ゴーヤ茶の健康効果・効能は?作り方や飲み方のポイントも紹介!
【管理栄養士監修】ゴーヤ茶とは何か知っていますか?ゴーヤ茶は自分で簡単に作れて、飲むことでさまざまな健康効果が期待できます。今回は、ゴーヤ茶の味や効果・効能に加え、作り方を紹介します。飲み方のポイントも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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ゴーヤ茶とは?
一口にお茶と言っても定番の緑茶を始め昆布茶などいろいろな種類がありますが、ゴーヤ茶は知っていますか?名前を知っている人も知らない人も、まずはゴーヤ茶とはどの様なものであるかをチェックしてみましょう。
干しゴーヤをお茶にしたもの
ゴーヤ茶は、干したゴーヤを煮出してお茶にしたものです。ゴーヤというと独特な苦味が特徴の野菜ですが、お茶にするとそのまま食べる場合よりも食べやすい味になります。ゴーヤを食事に取り入れたいけど、苦味が得意ではないといった方はゴーヤ茶を試してみるのもいいかもしれません。
ゴーヤ茶の効果・効能は?
ゴーヤ茶に含まれる栄養素には、さまざまな健康効果や効能が期待できます。ゴーヤ茶は緑茶とはまた違った効果、効能を持っているので、順番にチェックしていきましょう。
①癌の予防に効果があると言われている
ゴーヤ茶には「モモアルカロイド」といった名前の栄養素が含まれており、細胞を増やすのに必要なDNAやRNAの合成を防ぐ効能があるので、癌が進むのを防止する効果が期待できます。また、ゴーヤ茶にも使用されるゴーヤの種には、「MAP30」という癌細胞を壊してくれる成分が含まれています。(※1)
②脂肪燃焼によるダイエット効果
ゴーヤのわた・種には「共役リノレン酸」という栄養素が含まれており、体内に摂取されると「共役リノール酸」に変わります。
共役リノール酸には、ホルモン感受性リパーゼの働きを助ける効能が期待できるのにくわえ、中性脂肪を分解する働きがあるため、ダイエット効果を期待することができます。また、脂肪燃焼だけでなく、体内に脂肪が溜まるのも抑制するため、太りにくくもなります。(※2)
③血圧・血糖値を下げる
ゴーヤと言えば苦味が特徴ですが、この苦味は「モモルデシン」という成分によるものです。モモルデシンはただ苦味を感じるだけでなく、摂取することで血圧や血糖値を下げる効果が期待されます。同じく苦味成分である「チャランチン」や「コロコリン酸」にはインスリンの分泌を促す効能が期待され、血糖値を下げる働きがあります。
④健胃・整腸作用
ゴーヤに含まれる苦味成分には、健胃・整腸作用も期待できます。苦味成分を摂取すると胃液の分泌を促す効能があり、食欲をアップさせてくれると考えられているので食欲が落ちた時にもおすすめです。
⑤美肌効果
ゴーヤに含まれる「ビタミンC」はメラニン色素が作られるのを防ぐ効能があり、しみ、そばかすなどの肌トラブルを防止してくれます。それだけでなく、ビタミンCにはコラーゲンの生成とも関係があり、ハリやツヤの向上にもつながります。美肌を目指す方には嬉しい効果ばかりと言えるでしょう。(※3)
⑥夏バテ防止
苦味成分のモモルデシンによる健胃、整腸作用とビタミンCによる抗酸化作用によって、夏バテ防止にもなります。β-カロテンやカリウムなども含まれており、疲労回復効果も期待できるので疲れやすい方にもおすすめです。