カステラのカロリー・糖質は高い?太る?ダイエット中の食べ方なども紹介!
【管理栄養士監修】カステラのカロリー・糖質量を知っていますか?今回はカステラ(1切れ)のカロリー・糖質量をドーナツなどのスイーツ類と比較しながら紹介します。カステラのカロリー消費に必要な運動量やダイエット中のカステラの選び方、太りにくい食べ方も紹介するので参考にしてくださいね。
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- カステラのカロリー・糖質量は?
- カステラ(100g・1切れ)のカロリー・糖質量
- カステラ(100g)のカロリー・糖質量を他のスイーツ類と比較
- カステラ(100g)のカロリー消費に必要な運動量
- カステラはスイーツの中でダイエット向き?不向き?
- スイーツの中ではGI値は低め
- 脂質が少なく栄養価は高い
- カステラをダイエット中に買う際の選び方
- ①底の焼き目にザラメがあるカステラを避ける
- ②昔ながらのカステラを選ぶ
- カステラの太りにくいヘルシーな食べ方は?
- ①夜に食べない
- ②食事として置き換えない
- カステラのカロリー低い商品のおすすめ
- ①文明堂総本店カステラ(297kcal )
- ②福砂屋カステラ(311kcal )
- カステラのカロリーに注意して食べよう
カステラのカロリー・糖質量は?
ダイエットに良いと聞くカステラですが、具体的にカロリーや糖質が気になるところです。実際の数値を紹介します。
カステラ(100g・1切れ)のカロリー・糖質量
カロリー | 糖質 | 1日のカロリー摂取量に占める割合 | |
カステラ(100g) | 319kcal | 62.6g | 15% |
カステラ(1切れ:50g) | 160kcal | 31.3g | 7% |
ベビーカステラ(1個) | 25kcal | 3.7g | 1% |
※1日の摂取量は成人男性の目安です
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています(※1)
一見、カステラ100gだとカロリー・糖質は高いと感じますが、1切れは50gなので半分になり、一日の摂取量に占めるカロリーの割合は一桁台となります。1切れであれば200kcal以下なので、間食としても適切でしょう。小さなベビーカステラは、約6個分のカロリーがカステラ1切れに相当しますが、普通のカステラと比べて糖質は低くなっています。
カステラ(100g)のカロリー・糖質量を他のスイーツ類と比較
カロリー | 糖質 | 脂質 | |
ドーナツ | 375kcal | 52.4g | 14.9g |
チョコレートケーキ | 369kcal | 29g | 25.3g |
チーズケーキ | 358kcal | 19.1g | 27.7g |
カステラ | 319kcal | 62.6g | 4.6g |
ショートケーキ | 308kcal | 24.1g | 21.3g |
シュークリーム | 197kcal | 23.2g | 8.9g |
カステラのカロリー・糖質をドーナツやケーキ類などと比較すると、カステラは糖質が高く、脂質との差が極端です。ドーナツも糖質は高いですが、脂質もそれなりにあり、ケーキ類はドーナツより脂質があり、糖質はカステラの半分以下になります。
住吉彩
管理栄養士
カステラはケーキやシュークリームに比べて、バターや油、乳製品を使っていないので脂質が抑えられています。そのためダイエット中にどうしても甘いものが食べたくなったときの間食にオススメです。
カステラ(100g)のカロリー消費に必要な運動量
運動方法 | 時間 |
ウォーキング | 120分 |
ジョギング | 72分 |
自転車 | 46分 |
ストレッチ | 144分 |
階段登り | 40分 |
掃除機かけ | 104分 |
カステラ(100g)319kcalに対する運動量の一覧です。カステラのカロリーは日常生活で消費しづらく、また運動で消費するにも時間がかかります。運動でカロリー消費をすることより、カロリーオフを意識したカステラの食べ方を工夫しましょう。
カステラはスイーツの中でダイエット向き?不向き?
脂質は低いですが糖質は高いカステラが、本当にダイエットに向いているのでしょうか?ダイエットに使える理由をお伝えします。
スイーツの中ではGI値は低め
カステラはドーナツなど他のスイーツよりもGI値が低いスイーツです。GI値とは食後に血糖値が上がるまでの時間を数値化したもので、この値が高いと、結果的に糖質が脂肪へと吸収されやすくなり太ることに繋がります。
カステラ:69
ドーナツ:86
ショートケーキ:82
上記のGI値から分かるように、カロリー・糖質に比例しているわけではありません。カステラは、スイーツの中ではGI値が低いとは言え、GI値60以上は高GI値食品に分類されており、カステラもそこに含まれるので、食べ過ぎには注意が必要です。
脂質が少なく栄養価は高い
カステラの原料は卵・小麦粉・砂糖・水あめなどで、これらの原料は栄養価が高く、脂質を多く含んでいません。卵はたんぱく質・脂質・ビタミンが豊富で、卵のたんぱく質は必須アミノ酸のスコアが非常に高く、良質なたんぱく質と言われています。また脂質は、必須脂肪酸のリノール酸を多く含んでおり、コレステロールを下げる効果があります。
小麦粉も炭水化物やたんぱく質が豊富に含まれますが、卵と組み合わされたことで、カステラはバランスの取れた栄養食品になります。小麦粉の炭水化物は体のエネルギーだけでなく、脳のエネルギーともなり、たんぱく質は筋肉の構成に重要な役割を果たしています。