ジンギスカンのカロリー・糖質は低い？ダイエット向きの食べ方なども紹介！
【管理栄養士監修】ジンギスカンのカロリー・糖質量を知っていますか？今回は、ジンギスカンのカロリー・糖質量を〈焼肉・すき焼き〉他の肉料理と比較しながら紹介します。ジンギスカンのカロリーを消費するのに必要な運動量や、ダイエット向きのヘルシーな食べ方・カロリーオフする方法も紹介するので、参考にしてくださいね。
（このページにはPRリンクが含まれています）目次
ジンギスカンのカロリー・糖質は低い？痩せる？
ラム肉と野菜をたくさん使っているジンギスカンのカロリーや糖質がどのくらいか知っていますか？ダイエットに向いているのかも含めて紹介していきます。
※1日の摂取量は成人男性の目安です
※含有量はカロリーSlismを参照しています（※1）
ジンギスカン（1人前）のカロリー・糖質量
| カロリー | 糖質 | 1日のカロリー摂取量に占める割合 | |
| ジンギスカン | 416kcal | 25.92g | 19％ |
| 焼肉（牛カルビ） | 465kcal | 5.0g | 21％ |
| すき焼き | 490kcal | 31.05g | 22％ |
| しゃぶしゃぶ | 445kal | 16.62g | 20% |
【ジンギスカンの材料】
・たまねぎ：70g
・もやし：40g
・キャベツ：55g
・ピーマン：20g
・かぼちゃ：40g
他、調味料
ジンギスカンのカロリーは焼肉やすき焼きに比べて低いですが、糖質はそんなに低くはありません。ジンギスカンの材料となるラム肉自体のカロリーや糖質は高くはありませんが、ジンギスカンはたくさんの野菜と一緒にタレにつけて食べることから、全体の糖質量が上がってしまいます。
一方で、焼肉のカロリーはジンギスカンよりも高いですが、肉だけを食べることが多いので糖質は低く抑えられます。
竹本友里恵
管理栄養士
ジンギスカンの名前の由来は、昔モンゴル帝国を率いたジンギスカン(チンギス・カン)と言われています。北海道の郷土料理と言われているジンギスカンですが、日本での発祥は東京都・山形県・岩手県との噂もあり、どの地域が厳密に発祥の地なのかわかっていません。しかし、国内で消費されている羊肉のほとんどは、オーストラリアやニュージーランドから輸入されたもので、国産の羊肉はわずか0.4％（180トン程度）にすぎず、国内で食べる羊肉は外国産です。
ラム肉（100g）のカロリー・脂質を他の肉と比較
| ロース肉（100g） | カロリー | 脂質 |
| 豚肉 | 263kal | 19.2g |
| 牛肉 | 240kal | 17.4g |
| ラム肉 | 227kcal | 16g |
100gあたりのカロリーと脂質を比較してみると、どちらもラム肉が一番低いことがわかります。ダイエット中にお肉を食べたくなった時にはラム肉を選ベば、ヘルシーに肉料理を食べることができますね。
ジンギスカン（1人前）のカロリー消費に必要な運動量
| 運動方法 | 時間 |
| ウォーキング | 156分 |
| ジョギング | 94分 |
| 自転車 | 59分 |
| ストレッチ | 187分 |
| 階段登り | 52分 |
| 掃除機かけ | 134分 |
ジンギスカン1人前416kalを消費するためには、1~2時間半ほどの運動量が必要になるようです。毎日の日課に運動を取り入れている人や、ダイエットのために積極的に体を動かすことを意識している人にとってはそれほどハードな運動量ではないかもしれません。
ジンギスカンの栄養価やダイエット・筋トレへの効果は？
ジンギスカンに含まれる痩せるための効果の高い成分など、ダイエットや健康効果について紹介していきます。
①L-カルニチン
L-カルニチンは体内の脂肪燃焼を促進させる効果のある、肉類に多く含まれる物質です。L-カルニチンは脂肪酸を「ミトコンドリア」まで運ぶ働きをしています。ミトコンドリアの中では、L-カルニチンが運んできた脂肪酸を分解してエネルギーが作られているため、体内にL-カルニチンが多いほど脂肪がエネルギーに変わりやすく、燃焼されやすいと言えます。
脂肪燃焼効果が期待出来る料理なので、ダイエット時に肉料理が食べたくなった時にもピッタリです。