酢大豆は危険って本当?嘘?食べ過ぎる副作用や1日の摂取量目安を紹介!
酢大豆が危険というのは本当でしょうか?酢大豆を食べ過ぎるとどんなデメリットがあるのでしょうか?今回は、酢大豆のデメリットや<更年期障害改善・血糖値上昇抑制>などのメリットを紹介します。酢大豆の一日の摂取量の目安や、酢大豆の作り方も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
酢大豆は一日100gが目安
一日100gを目安に酢大豆を食べるようにしましょう。100gはおおよそ、直径15cmほどの底の浅い皿が大豆で埋まるほどで、そこまで多い量ではありません。また、豆腐やきな粉などの大豆製品も食べている場合は、酢大豆を食べる量を都度調節することも大切です。
酢大豆は食べ過ぎなければ体にいい?効果・効能は?
食べ過ぎると下痢や腹痛などの症状があったり、一日の摂取量に目安があったりとメリットが低いイメージの酢大豆ですが、体にいい効果は期待できるのでしょうか。ここでは、適量の酢大豆を食べると得られる6つの健康効果を紹介します。
①エネルギー代謝の向上
酢大豆を食べるとエネルギー代謝を高める作用があるため、ダイエット効果があります。糖質を燃焼してエネルギーに変える働きをするビタミンB1が、大豆には多く含まれているからです。また、肝臓で酢酸が代謝されるときにAMPKという酵素が活性化することで、糖質から脂質に合成する働きを抑え、脂質の燃焼を促す作用もあります。(※4)
②便秘改善
大豆と酢には便通を促進する作用があり、便秘を改善する効果が期待できます。大豆に含まれる不溶性食物繊維の働きによって、胃腸で水分を吸って便のかさを増やし、腸のぜん動運動を活性化して便通を促すからです。また、酢は腸内の善玉菌を増やして腸内環境を整えるため、便秘を解消しやすくなります。
③更年期障害予防
頭痛や気分の落ち込みなど、日常生活に影響が及ぶ更年期障害を予防する効果が酢大豆にあると言われています。更年期障害の主な原因は、女性ホルモンであるエストロゲンの減少です。大豆に含まれるイソフラボンという成分が、女性ホルモンのエストロゲンの働きを補うため、更年期障害の症状が現れにくくなります。
④血糖値上昇抑制
血糖値が緩やかに上昇する酢大豆は、ダイエットに効果的な食品です。血糖値の急上昇を防ぐことで、血糖値を一定に保つインスリンの過剰な分泌を抑えることができます。インスリンが適度に働くことで血糖値が安定し、食欲を抑えることができる上に、脂肪の合成を促すインスリンの作用を抑制できます。(※5、6)
⑤乳がんのリスクの低下
大豆に含まれる成分のイソフラボンは、乳がんの発症リスクを下げることが近年の研究で証明されています。乳がんの発生を促す女性ホルモンの働きを、イソフラボンが阻害すると考えられているからです。乳がんの発生率を国別で比較すると、大豆を食べる頻度が低い欧米よりも、大豆製品を多く食べる日本の方では5割以上、乳がんのリスクが減っています。
⑥美肌効果
酢大豆はシミやそばかすなどを防ぐ上に、美肌にも効果が期待できます。大豆イソフラボンの成分が、女性ホルモンであるエストロゲンの美肌効果をサポートし、肌の弾力や潤いを保つ働きをするからです。また、酢には肌荒れの原因になる過酸化脂質の増加を防ぎ、皮膚のメラニン色素の生成を抑制するビタミンCを保護するため、肌のトラブルを未然に防ぎます。
酢大豆の作り方・おすすめレシピを紹介!
栄養満点でダイエットや美容にも効果の高い酢大豆は、家庭でも簡単に作ることができます。ここでは、美味しく作れる酢大豆のおすすめレシピを2つ紹介します。