ジンジャーエールは体に悪い?健康に良い?成分や効果・効能など紹介!
ジンジャーエールは体に悪い・健康に良いどっちなのでしょうか?今回は、ジンジャーエールが体に悪いと言われている理由や飲み過ぎない場合に期待できる健康効果を紹介します。自家製ジンジャーエールのレシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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ジンジャーエールは体に悪い?健康に良い?どっち?
ジンジャーエールはその名の通り生姜のエキスが含まれているので、他の清涼飲料水より健康に良いイメージを持つ人も多いでしょう。しかし市販されているジンジャーエールは、清涼飲料水に分類されます。ここでは、ジンジャーエールは体に悪いのかについて説明します。
そもそもジンジャーエールとは?市販品にはどんな成分が含まれる?
市販されているジンジャーエールの主な成分は以下の通りです。
・加糖ブドウ糖液糖
・炭酸
・香料
・酸味料
・カラメル色素
つまり市販のジンジャーエールには生姜が入ってないものが大半で、香料で生姜の風味をつけているだけのようです。実際に生姜が入ってるわけではなく、生姜の果実から搾汁したエキスが入っているだけで、シロップを炭酸水で割って作っているのと変わらない飲み物となっています。
ジンジャーエールが体に悪いと言われている理由は?
市販されているジンジャーエールは、他の清涼飲料水同様に作られています。そしてジンジャーエールに限らず糖分が含まれた炭酸飲料は太る原因にもなり、体に悪いといわれているのです。ここでは、ジンジャーエールが体に悪いとされる理由を説明します。
①炭酸が歯を溶かす・虫歯のリスク
ジンジャーエールの成分である炭酸が歯を溶かす、あるいは虫歯の原因となるリスクが高いのは事実です。ジンジャーエールの成分である炭酸は弱酸性なうえ、市販品には糖分も含まれています。そのためジンジャーエールを大量に飲み続けると歯のエナメル質を侵食され、それを中和する唾液の分泌を妨げるので虫歯のリスクが高まってしまいます。(※1)
(*炭酸水の虫歯のリスクについて詳しく知りたい方は、こちらの記事を読んでみてください。)
②飲み過ぎにより糖分を摂り過ぎてしまう
100mlあたり | カロリー | 糖質 |
カナダドライ | 36kcal | 9g |
ウィルキンソン | 37kcal | 9.3g |
コーラ | 46kcal | 11.4g |
サイダー | 42kcal | 11g |
カルピル | 92kcal | 11g |
上記はコカ・コーラと三ツ矢サイダー、5倍に希釈したカルピスのカロリーと糖質を、ジンジャーエールを比較しています。ジンジャーエールは他の炭酸飲料と比較するとカロリーも糖質も低めとではあるものの、成分は他の清涼飲料水とほとんど変わりません。
またジンジャーエールをはじめとする炭酸飲料を飲み過ぎると糖分を摂り過ぎてしまい、血糖値が急上昇します。血糖値が上がるとインスリンを分泌してそれを下げようとしますが、脂肪をため込む性質を持っているため、太る原因となります。
さらに血糖値が上がると喉の渇きが増すので、それを解消するために炭酸飲料を飲み、もっと血糖値が上がる悪循環に陥る人も珍しくありません。その結果としてインスリンが不足すると、糖のコントロールができずに体調を崩す原因になるので注意が必要です。ジンジャーエールを飲むなら市販品ではなく、手作りのものにすることをおすすめします。(※2、3、4、5、6、7、8、9)
ジンジャーエールを飲み過ぎない場合に期待できる効果は?
手作りのジンジャーエールを適量を守って飲む場合は、余分な糖分や香料を使うこともないので太る原因にもなりません。また生姜を使うことで、その栄養成分による健康効果も期待できます。
生姜の成分「ショウガオール」に期待できる効果・効能
生姜に含まれているショウガオールには、以下のような効果があるとされています。
・代謝の促進
・冷え性の改善
・むくみの解消と予防
・免疫力の向上
市販されているジンジャーエールの中には生姜入りのものもありますが、健康効果を得たいなら生姜のしぼり汁を加えることをおすすめします。また自宅でジンジャーシロップを作っておけば、炭酸水で割るだけで簡単にジンジャーエールが作れるのでおすすめです。
(*生姜の効果・効能について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)