キッシュのカロリー・糖質は高い?ダイエット向けにカロリーオフする方法も紹介!
【管理栄養士監修】キッシュのカロリー・糖質量を知っていますか?今回は、キッシュのカロリー・糖質量を食パン・ピザなどと比較しながら紹介します。キッシュのカロリーを消費するのに必要な運動量や、ダイエット向けにカロリーオフする方法・レシピも紹介するので、参考にしてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
キッシュのカロリー・糖質量は?
キッシュは元々、フランス・ロレーヌ地方発祥の家庭料理です。フランスではチーズ、生クリーム、ベーコンがメイン食材ですが、日本では野菜がたくさん入ったキッシュが好まれています。では、キッシュのカロリー・糖質量がどれくらいなのか見ていきましょう。
キッシュ(1枚・1切れ)のカロリー・糖質量
カロリー | 糖質 | 1日のカロリー摂取量に占める割合 | |
キッシュ(1枚) | 1976kcal | 94.6g | 90% |
キッシュ(1食分:1/8枚) | 247kcal | 11.8g | 11% |
※1日の摂取量は成人男性の目安です
※含有量はカロリーSlismを参照しています(※1)
野菜が多く含まれていますが、キッシュはなかなか高カロリーな食べ物ということが分かります。このカロリーの原因は何なのでしょうか。キッシュに使用される材料と重量は以下の通りです。
・ほうれんそう 21.3g
・ベーコン 6.3g
・小麦粉 13.8g
・たまねぎ 5g
・チェダーチーズ 6.3g
・生クリーム 10g
・牛乳 15g
・無塩バター 7.5g
・水 3.1g
・卵黄 1.1g
・卵 15g
上記のように、キッシュは小麦粉や生クリーム、バターやチーズなどカロリーが高い材料で作られています。サクサクのパイ生地と濃厚なクリームソースが魅力のキッシュですが、そのどちらも高カロリーの原因となっているようです。
キッシュのカロリー・糖質量を他の食品と比較
カロリー | 糖質 | |
食パン | 264kcal | 44.4g |
キッシュ | 235kcal | 11.3g |
ピザ | 174kcal | 18.1g |
ご飯 | 168kcal | 36.8g |
上記はすべて100gあたりのカロリー・糖質量で計算しています。濃厚な味わいのキッシュ(約1食分)ですが、意外にも食パン(4枚切1枚程度)の方がカロリーが高いことが分かります。その一方で、糖質は食パンやご飯などの炭水化物に比べて低くなっています。
キッシュのカロリー消費に必要な運動量
運動方法 | 時間 |
ウォーキング | 93分 |
ジョギング | 56分 |
自転車 | 35分 |
ストレッチ | 111分 |
階段登り | 31分 |
掃除機かけ | 80分 |
上記は1切れあたり247kcalを消費するものとして計算しています。キッシュを食べたカロリーを消費するためには、ウォーキングで1時間半ほど、ジョギングでも約1時間は運動を続けなければいけません。食べ過ぎには注意が必要です。
キッシュの具材別の栄養価は?
カロリー | 糖質 | 食物繊維 | |
ほうれん草(30g) | 6kcal | 0.1g | 0.8g |
たまねぎ(5g) | 2kcal | 0.4g | 0.1g |
チーズ(5g) | 21kcal | 1.4g | 0g |
ベーコン(5g) | 20kcal | 0.02g | 0g |
キッシュ1食分に含まれる野菜のカロリー・糖質量は上記の通りです。では、ほうれん草やたまねぎ、ベーコンにはどのような栄養素が含まれているのでしょうか。
①ほうれん草
ほうれん草にはビタミンCや鉄分、カリウムが多く含まれています。ビタミンCは免疫力の向上や美容に効果があり、鉄分は貧血予防に効果的なので、女性に嬉しい栄養素がたくさん詰まっています。
また、カリウムは体内の余計な塩分を排出するはたらきがあるため、ダイエット中には意識して摂りたい栄養成分です。むくみの防止にもなり、痩せやすい体を作る手助けをしてくれます。(※2、3)
②チーズ
カルシウムといえば、小魚や牛乳のイメージがありますが、チーズにも豊富に含まれています。しかも、少量でも栄養をしっかり摂取できるので毎日継続して食べやすいのもポイントです。ダイエット中には脂質が気になるかと思いますが、チーズの脂質は比較的燃焼しやすいとも言われています。
またビタミンB2の含有量も豊富です。疲労回復に効果的なだけでなく、脂肪を燃焼させる効能にも期待ができます。ダイエット中に積極的に取り入れたい食品のひとつです。(※4)