寒天は低カロリー・低糖質で食物繊維が豊富!ダイエットへの活用法や食べ過ぎの注意点も紹介!
【管理栄養士監修】寒天のカロリー・糖質量や栄養価を知っていますか?今回は、寒天のカロリーや栄養価をところてん・ゼラチンと比較しながら〈粉・糸・角〉別に紹介します。寒天の食物繊維によるダイエット効果や、食べ過ぎの注意点に加え、糖質制限向きのレシピも紹介するので、参考にしてくださいね。
目次
- 寒天のカロリー・糖質は?ゼロカロリー?
- 寒天はゼロカロリーではない
- 寒天(粉・糸・角)のカロリー・糖質
- 寒天のカロリーや栄養価をところてん・ゼラチンなどと比較
- 寒天の食物繊維によるダイエット効果は?
- ①血糖値の上昇を抑える
- ②便秘の解消・整腸効果
- ③血中コレステロール値を下げる
- ④腹持ちをよくする
- 寒天ダイエット向きの食べ方は?
- ①食事前に食べる
- ②黒蜜などかけ過ぎない
- 寒天の食べ過ぎには要注意?理由は?
- 寒天を食べ過ぎると逆に便秘になる可能性がある
- 1日の摂取量の目安
- 寒天の糖質制限・ダイエット向きなレシピ
- ①鶏しゃぶと糸寒天のサラダ(132kcal)
- ②糸寒天とオクラのスープ(45kcal)
- ③牛乳寒天(66kcal)
- 寒天をカロリーオフして食べよう
1日の摂取量の目安
寒天は100gに74gもの食物繊維が含まれています。食物繊維の1日の摂取量目安は20gなので、寒天を100g摂るとかなりオーバーしてしまいます。寒天の1日の摂取量の目安は、1日6g程度です。日本人の食物繊維平均摂取量は14gなので、それを補うつもりで摂る程度で十分でしょう。野菜や米など他の食材からも自然と食物繊維は摂れています。
粉寒天2gで300~500㏄の液体を固めることができるので少ないように感じるかもしれませんが、食前やオヤツとして食べるには6gでも十分作ることができます。
寒天の糖質制限・ダイエット向きなレシピ
毎日の食事に取り入れることで食べ過ぎ防止に役立つ糖質制限・ダイエット向きの寒天レシピを紹介します。
①鶏しゃぶと糸寒天のサラダ(132kcal)
寒天は100%食物繊維なので、タンパク質やビタミンなど他の栄養素が一切含まれていないため寒天だけでのダイエットは栄養が不足するため、満腹感を出しながら栄養価もアップさせる蒸し鶏や豚しゃぶをのせたサラダがおすすめです。
↓詳しい作り方・レシピはこちら↓
②糸寒天とオクラのスープ(45kcal)
ワカメとオクラを入れた水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の両方がたっぷり摂れてお腹も満たされるスープです。食前に飲めば食べ過ぎ防止にもなり、低カロリーなので夜食にも向いています。豆腐や溶き卵もプラスするとタンパク質もしっかり補えます。
↓詳しい作り方・レシピはこちら↓
③牛乳寒天(66kcal)
牛乳と混ぜ合わせるだけで作れる牛乳寒天は子供のおやつにもおすすめです。寒天は食べごたえがあるので糖質制限中のオヤツ向きで、コーヒー牛乳や豆乳、フルーツ缶などでも作れますが、使う材料のカロリー・糖質はチェックしてくださいね。
↓詳しい作り方・レシピはこちら↓
寒天をカロリーオフして食べよう
寒天はゼロカロリーでダイエット向きと思っている人も多いですが、実はゼロカロリーではありません。しかし食物繊維は水溶性・不溶性の両方含んでいるため健康にもダイエットにも良い食材です。使う材料の注意すれば食べ過ぎ防止や糖質制限中の食事やオヤツにピッタリの低カロリー食材です。