かまぼこのカロリーや栄養価は?高タンパク・低脂質だが糖質に要注意?
【管理栄養士監修】かまぼこのカロリーや糖質・たんぱく質量など栄養価を知っていますか?今回は、かまぼこ(1切れ・1本)のカロリー・糖質や栄養価を【練り物】との比較にくわえ、ダイエット向きなカロリーオフできる食べ方も紹介します。ヘルシーレシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
魚介類や乳製品に多く含まれているカルシウムは、骨や歯を丈夫に保ってくれる働きを持っており、不足すると骨や歯が弱くなります。これが長期的に続くと骨粗鬆症のリスクが高まるため要注意です。
タンパク質と同時に摂取することで、効率的な体作りに期待がもたれています。魚が原料のかまぼこは、タンパク質もカルシウムも多くんでいるため、まさに一石二鳥といえるでしょう。(※3)
かまぼこのダイエット向きのカロリーオフな食べ方
かまぼこに含まれるタンパク質を効果的に摂取するカロリーオフな食べ方を紹介します。ダイエットは食べながら痩せるのが鉄則です。低脂質で良質なタンパク質を含むかまぼこをおいしく食べて、効率の良いダイエットを目指しましょう。
①カロリーの高いチーズ入りなどを避ける
カロリー | 脂質 | |
チーズかまぼこ | 135kcal | 4.0g |
かまぼこ | 98kcal | 1.0g |
かまぼこにチーズが入ることで、カロリーも脂質もアップします。かまぼこの原材料は魚のすり身で太りにくいですが、ダイエット中にかまぼこを食べるならチーズ入りは避けるか、1本程度で我慢するのがベストです。
②うどん・そばに入れて低カロリーに
うどんは、野菜をたくさん入れて不足しがちな栄養も補うことができます。そこに、かまぼこを入れることで、野菜では摂りにくいタンパク質も摂取できます。バランスよく栄養を摂取できますし、無理なく続けられる低カロリーな食べ方です。
かまぼこを食べる際の注意点は?
低カロリー高たんぱくのかまぼこですが、食べるときに注意点もあります。塩分を多く含んでいるため、食べすぎによるむくみや、たんぱく質についても摂取のしすぎは注意が必要です。
塩分の過剰摂取
蒸しかまぼこは100gあたりに1.8gの塩分が含まれています。塩分は摂取しすぎるとむくみを引き起こしたり、高血圧の危険も潜んでいます。むくむと血行が悪くなり、それにより代謝が落ちるとダイエットの邪魔になるため、かまぼこの食べ過ぎには注意しましょう。
キャベツ・トマトなどカリウムを多く含む野菜と一緒に食べるのも一つの手です。カリウムには、体に余分な塩分を排出する効能があるため、塩分の過剰摂取を防ぎます。特にキャベツには、血糖値を下げたり、便通をよくする食物繊維も豊富なので、一石二鳥ですね。(※4)
高い糖質
かまぼこ100gに対して10gの糖質が含まれています。かまぼこの製造過程ではでんぷんが使用され、それによって糖質が少し高めになります。メーカーによって量は異なるため、商品のパッケージを確認して食べすぎないように気を付けましょう。
かまぼこのヘルシーレシピのおすすめ
糖質や塩分が多く含まれているかまぼこをヘルシーに食べられるレシピを紹介します。