春雨ダイエットは良くない？効果ある？痩せるやり方を口コミとともに紹介！

SNSで痩せたという口コミが多い春雨は、ダイエット効果のある食品として注目を浴びています。レシピが豊富で食べる機会の多い人気の春雨ですが、ダイエット効果は本当にあるのでしょうか。ここでは、春雨の糖質・カロリーを他の主食と比較した場合について説明します。（※1）

※含有量は日本食品標準成分表を参照しています。（※2、3）

上記の表は春雨と他の主食のカロリー及び、糖質を比較したものです。白米は約2倍で、うどんでは3倍ほどのカロリーと糖質がある春雨は、一見するとダイエット中の食事に向かないと言えそうです。しかし、糖質やカロリーは高い春雨がどうしてダメではなく、ダイエット食品に良いと言えるのでしょうか。なぜダイエットにいいのかは次の章で詳しく紹介します。（※4）

カロリーや糖質以外の視点で、ダイエットに向く理由が春雨にはあります。痩せにくい上に食べると逆に太りそうな春雨には、どんなダイエット効果があるのでしょうか。ここでは、春雨がダイエットに向く3つの理由と、春雨を食べると痩せる効果があるのか紹介します。

春雨は、血糖値の上昇が緩やかな低GI食品に分類されています。血糖値の上昇指数を示すGI値は32で白米のおよそ半分です。血糖値の急上昇を防ぐことで、それを下げる働きのあるホルモン、インスリンが過剰に分泌されません。そのため、GI値が低い春雨を食べるとインスリンの分泌を適度に保ち、血液中の糖質が脂肪として蓄積されずに太りにくくなります。（※5）

腹持ちがよく、間食を防ぎやすい春雨を食べると太りにくい生活習慣が身につきます。春雨には、レジスタントスターチという難消化性デンプンを含んでいるからです。デンプンにも関わらず食物繊維と同じ働きをするレジスタントスターチは、胃腸内の動きが緩やかで消化されにくいという特徴を持っています。

また、春雨をよく噛んで食べることで、脳内の満腹中枢が刺激されて満腹感が増します。しかし、人によっては喉越しのよい春雨を噛まないこともあるので、野菜などと一緒に春雨を食べるとダイエットに効果的です。（※6、7）

主に代謝を高める効果のあるミネラルは、太りにくく痩せやすい体作りのために欠かせません。春雨を食べることで骨や歯の形成に必要なカルシウムを中心に、僅かながらも色々なミネラルを摂取できます。さらに食物繊維も含まれていて、緑豆春雨は普通の春雨と比べて3.5倍も食物繊維が多いことが特徴的です。（※8、9、10）

春雨のダイエット方法と聞くと身構えてしまいますが、特別なことをする必要はありません。誰でもできる簡単な方法で、春雨ダイエットの効果を実感することができます。ここでは春雨のダイエット効果を得られやすい、簡単なやり方を2つ紹介します。

春雨を食べるときは、1食あたり30gを目安にすることをおすすめします。30gを目安にすることで、うどん100gのカロリー・糖質とほぼ等しくなるからです。さらに春雨は少量で満腹感を得やすいので、カロリーと糖質を抑えつつ、春雨の食べ過ぎが原因による胃痛や下痢などの症状を防ぐことができます。