麦茶の飲み過ぎは健康に悪い?副作用ある?太る・下痢など悪影響を紹介!
麦茶を飲み過ぎるとどうなるか知っていますか?今回は、麦茶の飲み過ぎによる〈太る・腹痛・下痢・胃痛・貧血〉 など副作用の可能性を原因とともに紹介します。麦茶の飲み過ぎにならない1日の摂取量の目安や、適量飲んだ場合の効果・効能も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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麦茶の飲み過ぎに注意?
麦茶は、水分補給や熱中症の予防に欠かせない飲み物です。ここでは、麦茶を飲み過ぎたときの副作用や、1日における摂取量の目安を紹介します。また、効果的に麦茶を飲む方法と、適量飲んだ場合の体に働く良い作用についても紹介しているので、参考にしてください。
麦茶を飲み過ぎるとどうなる?副作用はあるの?
麦茶は熱中症予防の他に、日常の色々なときに飲む機会の多い身近な飲み物です。しかし、麦茶を飲み過ぎると、体にどのような影響があるのでしょうか。ここでは、麦茶を飲み過ぎたときに起きる可能性について4つ紹介します。
①太る可能性
麦茶を飲み過ぎると肥満のリスクを心配する人がいますが、麦茶を飲み過ぎても太ることはないといえます。麦茶はとても低カロリーな飲み物で、100mlあたり1kcalです。しかし太る以外のデメリットとして、麦茶の飲み過ぎは体に多く水分を溜めてしまいます。その結果、血行が悪化してむくみの原因になることがあるのです。(※1)
②体温が下がり過ぎる可能性
麦茶を飲み過ぎると、体温が下がり過ぎてしまう恐れがあります。麦茶に含まれるカリウムの利尿作用が、体の熱を排出して体を冷やす効果があるからです。
体温が1℃下がると、免疫力が30%低下するといわれています。その上、代謝が落ちて血行が悪化し、血液中の老廃物が溜まって動脈硬化の原因になりかねません。代謝が下がるとエネルギーの生産性が落ち、体の冷えた状態が続きやすくなるので注意が必要です。(※2)
③腹痛や下痢・胃痛になる可能性
冷えた麦茶を一気に飲み過ぎると、腹痛や下痢などの症状が現れる恐れがあります。麦茶の飲み過ぎによって体温が下がり、胃腸の活動が低下して消化不良を招くからです。さらに冷えた麦茶は胃腸に刺激を与え、下痢や胃痛の原因になる可能性があります。
④貧血になる可能性
麦茶を飲み過ぎても、貧血になる可能性はありません。貧血の予防には、鉄やビタミンを摂ることが大切です。緑茶や紅茶、コーヒーには鉄の吸収を妨げる苦味成分のタンニンが含まれていますが、麦茶には含まれていません。(※3)
麦茶の飲み過ぎにならない1日の摂取量の目安は?
一般的に、1日に2L前後の水を飲むと体に良い効果があるといわれています。しかし、麦茶の場合は1日にどれほどの量を飲めば良いのでしょうか。ここでは、麦茶の飲み過ぎにならない1日における摂取量の目安について紹介します。
麦茶は1日1.5Lまでにしよう
1日1.5Lまでを目安にして、麦茶を飲むと効果的です。ただし、麦茶を飲み過ぎた場合は体温が低下し、免疫力が落ちて抵抗力が下がります。また、代謝が落ちて胃腸の消化効率が下がり、下痢などの症状が見られることも少なくありません。さらに、麦茶には利尿作用があることも留意しておきましょう。