ひまわり油とは?味わいは?健康・ダイエットへの効果効能や使い方など紹介!
ひまわり油はどんな油か知っていますか?オリーブ油・サラダ油と味・価格など違いはあるのでしょうか?今回は、ひまわり油の栄養成分〈リノール酸・オレイン酸〉などオメガ系含め、健康や美容への効果・効能を紹介します。ひまわり油が体に悪い・危険と言われる理由や使い方の注意点も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
- ひまわり油とは?オリーブ油・サラダ油と違う?
- ひまわり油の原料と作り方
- ひまわり油の味わい・風味の特徴
- ひまわり油とオリーブ油・サラダ油の違いを比較
- ひまわり油の健康効果・効能と栄養成分は?
- ①抗酸化作用・美肌効果
- ②髪の保湿
- ③ダイエット効果
- ④コレステロール値の低下
- ⑤便秘解消
- ⑥消化促進
- ⑦抗炎症作用
- ひまわり油は危険・体に悪いとも?理由は?
- ①アレルギー症状が出る可能性がある
- ②トランス脂肪酸が発生しやすい
- ひまわり油の使い方・食べ方は?
- ①美容目的での使い方
- ②食用・料理への使い方
- ひまわり油を使う際の注意点は?
- ①揚げ物など加熱する場合は食用のひまわり油を使う
- ②使い過ぎない
- ③酸化しないように保存する
- ひまわり油を使ってみよう
ダイエットする人にとって油は大敵と考えられがちですが、油が不足すると代謝が悪くなり、便秘や冷え・むくみなどの原因になります。大切なことは良質な油を摂取することで、飽和脂肪酸やトランス脂肪酸を含む油を避けることです。ひまわり油はオメガ系の中でもオメガ6系と言われる植物系の油で、体内で作ることができないので食事から摂取する必要があります。
取りすぎはもちろん太ってしまいますが、ひまわり油に含まれるオレイン酸には脂肪細胞の増加を抑制し、代謝を上げるので、ダイエットにも効果が期待できます。(※4)
④コレステロール値の低下
ひまわり油に含まれるオレイン酸には血液をサラサラにする効能があるので、生活習慣病や動脈硬化などの予防に効果があると言われています。また、オレイン酸には悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やす効能もあり、高血圧予防にもなります。(※5)
⑤便秘解消
ひまわり油には脂肪酸の一種であるオレイン酸が含まれ、これには腸を活性化する効能もあり、便秘解消にも効果的と言われています。便秘気味な方は、いつも使う油をひまわり油に変更することで、便秘予防の効果が期待できます。
⑥消化促進
オレイン酸は不飽和脂肪酸の一つで、酸化しにくい脂肪酸です。ひまわり油は油の中では比較的、胃腸に負担がかからない油のため、胃もたれや胃酸過多になりにくく、逆に消化・吸収を助けてくれるでしょう。
⑦抗炎症作用
ひまわり油に含まれるビタミンEには抗炎症作用があるので、肌につければニキビなどの吹き出物や赤み・かゆみを解消し、美肌に導いてくれます。また、打ち身や切り傷にも有効なので、薬の代わりにつけることもできます。
ひまわり油は危険・体に悪いとも?理由は?
ひまわり油は健康や美容にいい成分が含まれている一方、体に悪いといった話もあります。ここではひまわり油のデメリットについて紹介するので、理解した上でひまわり油を使用してください。
①アレルギー症状が出る可能性がある
ひまわり油の中でもリノール酸を豊富に含むものの場合、過剰摂取した場合にはアトピーやアレルギーの症状が出る場合があります。アレルギーが心配な方は、リノール酸ではなく、オレイン酸やリノレン酸を含むものを選ぶようにしましょう。(※6、7)
②トランス脂肪酸が発生しやすい
ショートニングやマーガリンに含まれているトランス脂肪酸には下記のようなデメリットがあるため、有害でなるべく摂取しない方がいいと言われています。
・悪玉コレステロールが増加する
・動脈硬化や心筋梗塞の引き金になる
・肥満
トランス脂肪酸はコーン油や大豆油などを生成する過程でできる副産物で、人工的な油になります。トランス脂肪酸を取り続けた場合、上記のような健康被害が発生すると言われています。ひまわり油の中にも高温で抽出されたものは、トランス脂肪酸が発生しやすいです。
また精製されたひまわり油よりも、精製されていないものの方がトランス脂肪酸は発生しやすくなるので、ひまわり油を選ぶときには気をつけましょう。(※8)
(*ひまわり油が体に悪いのかについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)