場合、過剰摂取した場合にはアトピーやアレルギーの症状が出る場合があります。アレルギーが心配な方は、リノール酸ではなく、オレイン酸やリノレン酸を含むものを選ぶようにしましょう。

②トランス脂肪酸が発生しやすい

ショートニングやマーガリンに含まれているトランス脂肪酸には下記のようなデメリットがあるため、有害でなるべく摂取しない方がいいと言われています。

・悪玉コレステロールが増加する
・動脈硬化や心筋梗塞の引き金になる
・肥満

トランス脂肪酸はコーン油や大豆油などを生成する過程でできる副産物で、人工的な油になります。トランス脂肪酸を取り続けた場合、上記のような健康被害が発生すると言われています。ひまわり油の中にも高温で抽出されたものは、トランス脂肪酸が発生しやすいです。

また精製されたひまわり油よりも、精製されていないものの方がトランス脂肪酸は発生しやすくなるので、ひまわり油を選ぶときには気をつけましょう。

(*ひまわり油が体に悪いのかについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

ひまわり油は体に悪い・危険?効果・効能や正しい使い方やレシピのおすすめも紹介!

ひまわり油の使い方・食べ方は?

ひまわり油の健康や美容効果が効率よく得られる使い方や食べ方を、美容目的と食用の場合に分けて詳しく紹介するので、参考にしてください。

①美容目的での使い方

出典:https://coloria.jp/magazine/articles/bqocg

ひまわり油を美容目的の場合、下記の用途で使われることが多いです。

・マッサージオイル
・メイク落とし
・ヘアーケア


ひまわり油を肌に使うときは、適量を手にとって、直接皮膚につけてください。マッサージする場合は、多めに手に取り、リンパの流れに沿ってマッサージします。体の血行が良くなり、代謝の上昇に効果的です。メイク落としとして使う場合は、濡れていない手でひまわり油を取り、顔にまんべんなくなじませてください。化粧品になじんだらきれいに洗い流します。

髪に使う場合は、シャンプー・リンス後のタオルドライした髪に、適量をなじませるだけです。保湿効果があり、うねりやパサつきが解消され、まとまりやすい髪になります。ただし、肌に直接しようする場合は、必ずパッチテストをしてから使ってください。また、体調によっては肌荒れが起こることもあるので、初めて使う場合は少しずつ試してみましょう。

②食用・料理への使い方

出典:https://miuki556happy.com/wp-content/uploads/2019/05/b72cb7aac0ebf84a224df05c945a0cd9-300x164.jpg

ひまわり油はクセのない油のため、食用として幅広く使えますが、おすすめの用途は下記のような場合です。

・炒め物
・揚げ物
・お菓子
・パン
・ドレッシング


ひまわり油を食用にする場合におすすめなのはオレイン酸の高いハイオレックタイプのものです。オレイン酸には健康に良い効果・効能が多く、また酸化安定性が高いので、熱に強く加熱調理をしても変質しません。他にもドレッシングの材料にして、生のままサラダにかけて食べても、クセがなくて美味しく食べられます。

ひまわり油を使う際の注意点は?

ひまわり油には健康や美容的な効果・効能がある一方、デメリットも紹介してきました。そこで、ひまわり油の効果・効能を効率よく得るための正しい摂取法や、ひまわり油が害にならないように気をつけたいことを詳しく紹介します。

①揚げ物など加熱する場合は食用のひまわり油を使う

ひまわり油を加熱する場合は、必ず食用のものを使いましょう。また精製されていないひまわり油を加熱すると、毒性物質が発生する恐れがあるので、ひまわり油を購入する際は必ず確認をするようにしてください。

②使い過ぎない

ひまわり油の健康や美容の効果・効能を多く得るために、ひまわり油を過剰に使うことはおすすめできません。過剰にひまわり油を摂取すれば、カロリーが高いので肥満になる場合もあります。また肌に初めて塗る場合は、少量からだんだん量を増やすなど、様子を見ながら使いましょう。

③酸化しないように保存する

ひまわり油は酸化に強いものでも、保存方法が良くなければ酸化してしまいます。酸化してしまうと品質が低下し、健康や美容などの効果・効能が薄れてしまいます。ひまわり油は空気に触れないようしっかりと蓋をし、冷暗所に保存するようにしましょう。

ひまわり油を使ってみよう

ひまわり油はビタミンやミネラル・オレイン酸・リノール酸など体に良いものを多く含んでいます。また、クセがなく熱に強いので、どんな料理にも合わせやすいメリットがあります。食用にも外用にも使える油なので、効果・効能を効率よく得られるよう、正しく使ってみてください。

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