塩サバのカロリー・糖質は高い?ダイエット向きの食べ方や塩分など注意点も紹介!
【管理栄養士監修】塩サバのカロリー・糖質量を知っていますか?今回は、塩サバ(半身1切れ)のカロリー・糖質量を他の魚の塩焼きと比較しながら紹介します。塩サバの栄養成分とダイエット効果にくわえ、ヘルシーな食べ方や〈塩分〉など注意点も紹介するので、参考にしてくださいね。
目次
(*鯖の栄養素について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
塩サバの太りにくいヘルシーな食べ方は?
塩サバの栄養素にはダイエット効果があることを見てきましたが、高カロリーであることに間違いはありません。どのように食べれば良いのでしょうか?
①定食であればごはんを減らす
何杯もごはんが食べられそうに思えるほど、塩サバとご飯は相性が良いです。ごはん1杯(150g)のカロリーは252kcalです。油断して食べ過ぎるとカロリーオーバーに成り兼ねません。ごはんをいつもより少し軽め、2/3杯(100g)に盛ると84kcal減少させることができます。塩サバはカロリーが高いので、ダイエット時はいつも以上に1食の量に気をつけましょう。
②野菜と組み合わせる
塩サバの脂質は酸化しやすい特徴がありますが、野菜に含まれるビタミンC・βカロテンは抗酸化作用が強く、脂質の酸化を防止します。また、野菜には、糖質・脂質の代謝に関係するビタミンB群も豊富に含まれています。ダイエットに重要な、代謝能力を上げるといった点で栄養バランスよく食事をすることは大切ですので、野菜を一緒に摂るようにしましょう。
塩サバを食べる際の注意点は?
塩サバを食べる際に気を付けたい、注意点についても見ていきましょう。
塩分の過剰摂取
塩サバ100gあたり1.8gの食塩相当量が含まれます。成人男性の1日あたり塩分摂取の目標は8g未満と定められていますので、1切食べるだけでも相当の塩分摂取となります。塩分を摂りすぎると高血圧を引き起こし、脳卒中や虚血性心疾患などの大きな病気につながる恐れがあります。
塩サバをメインのおかずにすると、副食は煮物や味噌汁になることが多いです。醤油や味噌も塩分が高いので、過剰摂取が心配な方は塩サバを塩抜きして塩分を減らすと良いでしょう。
柳田ゆい
管理栄養士
塩サバを塩抜きする以外にも、生サバに振り塩をして減塩する方法もありますね。 生サバ自体の塩分は0.3gなので、振り塩をしても塩サバほど塩分が高くなることはありません。
塩サバをヘルシーに食べよう
塩サバは私たちの健康維持に欠かせない栄養素をたくさん含んでいます。比較的安価で、味付け不要な塩サバは家庭の強い味方です。カロリー、塩分に気をつけながら積極的に食事に取り入れていきましょう。