ゴーヤ茶の健康効果・効能は?作り方や飲み方のポイントも紹介!

【管理栄養士監修】ゴーヤ茶とは何か知っていますか?ゴーヤ茶は自分で簡単に作れて、飲むことでさまざまな健康効果が期待できます。今回は、ゴーヤ茶の味や効果・効能に加え、作り方を紹介します。飲み方のポイントも紹介するので、参考にしてみてくださいね。

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専門家監修 |管理栄養士・栄養士 住吉彩
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管理栄養士、野菜ソムリエプロ。 病院で1000人以上の食事指導、栄養管理を経験。現在は”食のチカラで、心も身体も健幸美人で溢れる社会を作りたい!”...
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管理栄養士、野菜ソムリエプロ。 病院で1000人以上の食事指導、栄養管理を経験。現在は”食のチカラで、心も身体も健幸美人で溢れる社会を作りたい!”という思いから独立し、講座を主宰したり、講演、執筆、監修などを行っている。趣味は家庭菜園。万年ダイエッターを卒業するためのポイントをまとめたメルマガも配信中。

目次

  1. ゴーヤ茶とは?
  2. 干しゴーヤをお茶にしたもの
  3. ゴーヤ茶の効果・効能は?
  4. ①癌の予防に効果があると言われている
  5. ②脂肪燃焼によるダイエット効果
  6. ③血圧・血糖値を下げる
  7. ④健胃・整腸作用
  8. ⑤美肌効果
  9. ⑥夏バテ防止
  10. ゴーヤ茶の作り方は?
  11. ゴーヤ茶の素の作り方
  12. ゴーヤ茶の入れ方
  13. 出し殻ゴーヤの使い道
  14. ゴーヤ茶の飲み方のポイントは?
  15. 1日5~6杯が適量
  16. カリウムの取り過ぎに要注意
  17. ゴーヤ茶で健康効果を狙おう

住吉彩

管理栄養士

沢山の健康・美容効果のあるゴーヤですが、お茶にする事でギュッとこれらの栄養素が凝縮されるので手軽にゴーヤに含まれる栄養素を取り入れることができます。また、野菜から作るためノンカフェインのお茶なので、カフェインが気になる方にもオススメです。

(*ゴーヤの栄養価と効能について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

ゴーヤの栄養価と効果・効能がすごい!苦味が鍵?成分を逃さない食べ方も紹介!

ゴーヤ茶の作り方は?

続いて、ゴーヤ茶の作り方を見ていきましょう。ゴーヤ茶はペットボトル入りの商品も販売されていますが、自分で作る事も可能です。日光で干す方法と電子レンジを使った方法の両方を紹介するので、チェックしてみてください。

ゴーヤ茶の素の作り方

お茶を作るというと難しそうですが、簡単に作ることができます。ゴーヤ茶を愉しむにはまずゴーヤ茶の素を作る必要があるので、作り方を順番に見ていきましょう。

1. ゴーヤを洗い、水気を拭き取ったのち縦半分にカットする
2. スプーンなどで種を取り出す
3. 種は捨てず、ワタからはずしておく
4. ゴーヤを1mm程の薄切りにする
5. 皿にクッキングシートを敷き、ゴーヤと種を並べる
6. 日当たりが良くて風通しの良い場所に1~2日ほど干しておく
7. 干す場所が見つからない場合、クッキングシートに乗せて電子レンジで両面3~4分加熱する
8. フライパンに乾燥したゴーヤと種を入れ、乾煎りする
9. 色が茶色くなってきたら完成


日当たりの良い場所で干す方法と、手軽に電子レンジで作る方法とがあります。後者なら当日中に美味しいゴーヤ茶が頂けますし、時間が無い方にもおすすめです。

ゴーヤ茶の入れ方

ゴーヤ茶の素を作れたら、あとはゴーヤ茶を入れるだけです。急須とマグカップがあれば愉しめるので、飲みたい時にすぐ味わえるのも魅力です。

1. 急須にゴーヤ茶の素と熱湯を入れて、5分ほど置く
2. しっかりと抽出できていれば完成


ゴーヤ茶の入れ方はお湯を入れるだけで、とても簡単です。鍋で煮出す方法もあり、こちらなら時間は2~3分ほどで十分抽出できます。

出し殻ゴーヤの使い道

ゴーヤ茶を入れた後の出し殻は、捨てずに再利用しましょう。おすすめなのは、出し殻を佃煮にする活用法です。

こちらの作り方も簡単で、軽く炒めたのちに水で少し煮込み、調味料を入れて汁気がなくなるまでそのまま煮こんでいくだけです。このほかにも、ご飯を炊く時に入れて炊き込みご飯の様に愉しむ使い道もあります。どちらもご飯との相性が良く、美味しく頂ける活用法です。

住吉彩

管理栄養士

余った干しゴーヤはそのまま食べてもオヤツの代わりにもなりますし、油でカラッと揚げるとゴーヤチップスとしても楽しめます。また、なるべくゴーヤ茶に使用する干しゴーヤは鮮度も保ちたいもの。冷めたら湿気を吸わないように密閉出来るビニール袋に入れて保存しましょう。

ゴーヤ茶の飲み方のポイントは?

続いて、ゴーヤ茶の飲み方のポイントを見ていきましょう。1日にどれくらいの量を取れば良いかや、ゴーヤ茶を飲むときの注意点を紹介します。

1日5~6杯が適量

健康効果が期待できるゴーヤ茶ですが、多く飲めば良い訳ではありません。1日に飲むゴーヤ茶の量は、5~6杯ほどにしましょう。これくらいの量を飲めば、ゴーヤ茶の栄養成分をしっかり摂取できます。

カリウムの取り過ぎに要注意

ゴーヤ茶にはカリウムが含まれています。カリウムは体内のナトリウムを調節する働きがあり、塩分過多が気になる方やむくみ解消に効果が期待できる栄養素です。

しかし、取り過ぎには注意が必要です。特に腎臓の病気を抱えている場合には注意が必要です。カリウムはうまく排出されず高カリウム血症になる可能性があるので、病院でカリウムの摂取量について指導を受けている方などは必ず医師に相談してください。(※4)

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