コーンスターチは体に悪い・やばいって本当?嘘?噂の真偽を徹底調査!

コーンスターチが体に悪いと言われている理由を知っていますか?危険性が高く、害やデメリットしかないのでしょうか?今回は、コーンスターチが体に悪いと言われる理由を〈発がん性・アレルギー〉などの観点から5つ紹介します。コーンスターチをなるべく使いたくない人向けの代用品も紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. コーンスターチとは?体に悪いって本当?嘘?
  2. そもそもコーンスターチとは
  3. コーンスターチが体に悪い・やばいと言われるのはなぜ?危険性・デメリットしかない?
  4. ①原料であるとうもろこしが遺伝子組み換えの可能性
  5. ②コーンスターチの劣化を抑える無水亜硫酸
  6. ③栽培に使用される除草剤に発がん性のリスクがある
  7. ④とうもろこしアレルギーの人が気づかずに摂取してしまう恐れ
  8. ⑤肌に悪い場合もある
  9. コーンスターチを使いたくない時の代用品は?置き換えられる?
  10. 片栗粉や小麦粉・米粉で代用可能
  11. コーンスターチは体に悪いと言われる理由を抑えよう

コーンスターチとは?体に悪いって本当?嘘?

コーンスターチはいろいろな料理に添加され、広く使用されている食材です。そのコーンスターチが一部では体に悪い、安全性が低い、危険などとも言われています。まずは、コーンスターチが何から作られているかを解説します。

そもそもコーンスターチとは

コーンスターチはとうもろこしのデンプンが原料の粉状の食材です。用途としては、カスタードクリームや料理などのとろみを付けたり、揚げ物の衣、ビールの副原料としても添加されています。また、化粧品であるファンデーションやベビーパウダーにも使用されています。

(*コーンスターチについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

コーンスターチとは?片栗粉と違いは?役割・使い方や活用レシピのおすすめも紹介!

コーンスターチが体に悪い・やばいと言われるのはなぜ?危険性・デメリットしかない?

食料品から化粧品などいろいろな用途に使われているコーンスターチですが、危険・害があるなど人体への影響があると言われています。ここではその理由について、4つに分けて解説します

①原料であるとうもろこしが遺伝子組み換えの可能性

コーンスターチは害虫に対して強くした、遺伝子組み換えのとうもろこしを使用している可能性があります。日本の厚生労働省が食べても安全だと認めたとうもろこしを、コーンスターチやコーン油の原料として使用することを認めているからです。(※1)

遺伝子組換えトウモロコシBt11(デントコーン)、日米両国政府いずれによる安全性審査で問題がないとされています。

②コーンスターチの劣化を抑える無水亜硫酸

コーンスターチには保存料として無水亜硫酸が添加されています。無水亜硫酸とはガス性物質である二酸化硫黄を水に溶かしたものです。この亜硫酸はコーンスターチの劣化を抑えて長持ちするようになっていますが、大量に摂取をすると腹痛や嘔吐やアレルギー反応が出るなどの害があります。

③栽培に使用される除草剤に発がん性のリスクがある

コーンスターチの原料であるとうもろこしを栽培に使用される除草剤には、発がん性のリスクがあります。ですがコーンスターチ自体には発がん性は無いとされています。

④とうもろこしアレルギーの人が気づかずに摂取してしまう恐れ

危険性の一つとして、とうもろこしのアレルギーを持った人が気づかずに、とうもろこしのデンプンを原料としたコーンスターチを摂取してしまう恐れがあります。ビールや発泡酒の副原料としてはやや知られていますが、最近では焼酎などのお酒にも添加されていることがあります。原材料表記にデンプン、スターチと書いてある場合は注意が必要です。(※2)

⑤肌に悪い場合もある

肌に塗るファンデーションやベビーパウダーにも使用されているコーンスターチですが、肌に悪い場合もあります。コーンスターチを原料としたベビーパウダーを赤ちゃんの肌に塗ると毛穴が詰まるとも言われているからです。しかし各メーカーからは、よほどベビーパウダーを肌に刷り込まない限り詰まることはないと発表されています。

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